【活動記録】攻撃の対義語は…2021/03/10
家族でトランプをしていると、
息子「そろそろジョーカー使いまジョーカー!」
完全オリジナルダジャレを考え出した瞬間です。ダジャレは素晴らしき日本文化。
着実に教育が浸透してきたようです…
さて、本題。
期末考査が終わり、練習が再開です。
まだOFF明けで、みなパフォーマンスは高くありません。気温も上がってきたので、水分補給をしっかりしながらトレーニングしていきます。
中学生はボールハンドリングやコーディネーショントレーニングの時間をとって、様々なセットOF想定したシュート練習、3:3攻防、ミニゲームを行いました。
高校生はゲームを想定したウォーミングアップから、4:4セットOFでのアイデアの整理を行いました。
中学生に説明しているときに、
「さあ、3対3の攻防をやろう…ん!?アレ??」
大変重要なことに気が付きました。
攻撃の対義語には守備と防御がありますが、どのように使い分けているのでしょうか??
ハンドボールでは攻撃(オフェンス)と守備(ディフェンス)と表現します。しかし、速攻練習では“攻防(攻撃と防御)”という言い回しをすることがあります。
守備…守りのための組織編成
防御…守りのための実際の行動
(野球は攻守交代して位置に付きますし、ボクシングはパンチを防ぎますよね。)
速攻練習では臨機応変に相手の攻撃を遅延させることが求められるので、“防御”と表現するのでしょう。
ハンドボールのゲームは、
攻撃→バックチェック→守備→速攻
という4局面に分類されますが、バックチェックの際の防御行動は相手の攻撃を遅らせる(遅延)ことを意図します。そして、6-0DFなりなんなりチームの守備システムを整えるのです。
何気なく使い分けていた言葉からトレーニングの狙いを整理する。
言葉は世界を分節する道具なのです。
中学生は興味なさそうだったけどね…
安井直人
皆さんのサポートで、ハンドボール普及のためのイベント企画やハンドボールに付加価値をもたらすアイデアを広めていきたいと思います!よろしくご支援ください。