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小さなラヴェルの小さな物語 MOKUJI

作:コンガー・ビーズリー Jr.   絵:たにこのみ  訳:だいこくかずえ

本作品は2021/22年・葉っぱの坑夫プロジェクト「モーリスとラヴェル」の中のコンテンツです。プロジェクトはファンタジー小説『小さなラヴェルの小さな物語』、評伝『モーリス・ラヴェルの生涯』(マデリーン・ゴス著)、『わたしはラヴェル:手紙、文章、インタビュー』で構成されています。

"A Little Story About Maurice Ravel" written by  Conger Beasley, Jr.  (2015, Journal of Experimental Fiction)

✔ 著者からひとこと
✔ ラスパイユ大通り 〜 紙人形  
✔ ひきこもりモーリス〜泡ふきアネット
✔ いざ、スペインへ! 〜 いたちの襲撃
✔ ハトのアルトー ~ 歌うたいモーリス   
✔ 誘拐事件 ~ ネズミとの決闘
✔ 海賊船~三毛猫ムース 
✔ ルフェーブル船長 ~ 逃走
✔ 亡き王女のためのパヴァーヌ 〜 救世主ヤンニ 
✔ 決死の川渡り~キャサリンとの出会い
✔ ヤンニの子供時代~恋と友情のはざまで 
✔ 別れ~定期船に乗って 
✔ 危機一髪~再会
✔ マエストロ歓迎 ~ 丘の上のホテル
✔ インタビュー 
旅は道連れ ~ 初飛行
長い昼寝 ~ 牛車に乗ってバスクの村へ 

コンガー・ビーズリー Jr. について
 アメリカの作家。1940〜2016年。ミズーリ州セントジョセフに生まれる。8歳のとき、地元の新聞に第二次大戦について書いた詩が掲載される。コロンビア大学、ニューヨーク大学で学位を取り、その後カンサス市に戻ってパーク大学でアメリカ文学を教える。1966年にベッツィー・マッコイと結婚し、すぐにイギリスへと旅立つ。そこで7ヶ月間滞在し、最初の小説(Hidalgo’s Beard: A California Fantasy)を書きあげる。文学的にも言語的にも新しい試みをそこで実行し、それが後の複数のジャンルで多くの本を書く力の元となる。
 19冊のフィクションに加え、ノンフィクションやエッセイ、詩集を複数出版。ラコタの人々について書いたノンフィクションで、Spur Awardを受賞するなど受賞歴も多い。パタゴニアからヒマラヤまで世界中を旅し、それを題材に本や記事を数多く書いてきた。晩年、パーキンソン病と認知症を患いながらも、2冊の本を出版した。その内の一つが本書 "A Little Story about Maurice Ravel”(2015年)である。

たにこのみ/絵描き
 平面作品、立体から似顔絵まで、様々な表現方法を使い、キャラクターを中心に、どこかすっとんだ愛嬌あるものを作っている。個展を中心に活動中。
 その他、ドローイング作品集「ええのん」(pict/oubon_edition nord)の出版、佐々木伶1stアルバム「ワンマンライフ」アートワークの担当など。
Instagram:@konomitani
Twitter:@tanikonomi

だいこくかずえ/葉っぱの坑夫
 非営利パブリッシャー、Web Press葉っぱの坑夫(2000年4月〜)の創設エディター、翻訳者。国内外の協力者、コラボレーター、アーティスト、作家たちとプロジェクトを組み、ウェブ作品、紙の本、電子書籍を制作している。

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