Capter[10]はじめに言葉ありき

私はクリスチャンではありませんが
新約聖書に"始めに言葉ありき"
と書かれているようです。
本来の意味は私には定かではありませんが、言葉はとても大切なものです。神さまもそう伝えたかったのではないでしょうか。
今から13年前、私が60歳の時、ちょうど株式会社マリンザボイスが30周年を迎えました。
そこで会社の30周年と私の還暦を祝って、京橋ベロニカさんで記念祝賀会を開いてくれることになりました。
この本の出版記念パーティーも
今年11月16日土曜日、ベロニカさんにて
やってくださるようです。

30周年の時に記念にと、
小冊子をつくりました。
その時のタイトルは "話術は魔術"

その冊子の初めにこんなことを書きました。

「言葉を大切に」

言葉を大切にする事は

 自分を大切に

人との絆を大切にすること。

目の前の人の

"心の声" を聞いて

誠実に受け入れたなら

愛と真実の海深く

"あなたの言葉"を

探しましょう

言葉の持つ力の大きさを、私たちはもっと真剣に捉えるべきではないでしょうか。

はじめにも書かせていただきましたが、言葉は"毒"にも"薬"にもなります。

扱い方を間違えると大変なことになります。

その扱い方とは、"話し方"とも言えます。

夢を語る人に、"お前には無理だ"と
までは言わずとも「それって厳しいんじゃない」とか、「もっと楽な道を選んだら」とか言いたがる人種には要注意です。そう言う人は
後ろしか見てないから。
いつも"かかっていかない"人です。

本当に自分がやりたいことを相談する時は、いつも前を向いてチャレンジを続けている人を選びましょう。

慣れてない人が人前で話す時や
プロとして、デビューする人に

私は「かかっていきなさい」と

よく言います。

はじめは誰でも不安、パニクったり、あたまが真っ白になったり、

だからこそ、意識は

"どうしよう"ではなく

「お前たちには負けないぞ。かかっていくぞ!」

くらいの精神バランスをとってください。

経験を重ねていくと

だんだんと余裕と自信が出て
自然とにこやかな笑顔と優しい話し方になります。

「人は限り無く変われる」のです。

そして普段から

自分を励ましてくれる言葉を

書いていつも見えるところに

貼っておきましょう。

書道家になった気分で

下手くそでも楽しみながら

書きましょう。

私の好きな言葉をご紹介します。

"自分自身を過小評価してはいけません。あなたの存在を充分認め、愛してあげましょう"


"思い込みが、人生の悩みを大きくするものです。相手との対話を十分に徹底的にすることです"


"あなたの感覚を尊重しましょう。常識や理屈の判断で自由と個性を殺してはいけません"

"人と比べて、自分の価値を判断してはいけません。あなたはあなたでいることが大切なのです。"

"今はいつも新しく、いつも確かな現実です。今を幸せにするのも不幸にするのもあなたの心1つです。"


"心の波長を整えましょう。不安には不安。安心には安心が引き寄せられてきますから。"

"元気な声、元気な言葉で話しましょう。元気は出るものではなく、
元気は出すものなのです"


あなたも、ご自分の好きな言葉を見つけたり、浮かんで来たら

紙に書いて見える化を図ってください。

スマホの中では、常に自分を励まし、奮い立たせることが出来ません。

私が結婚披露宴の司会を始めて
数年、27才くらいのころ

一人のご高齢な叔父様が

司会台に駆け寄って来ました。

何事かと思ったら

お食事の際の"箸袋"を私に持ってきて
何も言わずに立ち去られました。

その"箸袋"を見てみると

「今日の司会者は真に上手い。
彼女はどこに出しても立派である。
私は、貴女の技能に敬服します。
ありがとう。   74才」

と書かれてありました。

20代のまだまだ未熟で不安だらけの時です。

以来、その"箸袋"は私のお守りになっています。

みなさんも

安らぐ言葉

元気になる言葉

やる気になる言葉

いつも、目に飛び込んで来るように

しておくことを

オススメします。



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