テルミン

ポンポンポンポンポーン💥💥💥💥💥〜💥 人生は魂の炸裂 「…

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ポンポンポンポンポーン💥💥💥💥💥〜💥 人生は魂の炸裂 「穏やかな海」と「狂気の海」を表現していきます。 🌟作詞 「今ここから」「ありがとうのブーケを」カラオケDAM配信中、 🌟詩 🌟小説 🌟エッセイ

記事一覧

兄の旅立ち

その時は、突然ではなかった。 周りはあまりに突然なことでと 言っているが、 おそらく私は予感していた。 予感? そこには期待も 含まれていたかもしれない 特別な…

テルミン
1か月前

飽きる

人が飽きる動物なのか、 自分が飽きやすい性格なのか ワクワクドキドキも 慣れてしまうと消えていく。 慣れたところからの構築が 大事なのかもしれない。 生きながら…

テルミン
1年前
1

信じるとか信じないとか

そんな言葉は要らない 何の意味もない 人は 自分自身すら信じられない 自分がやりたいかやりたくないか そいつと つきあうか付き合わないか それだけだと言うことを…

テルミン
2年前
1

それでも…

流れ行く時を うつろに眺める日々 あなたは何だったのか そんな問いかけそのモノが おのれの愚かさと 理解できる歳になってしまった すべては流れ、無に辿り着く わ…

テルミン
2年前

心が軽いの (詩)

よくわからないわ。 魔法がとけたのかしら。 心が軽いの。 気づいたのかもしれないわ。 心が軽いの。 自分からは手離せなかったけれど バッサリ なたが  振り下ろ…

テルミン
3年前
1

硝子細工

数多ある美術工芸品の中においても 嘘誤魔化しが許されない 硝子細工 すべてが見透される 壊れやすく脆い 故に美しい だから 手に入れたくなる 砕け散る瞬間が見た…

テルミン
3年前

空蝉

何故、今? 何日か前にセミのご遺体を ベランダの洗濯グッズボックスの中に発見した。 あまりに美しい姿のままであり あまりに季節はずれ。 3月に蝉って…… 当然自然…

テルミン
3年前

時間がないから

したいことをしてしまう。 会いたい人に会ってしまう。 食べたいものを食べてしまう。 終うことに向かっている。 だからあなたと逢って 美味しいものを食べて 寄り添…

テルミン
3年前

すべては過去に

今が 今でなくなりながら 今を生きて行く 己が命の時を 知る由もなく 寝ては覚め 食べては出して 汚れては 洗い 蓄えては 使う 陽が昇り 陽が沈む 過去になりし…

テルミン
3年前

あなたは胡麻が嫌い

食べるものに   とことんこだわったあなたは 食材そのものの味を 殺すものが嫌いだった 化学調味料はもちろん 特に 胡麻は嫌いだった 胡麻は味を誤魔化すと 言い…

テルミン
3年前
1

新年

年が新たまると言う事への認識が 年齢と共に薄れていって 今日が明日に 明日が明後日に 時が非情な速さで流れ行くだけ あの狂おしいまでのあなたとの出逢い 熱い言葉の…

テルミン
3年前
2

変わらぬ想い (詩)

華やかに ふわふわと 優雅に  また愉しく 時は過ぎて行くのに 胸に突き刺さった この楔は 何なのだ 割くのか  より強く締め付けるのか 楔は楔であって 蝶番に…

テルミン
3年前

あの時 (詩)

確かに その時は 在った 長い一生から観れば ほんの一瞬  microな時間 しかし  その時は  間違いなく在った それで 充分なのだ それ以上を希むことは 天に…

テルミン
3年前

希まれずとも (詩)

ナツナツと仲良しごっこも ブランド鎧のセレブごっこも 飽き飽きして くだらない たかり野郎に 唾を吐きかけた その唾が 己れにはね返り 心も身体も  この世の全…

テルミン
3年前

学ぶ (散文)

携帯電話を忘れても 気づかない ひたすら授業が楽しくて 新たな発見に心踊らせていた 求めて学ぶ楽しさは つまらぬウサを跳ね飛ばす そうか、そうなのか 心素直に受け入…

テルミン
3年前

後始末 (詩)

毎日、いのちを繋ぐために  何某かの飯をつくり まだ、その食べた後始末は出来ている 余分な水分といのちになり損ねた カスたちは体の外に逃げようと 雪隠に駆り立てる …

テルミン
3年前
兄の旅立ち

兄の旅立ち

その時は、突然ではなかった。

周りはあまりに突然なことでと

言っているが、

おそらく私は予感していた。

予感?

そこには期待も

含まれていたかもしれない

特別な世界の人だった

兄の存在は

周りにとって

生きていく規制線を

何本も張り巡らしたような

いや、だからこそ

私達は、それをバネにして

自身の力をフル回転させ

今があるのかもしれない。

何がどうあろうとも

自分

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飽きる

人が飽きる動物なのか、

自分が飽きやすい性格なのか

ワクワクドキドキも

慣れてしまうと消えていく。

慣れたところからの構築が
大事なのかもしれない。

生きながらえると

大体のことが詠めて
ほとんどが新鮮さを失ってしまう。

よって、

自然界のいとなみと

幼な子と

狂人に心惹かれていくらしい。

信じるとか信じないとか

信じるとか信じないとか

そんな言葉は要らない

何の意味もない

人は

自分自身すら信じられない

自分がやりたいかやりたくないか

そいつと

つきあうか付き合わないか

それだけだと言うことを

わかっていよう

共に有った時間は

流れ去るもの

刹那のひとときに

感謝をしよう

それでも…

それでも…

流れ行く時を うつろに眺める日々

あなたは何だったのか

そんな問いかけそのモノが

おのれの愚かさと

理解できる歳になってしまった

すべては流れ、無に辿り着く

わかってしまっても

なお

何かを

本当の何かを

探してしまう…

心が軽いの (詩)

心が軽いの (詩)

よくわからないわ。

魔法がとけたのかしら。

心が軽いの。

気づいたのかもしれないわ。

心が軽いの。

自分からは手離せなかったけれど

バッサリ なたが  振り下ろされ

初めて気づいたの。

生きるための 誰かへの依存

ちょっぴり淋しいのかもしれないけど

強がりではないの。

もう 何の拘束も受けない

自由の時間

本当にしたいことだけをしているわ。

何度も薔薇園に出かけ

一日

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硝子細工

数多ある美術工芸品の中においても

嘘誤魔化しが許されない

硝子細工

すべてが見透される

壊れやすく脆い

故に美しい

だから

手に入れたくなる

砕け散る瞬間が見たくなる

故に

無傷ではすまされない

覚悟を決めて

そいつの

側に居られるだろうか

空蝉

空蝉

何故、今?

何日か前にセミのご遺体を
ベランダの洗濯グッズボックスの中に発見した。

あまりに美しい姿のままであり

あまりに季節はずれ。

3月に蝉って……

当然自然の中にお返ししたのだが

ずっと気になっていて

ググってみた。

スピリチァルは好まないのだが

何やら、

新しいスタート、再生、努力が身を結ぶ

時間を大切にとの

お告げらしい。

信じ切る訳じゃないが、

コロナ禍の期

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時間がないから

時間がないから

したいことをしてしまう。

会いたい人に会ってしまう。

食べたいものを食べてしまう。

終うことに向かっている。

だからあなたと逢って

美味しいものを食べて

寄り添って眠りたい……

すべては過去に

すべては過去に

今が 今でなくなりながら
今を生きて行く

己が命の時を
知る由もなく

寝ては覚め

食べては出して

汚れては 洗い

蓄えては 使う

陽が昇り 陽が沈む

過去になりし 時の中に

過去になり行く 時の中に

消えることのない 永遠を求めて

今を生きて 彷徨うのみ……

あなたは胡麻が嫌い

あなたは胡麻が嫌い

食べるものに  

とことんこだわったあなたは

食材そのものの味を

殺すものが嫌いだった

化学調味料はもちろん

特に 胡麻は嫌いだった

胡麻は味を誤魔化すと

言い続けて

決して口に しなかった

それは あなたの 生き方そのものだった

不器用で

人への迎合は 一片たりとてなく

どんなに不利な状況が予想されても

自分をごまかすことは

しないというより

出来なかった

故に 

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新年

新年

年が新たまると言う事への認識が
年齢と共に薄れていって

今日が明日に 明日が明後日に
時が非情な速さで流れ行くだけ

あの狂おしいまでのあなたとの出逢い
熱い言葉の交信は何だったのだろう

それを追求するにも値しない
現実の真実に気づかず

コロナという悪魔の罠にかかってしまった

この罠から抜け出るために

またどれほどの時間が必要だろうか

このまま  悪魔に身を委ね

時の流れに身を任せる

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変わらぬ想い (詩)

変わらぬ想い (詩)

華やかに ふわふわと

優雅に  また愉しく

時は過ぎて行くのに

胸に突き刺さった この楔は

何なのだ

割くのか 

より強く締め付けるのか

楔は楔であって

蝶番には  ならない

二つを一つに  繋げない

いつまで この楔は

私の胸に  刺さって  いるのか

願わくば  木の楔でありますように

いつの日か

風雨と共に 崩れ去り

私を安らかな 眠りに つかせておくれ

あの時 (詩)

あの時 (詩)

確かに その時は 在った

長い一生から観れば

ほんの一瞬  microな時間

しかし  その時は  間違いなく在った

それで 充分なのだ

それ以上を希むことは

天に刃向うこと

会いたくて 会いたくて

気が狂ったとしても

決して それ以上は 希めない

あの わずかな 二人だけの時間は

誰に盗られることもない

あなたがくれた  永遠の調べ

あなたがくれた  私だけの笑顔

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希まれずとも (詩)

ナツナツと仲良しごっこも

ブランド鎧のセレブごっこも

飽き飽きして

くだらない

たかり野郎に 唾を吐きかけた

その唾が

己れにはね返り

心も身体も 

この世の全てを拒絶している

だけど

まだ 守らねばならない あなたがいる

そのことだけが

私を生かしているのかもしれない

どうか もういい加減

武装を解いて

残りわずかな時を 静かに過ごして欲しい

あなたをそこまでに 

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学ぶ (散文)

携帯電話を忘れても 気づかない
ひたすら授業が楽しくて
新たな発見に心踊らせていた
求めて学ぶ楽しさは
つまらぬウサを跳ね飛ばす

そうか、そうなのか
心素直に受け入れて
少しずつではあるけれど

確実な進化をしたい。

後始末 (詩)

後始末 (詩)

毎日、いのちを繋ぐために 
何某かの飯をつくり
まだ、その食べた後始末は出来ている

余分な水分といのちになり損ねた
カスたちは体の外に逃げようと
雪隠に駆り立てる
たまには
彼奴等に捕まって 
そそうとやらをすることも

しかしまだ
その後始末は出来ている

毎日 楽しいことより
鬱陶しいことがありすぎて
人とはなるべく 絡みたくない

時に
心が小躍りするほどの
喜びの後は
必ず 暗い闇が待っ

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