見出し画像

東京2020大会から生まれた「食」を通した交流

皆さまは「ホストタウン」についてご存知ですか。

東京2020大会より、史上初の取り組みとして発足した「ホストタウン」。東京2020大会に参加する国や地域の皆様による、スポーツ・文化・経済などの多様な分野での交流を通じて、地域の活性化を目指し、大会後も国と地域が末永く続く交流を実現することを目的としています。

その中で八芳園は、一般社団法人ホストタウンアピール実行委員会の主幹企業として、ホストタウン活動の魅力を「食」を通して伝えるフードプロデュース、全国の自治体と相手国の様々な交流を国内外の方に体感いただくブース企画・施工を担当し、東京を訪れる国内外の方々にホストタウン活動を美味しく、そして愉しくお届けしてまいりました。

【1】2020 HOST TOWN HOUSE SHOWROOM

2019年8月27日には「2020 HOST TOWN HOUSE SHOWROOM」を八芳園にて開催。

「2020 HOST TOWN HOUSE SHOWROOM」

「2020 HOST TOWN HOUSE SHOWROOM」は、 東武トップツアーズ株式会社、 学校法人武蔵野大学、 株式会社パソナグループ、 株式会社八芳園の4社を主幹会員とした、 一般社団法人ホストタウンアピール実行委員会が主催となり、イベントプロデュースメニュー開発を八芳園が担当。
500名を超える多くの自治体・大使館・企業の皆さまにご参加いただきました。

自治体とホストタウン相手国のこれまでのホストタウン交流の様子や集大成がわかるモデルルームの展示、 ホストタウン活動を支援している企業が一同に集まる賛助会員企業ブース、 「ありがとう」を届ける「復興ありがとうホストタウン」など、 各団体のホストタウン活動の様子をご覧いただきました。

「2020 HOST TOWN HOUSE SHOWROOM」

【2】世界と日本を結ぶ"ホストタウン"を見て学び・食べて体感!

東京2020大会の開催に合わせた2021年7月23日(金)~9月5日(日)までの45日間、ポップアップ型ショールーム「MuSuBu」では、各地で行われたホストタウン交流の紹介を見て学び、交流の中で生まれた各自治体とホストタウン相手国のコラボメニューを味わい、体感するイベントを開催いたしました。

ホストタウン交流の"食"のレガシーとなる特別メニュー 各国のランチプレート

各自治体のホストタウン相手国ごとに「ヨーロッパ大陸」「アジア大陸」「アフリカ大陸」「アメリカ大陸」に分けて、それぞれの開催期間で開催いたしました。ヒト・コト・モノ、そして「食」を通じて自治体とホストタウン相手国の交流活動に触れて、日本と世界を旅した気分を味わう特別な45日間をお楽しみいただきました。

「世界のおもてなし料理レガシープロジェクト」料理
「世界のおもてなし料理レガシープロジェクト」

【3】東京2020大会を越えたホストタウン活動のつながり

八芳園は、東京2020大会のホストタウン活動のつながりから、数々の地方自治体と連携協定を結び、東京2020大会後も続く取り組みを行なっております。その一例として、栃木県那須塩原市との「パートナーシップ協定」についてご紹介いたします。

八芳園は、東京2020大会の縁をレガシーとして、栃木県那須塩原市と「パートナーシップ協定」を締結。2022年1月28日(金)、那須塩原市にて締結式を執り行いました。

2021年7月には、オーストリアとのホストタウン交流に積極的に取り組む、栃木県那須塩原市の那須拓陽高等学校の生徒の皆さんと八芳園シェフが協力し、オーストリア応援デザートを考案。トライアスロンのオーストリア代表選手団の皆様が市内にて事前合宿を行った際に、おもてなしメニューとして振舞われました。

那須塩原市のいちご「なつおとめ」のソースを使用
オーストリアの国旗の色をイメージした「オーストリア応援デザート」

さらに2021年10月6日(水)~11日(月)には、那須塩原市のポップアップショールーム『エールなすしおばら』を「MuSuBu」にて開催。6日間で約680人が来場し、オリジナルメニューの提供生産者さんとオンラインで繋がるマルシェの開催など、那須塩原市の魅力を"人"と"食"を通じてご体感いただきました。

「エールなすしおばら」イベントの様子

また、八芳園では東京2020大会ホストタウン事業をきっかけに生まれた繋がりから、地方自治体との連携食のサーキュラーエコノミーに取り組む商品開発も行っています。2020年8月にオープンした、日本と世界を、地域と都市を、人と人をむすぶポップアップ型ショールーム「MuSuBu」では、毎週各地方自治体とのイベントを開催しております。

次回のnoteでは、「MuSuBu」の取り組みについてご紹介いたします。



この記事が参加している募集

企業のnote

with note pro