H a p p a n o U p d a t e s - No.241
ノギギガスの3兄弟(全12回)#1 〜
アウグス・ガイリ著 だいこくかずえ訳
アウグス・ガイリ(1891 - 1960)
エストニアを代表する後期ロマン主義の作家。美しさと醜さという相反する存在に焦点を置いて作品を書いた。19歳で作家デビュー。
日本でほとんど翻訳されることないエストニアの小説を連載しています。おおよそ100年前に書かれた小説ですが、エストニア語から英語に翻訳されたのはごく最近のこと。母語がそれぞれエストニア語、英語のカップルが共訳しており、なかなか良い訳です。日本語版はこれを底本にしています。
第2話はペトロ、パウロ、ヨーナタンの3_バカ_兄弟が、この小説の主人公ニペルナーティと出会って騒動を巻き起こすというドタバタ風喜劇です。3兄弟の名前は、死んだ父親がテキトーに聖書からとってつけたもので、村の子どもたちから「ユダヤの3兄弟」と思いっきりバカにされています。
#1 風来坊 #2 ミーラ #3 農園主
#4 映画 #5 猿
第1話『筏乗り』(全10回公開済み)
モーリス・ラヴェルの生涯
マデリーン・ゴス著 だいこくかずえ訳
XIII. バレエ作品実りの年
前回の「ダフニスとクロエ」につづき、今回もラヴェルのバレエ作品について。1912年はラヴェルにとってバレエ作品が花開く年となりました。『ダフニスとクロエ』につづいて、ピアノ作品をオーケストラ化した『アデライド、または花言葉』『マ・メール・ロワ』がバレエ作品となって上演されます。ディアギレフの依頼で、ストラビンスキーとの共作でムソルグスキーのオーケストラ化を、という話も持ち上がります。しかしラヴェルとディアギレフの関係はその後、よくない方向に進むのですが…….
□ 最近思ったこと、考えたこと(happano journal)
08.14/22 解体 →→ 再構築。新たな音世界の提案者。ヴィキングル・オラフソン。
08.30/22 デザイナーではない人間から見たデザインについての私見
デザイナーではない者(筆者)がビジュアルを、あるいは世界(社会)のデザインを見るとき、デザイナーの人の見方と何か違うところはあるのか、考察してみました。1.時間軸、2.空間認識、3.人の歩く道、4.ナビゲーション、5.検索エンジン、6.ユニフォームといった側面からアプローチしています。
Web Press 葉っぱの坑夫/エディター大黒和恵/editor@happano.org
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