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看護師転職

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さいーだの経験をもとに記載した記事をまとめました。
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記事一覧

#56 新入職者を受けいれる側の心の変化

  揉めたり、意地悪をされなくても、メンバーの一員として認められたと感じのは、やはりある程度の期間は必要ですし、個々の新しい人間関係に飛び込む経験値やコミュニケーション能力なども大きく作用します。   新入職者がきたとき、既存のスタッフたちはどんな気持ちで迎え受け入れていくのかを、まとめてみました。 前情報で勝手にイメージ 履歴書や面接をした上司などから得た情報から、どんな人かイメージします。どんな施設のどんな部署にいたかだけでなく、面接のときの上司が受けた印象などです。

#48 非常勤で働くということ

1.メリット ⅰ.選べる働き方 フリーの看護師というとあまり馴染みがないかも知れませんが、直接施設などに属さず、非常勤として働いているという感じです。  働き方は自由です。日勤のみ、夜勤のみなどの勤務形態を選んだり、自分の興味のある分野や病院を偵察がてら働いてみて、よければ就職したり…。1カ所だけではなく、いくつも掛け持ちができます。例えば、訪問看護に興味もあるし、急性期病院にも興味があるという場合、週3〜4日訪問看護をし、週1回夜勤をするとか、数施設の夜勤をして、ひたすらお

#47 社会人経験後、看護師になった方の心構え

 最近は、社会人を経験後、看護師になる方も増えています。看護業界は独特なので、前職と比べ戸惑うことが多いと思います。 社会人経験を持つ方が看護師になったときの心構えなどを、まとめたした。 看護界は特殊な世界 私も含め、他の業界を知らず看護師になると、初めからそれが当たり前のようになっているので、そういうものだと認識するようになります。  しかし、他の業界を経験するとその独特さについていけないと感じる方も多いと思います。  もちろん、職場の風土にもよりますが、看護界は体質

#23 応援ナースのメリット・デメリット

 応援ナースで働いた経験をもとに、私の考えるメリット・デメリットをまとめてみました。  *呼び方はいろいろありますが、わかりやすいように「応援ナース」と表現しています。 1.応援ナースとは 即戦力になる看護師が欲しい施設に、期間限定(3〜6ヶ月程度)で、派遣として就職(応援)する看護師のことです。  全国各地で募集があり、配属先もいろいろ選択肢があります。  即戦力が求められる 応援ナースは看護師として自立しているのが前提です。  基本的に応援ナースを受け入れている施

#22 再就職に関するマイルール

 私は、基本的に病棟で働くのが好きでしたので、病棟看護師としての転職を繰り返してきました。  その中で各雇用について、メリット・デメリットを把握し、働き方を選んできました。  私の転職する際の決めごとですが、転職をする方の参考になるかもしれないと思い、まとめてみました。 1.常勤を選ぶとき 私が常勤を選ぶのは、腰を据えて働こうとするタイミングです。 私の基準  ・そこで何かを学ぼうと決めている  ・そこでひと通りのことができるようになるまでは続ける  ・施設の近くに

#8 看護師の転職:新職場でのNG行為

 前回(#7)で転職して信頼関係を築くためのヒントをお伝えしました。  今回は、もう少し深掘りし、新しい職場で余計な衝突をしないためにも、避けた方がいい行為についてをお伝えします。  *#7を違う視点から掘り下げているので、内容が被ります。   ご了承ください。  1.避けるべき行為 転職後、人間関係がスムーズに構築できないのは以下のような人たちです。  ・なんでも前職場と比べて文句を言う、馬鹿にする  ・口の割に業務が伴っていない  これをする人が、どんな人で、な

#7 看護師の転職:新しい職場では、信頼されることから始めよう

 新しい職場で充実した日々を送るために、一番初めにすることは、あなたの実力を見せつけることでも、業務改善をすることでもなく、同僚看護師やその他のスタッフから信頼を得ることです。  今回は、信頼される必要性と、どうしたら信頼されるかについてお伝えします。 1.信頼関係の必要性 「信頼関係が大事なんて、そんなの当たり前でしょ」と思われるかもしれません。しかし、転職後、信頼関係を築くことができず、去る方を何人も見てきました。そういう方々の経歴を見直すと、短い周期で転職を繰り返し

#6 看護師の転職:面接当日

 面接当日、着慣れないスーツに身を包み、緊張して面接会場へ向かうことでしょう。  今回は、面接当日に注意することをお伝えしていきます。   *質疑応答の具体的なQ&Aは含んでいません。  最近は感染予防のため、マスク装着が常識となってきています。それに伴い、面接でもマスクの扱い方が少しずつ変わってきていますので、それについても触れていきます。 *面接におけるマスク装着について 以前は、マスクをしていると失礼にあたり、必ず外していましたが、新型コロナウイルスの影響で、マス

#5 看護師の転職:面接の事前準備

 看護師の転職では、面接の印象は採用不採用の大きな決め手になります。 可能な限り良い印象を与え流ためには、ある程度、事前準備が必要です。  今回は、面接の前に行う準備についてお伝えします。 1.面接の目的 得意不得意があると思いますが、看護師の転職面接は、経験内容の確認、人柄把握、コミュニケーション能力です。  基本的にあなたの人生の経験を話せばよく、難しい質問をされるわけではありません。  あなた自身の魅力を洗面にアピールしつつ、なぜ働きたいかという思いを伝え、その職

#4 看護師の転職:履歴書と職務経歴書

 転職するために必要な書類は、履歴書、職務経歴書、看護師免許証となります。  記載内容によって先方に与える印象が変わります。やっつけ仕事ではなく、しっかり準備しましょう。 まず、忘れてはいけないことは、履歴書を提出した後に面接があるということです。  少し盛るくらいは構わないですが、面接で記載内容について触れられる前提で記載しましょう。記載内容と面接での発言に解離があると、嘘をついてると思われ、良い印象を持たれません。背伸びをしすぎて、理解してないことまで書かないように

#3 看護師の転職:転職先の情報収集

 看護師が看護師として他の施設(医療福祉系施設全般)への転職についてお伝えします。 1.希望条件の洗い出し  どんな方法で転職するにしても、事前にあなたの希望条件を明確にし、自分が働きたい職場がどんなところか把握しておきましょう。  理想を明確にすることで、転職後の「こんなはずではなかった…」を防ぐことができます。  以下の項目を参考に、あなたの働きたい職場がどんなところか整理してみましょう。  ・施設条件:立地・施設の種類や規模、地域特性・診療科・経営状態      

#2 退職するときの心の準備:勇気

退職には、強い意志と勇気が必要です。 前回は強い意志についてお伝えしたので、今回は勇気についてです。 *退職後明確な次の道があるのなら、すでに必要な意志と勇気は持っているはずなので、参考にする必要はないと思います。 なぜ勇気が必要なのか 人は、たとえ劣悪な環境であったとしても、慣れた環境を離れることに恐怖や苦痛を感じるからです。  主な障害として以下が挙げられます。  1.現状を離れることに対する後ろめたさ  2.上司や同僚     3.家族  4.新しい環境へのあらゆ

#1 退職するときの心の準備:強い決意を持つ

 看護師にとって退職や転職は珍しいことではありません。 退職理由は人それぞれですが、いざ退職を上司に告げようとする時にはとても緊張し、気持ちが揺らぎがちです。  そのため退職するには「絶対辞めるぞ」という強い意志と、新しい環境へ身を投じる勇気が必要になります。  今回は退職の際になぜ強い意志が必要になるのか、看護師の主な退職理由を踏まえ、お伝えします。 看護師の主な退職理由 退職する理由は主に以下の2つではないでしょうか。  ・キャリアアップやライフイベントによるもの