葉夏 莉雨

環境が変わり、相当久しぶりに創作活動を再開しました。リハビリ兼ねてですが少しずつ歩き出…

葉夏 莉雨

環境が変わり、相当久しぶりに創作活動を再開しました。リハビリ兼ねてですが少しずつ歩き出してみます。 のんびり、マイペースに、楽しんで。

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ソラミミソファ

空港ロビー「本当に何も言わないで行くの?」 空港の雑踏の中で、ショルダーバッグを肩に立ちあがった私にトモコが声をかけた。いいの?と言葉の後ろに彼女の心配が響く。…

葉夏 莉雨
5年前
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旅の途上

自らの創作に何か言葉を与えたくて ふと浮かんだままに綴った「旅の途上」の言葉 つぶやいてみた後に改めて辞書を繰ってみる 「目的地に行く途中」(大辞林) 私にとって…

葉夏 莉雨
5年前
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2019の朝焼け

暑い雲に覆われた空 肌寒くはないけれど、何処か凜とした空気 鳥の声に耳を傾けていたら いつのまにか雲は流されて 今年初めての太陽が顔を出す 瞬間、肌が陽の光に触…

葉夏 莉雨
5年前
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ソラミミソファ

空港ロビー「本当に何も言わないで行くの?」
空港の雑踏の中で、ショルダーバッグを肩に立ちあがった私にトモコが声をかけた。いいの?と言葉の後ろに彼女の心配が響く。無言で頷いた私に駄目押しで彼女の質問が飛んできた。
「あいつ、勝手だからすぐに忘れちゃうかもよ」
分かってる、トモコが私のためを思って言ってくれてるってことは。私の迷いも未練も全部お見通しなんだろう…でも。
「うん、大丈夫。いまさら声かけち

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旅の途上

旅の途上

自らの創作に何か言葉を与えたくて
ふと浮かんだままに綴った「旅の途上」の言葉
つぶやいてみた後に改めて辞書を繰ってみる

「目的地に行く途中」(大辞林)

私にとって旅とは目的でありかつ手段でもある

何と今の私に合った言葉なんだろう
降りてきてくれてありがとう

きっとこのまましばらくは旅の途上にて
創作をする合言葉にするつもり

2019の朝焼け

2019の朝焼け

暑い雲に覆われた空

肌寒くはないけれど、何処か凜とした空気

鳥の声に耳を傾けていたら

いつのまにか雲は流されて

今年初めての太陽が顔を出す

瞬間、肌が陽の光に触れられたのを確かに感じた

暖かく包まれた中

夏の一日が、そして2019年が

改めて始まったことを知る