見出し画像

H a p p a n o U p d a t e s - No.231

9月の葉っぱの坑夫の更新情報です。普段は葉っぱの坑夫(leaf-miner=葉っぱの中に住む幼虫)の描いた線(坑道)の写真を、タイトル画像に載せているのですが、前回は新連載の『小さなラヴェルの小さな物語』から、たにこのみさんの絵を使いました。今回も、、、それでいってみます! 上の絵

小さなラヴェルの小さな物語
作:コンガー・ビーズリー Jr.   絵:たにこのみ  訳:だいこくかずえ

もくじタイトル画像-08-14 11.09.22

第2回更新
いざ、スペインへ! 〜 いたちの襲撃 (第7話〜第12話)
ハトのアルトー ~ 歌うたいモーリス (第13話〜第17話)
身長30cmの小さなモーリス・ラヴェル。フランスの偉大な作曲家を題材にした、楽しくて心温まるコンガー・ビーズリー Jr.のファンタジー小説です。前回はアネットの唾でつくった泡に乗って、ふわりふわりとラヴェルが空の旅へ出たところまででした。いよいよスペインに向かうモーリスの運命は?
たにこのみさんの「すっ飛んだ愛嬌のある絵」でお楽しみください。

モーリス・ラヴェルの生涯
マデリーン・ゴス著 だいこくかずえ訳

モーリス・ラヴェルの生涯(5)

II. バスク海岸の子ども時代
誰もが知る「アマリリス」、この曲を作曲したアンリ・ギスは、ラヴェルが7歳のとき初めてついたピアノの先生でした。音楽好きの父親からクラシック音楽を、バスク地方出身の母親からローカルなフォークミュージックをと豊かな音楽因子を受け継いだラヴェル。後のこの作曲家の音楽性を予感させるような、子ども時代のエピソード満載です。(写真も!)
*この作品はラヴェルの死後まもなく書かれた、英語による初めてのラヴェル評伝です。当時著者はパリに滞在中で、ラヴェルの弟や友人たちから直接話を聞いてこれを書きました。(全20章ありますが、公開は順不同です)

わたしはラヴェル:手紙・文章・インタビュー
テキスト:モーリス・ラヴェル  訳:だいこくかずえ

わたしはラヴェル(2)

第2回更新
[インタビュー] 北欧音楽、シェーンベルク、『子供と魔法』 1926.2.9
[手紙] クーセヴィツキーへ :『展覧会の絵』1922.5.1
[手紙] ユダヤ人とされたことへの反論(ハンス・ブルックナーへ) 1937.5
アービー ・オレンシュタイン編 "A Ravel Reader: Correspondence, Articles, Interviews”より、友人や家族に宛てた手紙、自作や他の作曲家についてのコメント、レクチャーやインタビューなどを選び、日本語にして紹介します。

*上のタイトル画像をクリックすると、それぞれの目次ページに飛びます。

***

幻覚、それともリアル?!
メヒス・ヘインサー[エストニア] 短編小説集
メヒス・ヘインサー著 だいこくかずえ訳 
写真:Richard Walker他

メヒス・ヘインサー300X300

7. 蝶男 | The Butterfly Man
「、、、ああー、お願いですから、わたしの不具をからかわないでください、、、、もう充分、耐えてきたんですから、、、わたしが強い感情をもつと、この生きものが、、、、このせいで学校ではいじめられました」 両親からも奇人変人あつかいされる不遇のマジシャン、アンセルム。でもひとたび「奇妙で特異な芸術家集団」の中に招かれると。。。

□ 最近思ったこと、考えたこと(happano journal)
09.10/21 始まりは何だっけ? Project「モーリスとラヴェル」
09.24/21 全人類への教育者か、Google?
「教育」というのは誰もがある程度は人生のどこかの時点で経験すること、また受けた教育は属する社会の未来に直結するもの。「学校」という仕組にもし機能不全があるなら、そこに大きな歪みがあったなら、学校以外のところに教育を求めたほうがいいのかもしれない、という考察を書いてみました。

Web Press 葉っぱの坑夫/エディター大黒和恵/editor@happano.org

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?