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職場の人間関係

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上司、先輩後輩、コメディカルと、良好な関係を築いて、あなたの居心地の良い職場を作りましょう😉
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記事一覧

#56 新入職者を受けいれる側の心の変化

  揉めたり、意地悪をされなくても、メンバーの一員として認められたと感じのは、やはりある程度の期間は必要ですし、個々の新しい人間関係に飛び込む経験値やコミュニケーション能力なども大きく作用します。   新入職者がきたとき、既存のスタッフたちはどんな気持ちで迎え受け入れていくのかを、まとめてみました。 前情報で勝手にイメージ 履歴書や面接をした上司などから得た情報から、どんな人かイメージします。どんな施設のどんな部署にいたかだけでなく、面接のときの上司が受けた印象などです。

#54 嫌味を言われる!どうしたらいい?

 同僚とのやりとりで、嫌味を言われることってよくありますよね。特に先輩からだと、傷付いたり、自信喪失することもありますよね。  嫌味を言う人への対策について、まとめてみました。  *今回お伝えする「嫌味」とは、理不尽だったり、あえて意地悪で発言される言葉という意味で使用しています。  明らかに問題となる原因が自身にあったとき、注意や指導に付随するある程度の嫌味は、自身の改善すべきこと、嫌味を言わせるほどのことをしてしまったことと受け止め、成長につなげてください。 嫌味を

#51 看護の職場に優劣をつけるのは無意味だと気づきましょう

 ときどき「病院で働いてるから、病院以外の看護師より上」と、お門違いのマウンティングをしている看護師がいます。  看護師の施設による優劣をつけることの無意味さについて、まとめてみました。 看護師の働く場所 看護師として働く職場はたくさんあります。例えば、現場で働くと言っても、病院・介護施設・クリニック、訪問など様々です。  救命や治療が優先されるのか、日々をどのように過ごしていくのか、最期をどう迎え見送るのか…など、求められることは異なります。  ですから、急性期病院で

#46 馬鹿にしあわないで話し合いを

 時々、あからさまに相手を馬鹿にした言動をとる人がいますよね。  今回は、異職種、特に看護師・看護助手・介護士の関係性でよく起こる馬鹿にする、見下すということについて、まとめました。 1.人を馬鹿にするということ 馬鹿にする人、される人、客観的に見たら大して変わらないというか、それぞれ、いいところも悪いところもあるというだけのように見えます。その人は、人を落として自分をあげたくてしているようです。でも、側から見ていると、その行為自体がその人自身を下げてしまっていますよね。

#44 共有できる価値観をもとう

 自分の価値観が譲れなくて、いつの間にか相手にそれを強要してしまったり、強要されて辛い思いをしたり…。そんな経験ひとつやふたつはあるのではないでしょうか。  価値観について、まとめてみました。 逃れられない価値観のズレ プライベートの人間関係は自分と価値観がある人もしくは、目指す価値観の人を選んで、交流することができます。  たとえ、友人に価値観を押し付けられても、無条件に聞き入れる必要はなく、言い返したり、距離を置くなど、あなた自身で選んで対応することができます。  

#38 恩を返す相手は、必ずしもその人とは限らない

 その方のおかげで、今のあなたがあると感じられるような、感謝している方いますか?  辛いときに声をかけてくれた先輩、いつも励まし合った同期、家族や恋人などが思い浮かんだかも知れませんね。  私の考える感謝のしかたについて、まとめてみました。 1.あなたを支えた人 辛かったときあなたを支えてくれたのは誰ですか。辛いときに声をかけてくれた先輩、いつも励まし合った同期、家族や恋人などが思い浮かんだかも知れません。  辛い時は、自己嫌悪に陥りやすいですし、周囲みんなが敵のように

#37 仕返しをする相手を間違えないで

 「倍返し」のブームに乗るわけではないですが、あなたには、やり返したい相手がいますか?   新人時代の怖い先輩、理不尽な上司…。頭に誰かを思い浮かべた方も少なくないでしょう。 1.現場で起こっている悲惨な現象 当時は、辛くて悔しくて、「あんな人に絶対なるまい!!!」と毎日誓っていたはずなのに、気づいたら後輩たちから、同じように思われていた…ということありませんか。あなたがそうでなくても、周囲にひとりはいるのではないでしょうか。  新人時代に受けた教育や指導が、あなたの後輩

#35 「本当は私、怖いから」って後輩に言ってなんの意味があるの?

 ときどき、ずいぶん歳の離れた後輩や同期に「私、怒るとこんなもんじゃないからね。本当は怖いんだよ」と話してる経験者がいます。  私は、この行為をする人の目的がよくわからないんです。  ですから、その発言や、私の感じる違和感などについて考えてみました。 1.恐怖による制圧が目的なのか 私の心が歪んでるのかもしれませんが、この「宣言」の目的を考えたとき、この理由一択しか浮かびませんでした。  ⅰ.宣言する人の特徴 まず、この宣言をする方は、確実に自分の仕事に自信を持ってい

#34 公私をしっかり線引きしよう

 働いていると、職場で職種問わず、友人、恋人、夫婦、ときには親子など、親しい人ができるでしょう。  どんな関係を築こうが、個々の自由です。でも、仕事にその関係を持ち込むことに、周囲はいい印象を持ちませんし、業務に支障をきたすことがあります。  職場での公私の線引きについて、まとめてみました。 1.なぜ線引きが必要なのか 職場は、仕事をして報酬を得る場所なので、きちんと仕事をすることで信頼され、評価されます。  公私混同すると、仕事にも同僚との関係にも影響します。影響と

#33 部下の失望を軽くする方法

 #32 で相手に期待すると、失望に変わってしまうからよくない、ということをお伝えしました。  今回は、部下の期待に沿えないとき、失望から発生する不満をできるだけ小さくし、トラブルを防ぐ方法についてまとめてみました。  *上司と表現していますが、役職者だけではなく、リーダーの意も含めて読んでください。 1.可能な範囲で説明をする 失望を軽くする方法はただひとつ、説明をするということです。  ⅰ.なぜ説明が必要なのか「要望は聞きましたが、希望に添えません。今後はこうして

#32 期待しすぎに要注意

 「なんで〇〇してくれないの?」「△△してくれると思ったのに…」と相手に期待して、裏切られた感じがしたことってありますよね。  このことが、職場の状況によってはパワハラ・モラハラの原因になってしまう可能性もあります。  職場で繰り広げられる期待と失望について、まとめてみました。 1.期待は甘え 「期待」は相手を信頼している証といった、ポジティブな印象を持つ言葉でもありますが、実は「自分の望むように相手が動いてくれるはず」という甘えを含んでいます。  こうしてくれるだろう

#31 「早く辞めればいいのに」と口にしたときの弊害と、言わないための対策と考え方

 よく「早く辞めればいいのに…」という言葉を耳にします。正直私も、何度も思いましたし、口にしてしまったこともあります。  結構気軽に発してしまう言葉ですが、人が辞めるということを考えると、傷つける言葉を軽々しく口にするすべきではないと改めて思います。  言うべきではない理由と、言わないための対策や考え方を、まとめてみました。 1.言われた当人の気持ち 同僚に、「辞めたらいいのに」と言われたら、私は結構ショックです。自分の仕事に自信を持っていても、その自信が音を立てて崩れ

#30 指導されたときに必要以上に落ち込まないための方法

  職場では、いろんな人がいます。嫌味っぽい人、意地悪な人、口調がきつい人…。心ない言葉を浴びるのは辛いことですが、日常茶飯事な職場もあると思います。  私もいろいろ言われたことがありますが、私なりの対処方法を駆使して、そこまで打撃を受けずに過ごしてきました。  参考になるかもしれないと思い、私の対処方法をまとめました。 1.現状 業務上できていないことを指摘されたり、指導されるのは当たり前のことです。不十分なことは反省し、自分で改善策を考え実行していくことは、一社会人と

#28 医師と上手く働くための話のしかた

 看護師が、医師に意見を言うとき、相手によってアプローチ方法を変える必要があります。  なかなか耳を貸さない医師に意見を伝えるときは、特に注意が必要です。  医師とのやりとりについて、まとめました。 1.なぜ耳を傾けないのかを考える 医師が看護師側の話を聞いてくれないとき、なぜかを考えたことはありますか?  理由は、看護師たちが、信用できないから聞かないとか、自分の考えや知識を強く信じるあまり、他を受け付けないこともあるでしょう。また、看護師の言い方が気に入らないくて耳を