安井直人

ハンドボールの指導者として日々考えたことを綴ります。ハンドボールを取り巻く環境を変えた…

安井直人

ハンドボールの指導者として日々考えたことを綴ります。ハンドボールを取り巻く環境を変えたい。 たまに本業の国語教育の話題も。学校休校にともない、国語教育についての話題が増えました。 https://www.facebook.com/handball.tdj

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  • 中高一貫ハンドボール

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    日々の練習やチームの活動について報告していきます。

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    漢文同好会のお出かけ記録です。

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【自己紹介】ハンドボールを取り巻く環境を変えたい。

はじめまして。安井直人です。中高の教員をしながら部活動顧問としてハンドボールを指導しています。 ハンドボールの指導者となって10年以上経ちましたが、日々試行錯誤・修行の繰り返しです。中高生を普段は指導していますが、スポットコーチで大学生や小学生の指導に関わることもあります。 幸いにもこれまで、春中、JOC、インターハイ、選抜大会などの大きな大会に監督として出場させてもらいました。素晴らしい経験をさせてもらったなあと感謝すると同時に、この幸せな経験をより多くの選手に届けるに

    • ハンドボールレフェリー育成に関する一私案

      僕の現状認識 ハンドボールは身体接触が認められているので、判断の別れるグレーゾーンの判定が頻発する。 競技規則上、明確に許される、許されない行為は示されているが、競技レベルやフィジカルによって同じ行為でも影響に大きな差が出るのだから、判断は難しい。 協会HPから競技規則の第8条を見てもらいたい。とても難しい。 僕はB級資格をなんとなく取得したが、吹笛は下手である。走る体力もなく、ハンドボールプレー経験も乏しいため、競技の肌感覚に乏しい。なので瞬間の判断が遅い。 ハンド

      • 人喜ばせについて理論篇~人生は人喜ばせ合戦~

        今回の投稿の趣旨人生は人喜ばせ合戦という企画は、「人に喜んでもらったこと」「してもらって嬉しかったこと」を楽しんで綴って、繋いでいくというものです。 正直なところ、このような意識の高いキラキラ投稿は僕の陰鬱な生き方やキャラクターに合っておらず、苦手なジャンルですが、アイスバケツチャレンジのように肉体を痛めつけるものでもなく、プッシュアップチャレンジのように衰えた肉体をさらすものでもないので、挑戦してみようかなと。 何より、尊敬する人生の冒険者である谷平亘大先生(教員は辞

        • “怒ってはいけない”に関連するあれやこれやについて考えてみた備忘録

          お久しぶりです。 ちょっと長文の投稿です。 バレーボールやバスケットボールの「監督が怒らない大会」が話題で、僕はさまざまな競技でこんな取り組みが進めばいいなと思っている。 ただ“怒らない”という言葉だけでは整理しきれていない部分があるのではないかと思って、もう少し考えてみた。 良い“怒り”はあるのか??「怒り」にはネガティブなイメージが付き纏うが、すべての「怒り」がダメなわけではないだろう。喜怒哀楽って人間の感情の基本だもの。 不動明王は憤怒の表情をされているが、これ

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          教育に哲学を。ハロウィンの後にはポッキープリッツの日が続きます。

          教室で生徒と対話したいなあというテーマ。 ①社会的に許されないことが学校で起こるのはなぜか? ②社会では許されることが学校で許されないのはなぜか? 罵声や怒号による指導など、社会で許されないことは、スポーツの現場でも学校でも許されないハズだ…が、頻繁に起こる。 世間には理不尽なことが沢山あるのは百も承知だが、理不尽は耐えるのではなく変えるものだ。 地域クラブへの移行の中で、パワハラや暴言などスポーツ現場での言葉の問題は浮き彫りになってくるだろうが、世間は現状をどう認識して

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          ボールあそび広場とハンドボール体験会とゆるハン女子会

          久しぶりに書きます。 チームの活動とまったく関係のないイベントをいくつか企画しました。 ①ちびっ子ボールあそび広場 幼稚園児や小学校低学年向けのボール遊び会です。やっていることはバルシューレ的な内容。 小学校の体育館をお借りして、大学生ボランティアに協力してもらいながら、ワイワイと。 ②ハンドボール体験会 幼稚園児や小学校低学年のバルシューレっぽい内容と少しだけハンドボール要素。中学校の体育館をお借りして、これも大学生ボランティアと協力して、ゆるゆると。 ③ゆるハンド

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          さくらサーカスと古典芸能

          奈良市に、さくらサーカスが来ています。 チラシをもらったので、観劇に行きました。 https://sakuracircus.com サーカスのショーはどれも素晴らしいのですが、僕が気になったのはピエロの客席いじり。 大人も子どもも関係なく、ノンバーバルなコミニュケーションで笑わせる。そこには世界共通の笑いの文法?法則?があるような。 身体的特徴をネタにするのはもう許されなくなってきているので(ハゲいじりや体型いじりはちょっとだけやってたけど…)緊張と弛緩がメイン。

          さくらサーカスと古典芸能

          バスケットボールの知識はスラムダンクが9割の僕がBリーグ初観戦してきた記録。

          Bリーグ初観戦! 行こう行こうと思いながら、コロナ禍でチャンスを逃し続けていたBリーグに行ってきました。 京都ハンナリーズvs滋賀レイクスターズ! 友達が解説をしてくれたおかげで、ルールやゲームの流れも理解できて大満足です。 以下に感想を。 僕はハンドボールに関わっているので、ハンドボールが基準となります。優劣ではなく、あくまで比較対象がハンドボールなだけです。悪しからず。 ⓪会場と演出 西京極の敷地がかなり広いこともあって、体育館周辺はそれほど試合の雰囲気は感

          バスケットボールの知識はスラムダンクが9割の僕がBリーグ初観戦してきた記録。

          パスタ屋さんのアンケートに正しく回答するのが難しくて、素晴らしい教材になるのではないかと思った話。

          娘氏(3)が「いかうどん、うっ!」と言っていた。 給食どんなメニューやねん!と思っていたら、運動会のパンフレットの題字を逆から読んでいただけだった。 便乗して、いかうどんの舞を踊る息子氏(5)。 変な兄妹である。 今日、子どもの運動会グッズを買ったついでに、久しぶりの外食で某パスタ屋さんを訪れた。 そこで渡されたアンケートを読んで気になったこと。ずーっと昔にも同じことを思った記憶があるのだが、その時と同じアンケート。 満足度調査に次いで、「またご来店いただけますで

          パスタ屋さんのアンケートに正しく回答するのが難しくて、素晴らしい教材になるのではないかと思った話。

          パラリンピックを観た息子の何気ない一言に考えさせられた話。

          普段、テレビをつけない我が家でもオリンピック・パラリンピックの中継は観た。 開会式を観た息子(5)は、世界の国旗にどっぷりハマってしまい、僕の知らない国旗のウンチクをドヤ顔で語ってくる。 国旗を観て国名を当てるゲームをして、僕が間違えると、 「国旗を間違えたら、その国の人に迷惑がかかるからちゃんと覚えなあかん」 と叱られる。 どの立場の人なの…笑 正直、コロナ禍での開催への疑問、ハンドボールの試合が観られなかった無念さ、日常生活の制限とのギャップへの憤りなど複雑な

          パラリンピックを観た息子の何気ない一言に考えさせられた話。

          俳句を捻り出している時間には、高い癒やし効果があるのかもしれない

          3歳の娘にカップゼリーを渡した。渡してから冷蔵庫の中を整理していると、娘が「ゼリーのふた開けて」と呼ぶ。 僕「はいはい、はーい、ちょっと待ってー」と返事をしたら、 娘に「はいは一回だけー!」と叱られた。 ごめんなさい… さて、雑談。 僕のささやかな趣味の話です。 俳句、漢詩を中心に、稀に短歌や自由詩も作ります。いずれも誰かに師事した訳ではないので、気の向くままに詠んだものを投句したり母に見てもらったりする程度です。 定型詩が自分に合うように思いますが、やはり俳句

          俳句を捻り出している時間には、高い癒やし効果があるのかもしれない

          新年度のスタート

          夕食にスパゲティミートソースが出ました。 長男が「食べていい?ほんとに食べていい?」 としきりに聞いてくるので、 「いただきますしたんやから食べたらいいやん」と訝しんで見直すと、 長男(5)が右手に持っていたのは2本の鉛筆でした。 「鉛筆やん!」 長男はニヤニヤしていました。ボケに適切なツッコミが出来なかった父は反省しています。 さて、いよいよ新年度のスタートです。 高校生は選抜大会が終わって新チーム体制がスタート。春季大会、インターハイ予選まであとわずかの時

          新年度のスタート

          幼稚園児を褒めるのは難しい、主語と述語の関係も難しい

          子どもが幼稚園で賞状をもらってきました。 県立教育研究所が主催する子育て支援プロジェクト的な何か? 下線部をご覧ください。 …ん?ってなりませんか? 「まも“られ”ました」 文がねじれている?可能性を検討すると… ①尊敬 あなたへの敬意 ②受身 約束が主体 ③可能 約束“を”? ④象は鼻が長い型? 「おほめします」 “ほめる”と謙譲語のコロケーションの違和感。 「約束を守る」と「褒める」に因果関係があるのもちょっと… 変な表現だと揶揄したいわけではありませんが…わ

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          【活動記録】攻撃の対義語は…2021/03/10

          家族でトランプをしていると、 息子「そろそろジョーカー使いまジョーカー!」 完全オリジナルダジャレを考え出した瞬間です。ダジャレは素晴らしき日本文化。 着実に教育が浸透してきたようです… さて、本題。 期末考査が終わり、練習が再開です。 まだOFF明けで、みなパフォーマンスは高くありません。気温も上がってきたので、水分補給をしっかりしながらトレーニングしていきます。 中学生はボールハンドリングやコーディネーショントレーニングの時間をとって、様々なセットOF想定した

          【活動記録】攻撃の対義語は…2021/03/10

          【活動報告】中学1年生大会とチームの創部年

          2/14(日)に県中学1年生大会が開催されました。 コロナ対策のため、会場を分散した上で、縮小、無観客での実施となりました。4チーム×2ブロックのリーグ戦形式でハーフゲームです。 3チームが2勝1敗で並び、得失点差により本校はブロック1位となりました。このような状況での大変貴重な機会となりました。 保護者の皆様はチームのclassroomに試合動画のURLをアップしていますので、ご子息の許可のもといっしょにご覧いただければと思います。(許可なくアカウントを使ってログイン

          【活動報告】中学1年生大会とチームの創部年

          【活動報告】12/28練習納めのオンライントレーニングと真の自主性とは

          予定していた遠征がコロナ対応でキャンセルになったので、年末最後の練習をオンラインで行いました。約40分の筋力トレーニング。 みんなといっしょに僕も頑張りました。(腕立て膝ついて楽していたのはナイショ、2グループの時は荷物が届いたので半分サボったのもナイショ) すでにあちこち痛いです… さて、OFF期間の過ごし方について。 競技者として高みを目指すなら、やらねばならないことは大晦日だろうとお正月だろうと変わらずあることは間違いありません。トップ選手たちは、女子JHLなら

          【活動報告】12/28練習納めのオンライントレーニングと真の自主性とは