さいーだ

いろんな医療施設で看護師として働いてきたアラフォー女子。少し前までフリー、今は心療内科…

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いろんな医療施設で看護師として働いてきたアラフォー女子。少し前までフリー、今は心療内科の看護師として新しいスタートをきりました。日々の経験や学び、思いを発信していきます😊   Twitter:https://twitter.com/Saeeda_Ns

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    上司、先輩後輩、コメディカルと、良好な関係を築いて、あなたの居心地の良い職場を作りましょう😉

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何をやっても空回りしてしまうことがあります。疲れてるのか、集中力がないのか、たまたまなのか。自分だけで終結するならいいですが、周りを巻き込んだ時は、後始末に頭を抱えてしまいます。自分が悪ければ、事情を説明して、謝罪するしかありません。ただ、それを受け入れてくれるかは相手次第…。

    • #64 他人にはあなたの居場所はつくれない

       ときどき「自分の居場所がなくて辛い」という方がいます。  居場所や、職場での居場所のつくり方について、まとめてみました。 ”居場所”とは ”居場所”には、2種類あります。 「あなたがあなたらしく居られる、心が安らぐ場所」と「自分が必要とされていると感じられたり、人から期待され、その期待に応えられる場所」です。 どちらも共通して言えるのは、”居場所”はあなたにとって居心地の良い場所でなければ、”居場所”にはならないということです。  この2種類が、ひとつに纏まっている

      • #63 雑談のちから

         たとえ仕事だけの関係性だとしても、業務以外のことを話さないのは、堅苦しい感じがありますし、チームワークがとりにくい状況になりがちです。そんなとき、雑談は潤滑油となって関係をスムーズにしてくれます。  私の体験をもとに雑談について、まとめました。 私の人間関係のクセ 私は、研修など、そのときだけの関わりの場合はそうでもありませんが、学生ならクラスメイト、職場なら同僚といった、長期間関わっていく関係性のとき、馴染むのに時間がかかります。  特に同僚に関しては、経験を積んで

        • #62 病院で働いていると必ず聞かれる話

           病院で働いているというと、「幽霊っているの?」とかなりの高確率で聞かれます。私はいわゆる霊感をがありませんのでよくわかりませんが、幽霊がいたり、魂が彷徨っていたりしてもおかしくはないと思っています。  私自身、実体験はほとんどありませんが、霊感があるという同僚や患者さんから聞いたエピソードを、3つ紹介します。 真夜中のナースコール これは、私の若い頃の実体験です。消灯後のバタバタが落ち着き、準夜帯から深夜帯への夜中の引き継ぎまであともう少し。今日は落ち着いてるから定時で

        何をやっても空回りしてしまうことがあります。疲れてるのか、集中力がないのか、たまたまなのか。自分だけで終結するならいいですが、周りを巻き込んだ時は、後始末に頭を抱えてしまいます。自分が悪ければ、事情を説明して、謝罪するしかありません。ただ、それを受け入れてくれるかは相手次第…。

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          #61 現職者を労わなければ辞める。辞めていくスタッフへ誠意がなければ、新しい人はこない

           施設規模が大きかったり、人気のある職場なら問題ありませんが、小規模な民間病院の場合、現職者はもちろん、辞めるスタッフに対して、ある程度の誠意を見せないと、スタッフの維持が難しく、新しい募集の妨げになってしまいます。 私の知っている現状 以前私が勤めていた病院の看護師は、約2年周期でどっと人が入れ替わっていました。理由はいろいろありますが、その主要な原因は、方針に対してやっていけないとか、医師とのやりとりに嫌気がさしたり、業務の煩雑さ、看護師間の人間関係が問題です。  看護

          #61 現職者を労わなければ辞める。辞めていくスタッフへ誠意がなければ、新しい人はこない

          #60 「無敵」と思いがちな卒後3〜5年目はお局の予備軍である

           年長者で自己主張が強かったり、年少者に辛くあたったり、仕事をしなかったりする人をお局といいます。  1、2年目のころは、厄介なお局をみて「自分は絶対あんな先輩にならない」と心に誓う方は少なくありません。  それなのに、いつの間にか周りからやりにくい人、怖い人になっていて、年齢自体は若いのに、言動はお局のそれと同じだったりします。  特に、その兆候が現れやすい、卒後3〜5年目のスタッフについて、まとめてみました。  *ここでいう、卒後3〜5年目のスタッフとは、複数の部署

          #60 「無敵」と思いがちな卒後3〜5年目はお局の予備軍である

          #59 新しい挑戦と断捨離で気づいたこと

           私は、7年間同じ職場で働いていました。職場の近くに住んでいたため、その部屋7年+αで住んでいます。  この度、いろいろな想いの詰まったこの土地を離れることになり、と言っても電車で1時間くらいのところなのですが、いろいろ考えたり、断捨離する機会になりました。  その過程で気づいたこと考えたことを、まとめました。 久しぶりの動きでちょっと不安 私は、それまで賃貸の更新をしたことがなく、1〜3年ごとに引っ越しをしていました。今のこの場所は、立地も、部屋の間取りもとても気に入

          #59 新しい挑戦と断捨離で気づいたこと

          #58 見切りをつけるなら辞める、留まるなら覚悟を決める

          「やっていられない、辞めたい」「こんな職場クソだ」と言いながら、なんだかんだ続けているあなた。今すぐその考えを捨てましょう!  日々、忙しい業務に追われ、厄介な患者さんの相手をし、感情的になりやすい同僚たちに囲まれ、愚痴を言いたい気持ちはものすごく理解できますし、愚痴を言うことで多少気持ちが晴れることも、経験的に知っています。  でも、愚痴を言って気が晴れても、所詮は一時的なもの。なんら根本解決には至っていません。  愚痴を言うだけではなく、その先に進む方法を、まとめてみ

          #58 見切りをつけるなら辞める、留まるなら覚悟を決める

          #57 「どうありたいか」問いかけ行動する

           あなたは職場で、どんな人、どんな看護師でありたいと思って働いていますか。  私は、「一緒に働いて負担にならない人」「また一緒に働きたいと思われる人」でありたいと思っています。  あっさりしていますが、この中には色々な要素が含まれています。  まず、「一緒に働いて負担にならない」ということは、信頼して仕事を任せられるということです。自身で判断ができ、ひと通りの仕事を行うためには、それなりの知識や経験が必要になります。  患者さんからの信頼も、仕事ができてこそ得られるもので

          #57 「どうありたいか」問いかけ行動する

          #56 新入職者を受けいれる側の心の変化

            揉めたり、意地悪をされなくても、メンバーの一員として認められたと感じのは、やはりある程度の期間は必要ですし、個々の新しい人間関係に飛び込む経験値やコミュニケーション能力なども大きく作用します。   新入職者がきたとき、既存のスタッフたちはどんな気持ちで迎え受け入れていくのかを、まとめてみました。 前情報で勝手にイメージ 履歴書や面接をした上司などから得た情報から、どんな人かイメージします。どんな施設のどんな部署にいたかだけでなく、面接のときの上司が受けた印象などです。

          #56 新入職者を受けいれる側の心の変化

          #55 憂鬱を乗り越えて報告をしよう

           インシデントやトラブルが起きたとき、報告ちゃんとしていますか?  自分が当事者の場合よりも、発見者の場合の方が報告しにくいですよね。特に当事者が先輩だったりすると尚更です。  こういう出来事があったという報告をしたつもりが、当事者からチクった(告げ口した)と言われてしまうことも珍しくはありません。  何かが起こったとき、怒られないようにとか、めんどくさいことになりたくないからとか、レポートを書きたくないからなど、いろいろな理由で隠そうとすることがあります。  正直、全て

          #55 憂鬱を乗り越えて報告をしよう

          #54 嫌味を言われる!どうしたらいい?

           同僚とのやりとりで、嫌味を言われることってよくありますよね。特に先輩からだと、傷付いたり、自信喪失することもありますよね。  嫌味を言う人への対策について、まとめてみました。  *今回お伝えする「嫌味」とは、理不尽だったり、あえて意地悪で発言される言葉という意味で使用しています。  明らかに問題となる原因が自身にあったとき、注意や指導に付随するある程度の嫌味は、自身の改善すべきこと、嫌味を言わせるほどのことをしてしまったことと受け止め、成長につなげてください。 嫌味を

          #54 嫌味を言われる!どうしたらいい?

          #53 気をつけよう、看護師の内輪話

           仕事の愚痴や先輩の悪口だけではなく、職場であった面白おかしい話や、たまにいる愛すべきキャラクターである患者さんやスタッフの話など、世間話と同じように、所構わず話してはいませんか?  例え同じ職場でなくても、同業者や同じ医療福祉系の友人とは、現場でのそういったエピソードは共感できることが多いため、共通の話題として盛り上がりやすいですよね。  でもこれ、医療福祉系以外の人が聞いたら、引いてしまうような内容もかなり多いんです。  生死や老い、下ネタ(エッチなことではなくて、排

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          #52 あなたの苦手な業務は、得意な誰かがフォローしてくれている

           どの職業も同じだと思うのですが、看護師も、いろんな業務があります。医療行為、コミュニケーション、記録…。その中もいろいろ細分化されていますよね。どれも看護師として大切な仕事ですが、どうしても力の入れ具合に差が出てきます。  例えば、救命処置に関しては誰もが認める「出来たらかっこいいし、一目置かれる」華やかな(語弊はありますが)業務です。  患者さんの急変時、慣れていないと、するべきことがスコーンと抜けて、頭が真っ白になってしまい、焦ってしまいます。そんなとき、テキパキと対

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          #51 看護の職場に優劣をつけるのは無意味だと気づきましょう

           ときどき「病院で働いてるから、病院以外の看護師より上」と、お門違いのマウンティングをしている看護師がいます。  看護師の施設による優劣をつけることの無意味さについて、まとめてみました。 看護師の働く場所 看護師として働く職場はたくさんあります。例えば、現場で働くと言っても、病院・介護施設・クリニック、訪問など様々です。  救命や治療が優先されるのか、日々をどのように過ごしていくのか、最期をどう迎え見送るのか…など、求められることは異なります。  ですから、急性期病院で

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          #50 「がんばって」という言葉の使い難さ

           誰かを応援するときや励ますとき「がんばって」といってしまいがちです。『がんばって』という言葉を躊躇することが増えました。  がんばってという言葉について、考えをまとめました。  『がんばって』という言葉、以前はよく使っていました。でも、看護学生時代「『がんばって』という言葉が相手を追い詰めてしまうことがあるから慎重に使わないといけない」と教わりました。  既にがんばっている相手に対して『がんばって』と言ってしまったら、その人は「今も精一杯がんばってるけど、もっとがんばらな

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