記事一覧
7期生「ワーク・ライフ・バランス」等についてディスカッション(2024/7/10)
今週からは佐藤博樹、武石恵美子、矢島洋子『仕事と子育ての両立』(中央経済社)を取り扱います。今週は第1章「企業による社員の仕事と子育ての両立支援」についてA班、B班に分かれて報告・議論を行いました。
1 A班:ワーク・ライフ・コンフリクトおよびワーク・ライフ・エンリッチメントについて1-1 ワーク・ライフ・コンフリクトについて
〇ワーク・ライフ・コンフリクトとは
仕事上の役割と個人生活や家庭生
7期生「短時間正社員制度」についてディスカッション(2024/6/21)
高橋美恵子『ワーク・ファミリー・バランス』終章(p239~264)より、今回は「短時間正社員制度」について報告・議論を行いました。
※『ワーク・ファミリー・バランス』には5章もあるのですが、5章は同姓カップルについて取り扱ったものです。
各国の詳報を取り扱ってきたこれまでの章とはだいぶ毛色が違うため、スキップしました。
①短時間正社員とは?正規型のフルタイム正社員と比べ、その所定労働時間が短い
7期生「日本のテレワーク」についてディスカッション(2024/6/14)
高橋美恵子『ワーク・ライフ・バランス』第4章後半(p180~201)より
今回は「日本のテレワーク」について報告・議論を行いました。
①日本のテレワーク1-1日本のテレワークの実態
・コロナ禍におけるテレワーク テレワーク実施率の推移
2020年4~5月最初の緊急事態宣言の下、政府が事業者に対して「出勤者数の7割削減」を要請し、在宅勤務によるテレワークを推進することを求めた
・導入率
202
「三歳児神話」、「タンデム方式」についてディスカッション(2024/5/29)
高橋美恵子『ワーク・ライフ・バランス』p132~149より
今回は「三歳児神話」、「タンデム方式」について報告・議論を行いました。
①三歳児神話1-1三歳児神話について
三歳児神話は主に3つの内容により構成されている。
子どもの成長にとって、とくに3歳までの幼少期が重要である。
この大切な時期は生みの母親が養育に専念しなければならない。なぜならお腹を痛めたわが子に対する母の愛情は子供にとっ
7期ゼミ生「アクティビティ・ベースド・ワーキング」「公的保育」についてディスカッション(2024/05/22)
はじめに高橋美恵子『ワーク・ライフ・バランス』p55~101より
今回は「アクティビティ・ベースド・ワーキング」「公的保育」について報告・議論を行いました。
1.アクティビティ・ベースド・ワーキング1-1.定義と類義語・利点など
「アクティビティ・ベースド・ワーキング(ABW)」:従業員に固定席をなくし、個別にロッカーのみ提供し、働く時間と場所を自由に選べる。オランダ発祥のワークスタイル。欧
「福祉国家」、「連帯賃金政策」についてディスカッション(2024/5/15)
高橋美恵子『ワーク・ライフ・バランス』p55~101より
今回は「福祉国家」、「連帯賃金政策」について報告・議論を行いました。
1-1福祉国家統一された定義はない。
国が実施する社会保障政策(医療、所得、雇用etc.)を用いて、資本主義によって生み出された貧困などの社会的問題に対処し、人々の安定した生活を目指す国家。
また、国の支出に占める社会保障費の割合が高い国を指す。
北欧福祉国家(5カ国
7期生「セカンド・シフト」と「就労継続型」についてディスカッション(2024/05/08)
はじめに2024年5月8日、高橋美恵子『ワーク・ファミリー・バランス』の第一章、p23~54より、今回は「セカンド・シフト」「就労継続型」について、3年ゼミ生が議論を行いました。
セカンド・シフトとはセカンド・シフトとは・・・社会学者のアリー・ホックシールドらが1989年に出版した本のタイトルである。直訳すると「第2の仕事」→共働き世帯の女性にとって家事や育児などの家庭内労働
「ディーセントワーク」、「ケイパビリティ」についてディスカッション(2024/4/24)
高橋美恵子『ワーク・ファミリー・バランス』p1~21より
今回は「ディーセントワーク」、「ケイパビリティ」について報告、議論を行いました。
ディーセントワークまずは本文において用いられた際のディーセント・ワークの定義を振り返ってみよう。
ILOで述べられた際の定義としては、「全ての人の権利が保障され、十分な収入を生みだし、適切な社会的保護が与えられる生産的な仕事」。
いわば「働きがいのある人間ら
「日本の労働組合の取り組み・ストライキの原因、要求内容」についてディスカッション(2024/1/10)
濱口桂一郎『ジョブ型雇用社会とは何かー正社員体制の矛盾と転機』p.262〜292より
今回は、日本の労働組合の取り組み・ストライキの原因、要求内容について調べました。
Aさん:
日本のストライキ【大橋】
・日本の労働争議(ストライキ含む)の発生件数は年300件前後
・ストライキの参加人数は少ない
2021年:日本→1000人 アメリカ→8.1万人 カナダ→29万人 韓国→5.1万人
・日本の
「職場のメンタルヘルス・ケア」についてディスカッション(2023/12/20)
濱口桂一郎『ジョブ型雇用とは何かー正社員体制の矛盾と転機』p.230〜260より
今回は、職場のメンタルヘルス・ケアについて調べました。大企業や中小企業など、あらゆる現場におけるメンタルヘルス・ケアの難しさが見えてきました。
Aさん:
ストレスチェック制度
「労働安全衛生法」により、50人以上の労働者(非正規雇用労働者も含む)がいる事業所で年に一回実施することが義務化(50人以下は努力義務)
「女性総合職の働き方」についてディスカッション(2023/12/13)
濱口桂一郎『ジョブ型雇用とは何かー正社員体制の矛盾と転機』p.201ー227より
今回は、女性総合職の働き方について調べました。
男性とは違った、キャリア形成における難しさが見えてきました。
Aさん:
■女性総合職の離職率は高い
10年間で58.1%、20年間で85.5%が離職
一般職への転換:転換制度のある企業で過去3年に利用者あり約44%
■政策の矛盾
雇用の「量」→改善傾向:女性就業者数
「働き方改革後の過労問題」についてディスカッション(2023/12/6)
濱口桂一郎『ジョブ型雇用社会とは何かー正社員体制の矛盾と転機』p.169〜200より
今回は、働き方改革後の過労問題(働きすぎの問題)について調べました。
改革は進んでいる一方、そこには負の側面があることが見えてきました。
Aさん:
⚪︎年間総労働時間の推移 *10.11
男性:1669時間(2019) → 1633時間(2022)
女性:1542時間(2019) → 1512時間(2022)