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子供が『死にたい』と言ったらどうする?①


あきらめないカウンセリングでは、

クライアントさんのマイルールを見つけていきます。


クライアントさんが無意識に持っているマイルールで、

どれだけ自分の足を引っ張っているかに気付いて頂きます。


そして、自分の足を引っ張るマイルールを
様々な心理療法で捨てていく
カウンセリングをしていきます。


今回は、以前ブログに掲載した
『ママの心が暴れん坊になる理由』

登場したクライアントのAさんのマイルールが、

子供に影響する事例を許可を頂いて書かせて頂きます。


あきらめないカウンセリングは、
1回のカウンセリングで沢山の問題解決をしていきます。


頑張り屋のAさんは、
カウンセリング1回ごとに進化されています。


Aさんは、「私が何とかしなきゃ」のマイルールを持っていました。


Aさんの次女さんは、中学に入学後
とてもハードな部活にはいりました。


運動部のため、毎日、帰ってくるとクタクタです。



宿題をスタートするのが、夜遅くなり
毎日の宿題が、眠気と疲れからはかどりません。


「私がなんとかしなきゃ」のマイルールが発動したAさんは、夜遅くまで次女さんに付き合って起きていました。


小学校時代は、賢いと言われていた次女さん。


期末試験で、思ったように成績もとれず、
Aさんは、心配になりました。


仕事もあるのに夜遅くまで、

付き合っているAさんもだんだん疲弊していきました。



あなたの為に遅くまで付き合っているんだから、
早く終わって欲しいの無言のプレッシャーや

疲れや眠さからくるAさんのイライラを
次女さんは、感じていたかもしれません。

ある日、次女さんが長女さんに

「ママと仲良くしたいのに仲良くできない。

だから、楽になるには、死にたい。」

と言っていたと長女さんに

から聞いたそうです。



次女さんは、お母さんを遅くまで付き合わせて、
苦労させている事に罪悪感を感じて、


Aさんも、私が娘を苦しめていると
罪悪感を感じておられました。


親子で罪悪感をかけあうという苦しい状況です。


罪悪感は、自分の心の自由に対して罪の意識を持つので、

ずっと心が自由になれず、心がきゅうくつです。


何の為に生きているのかわからなくなります。


最近の子供は、「死にたい」と容易に言うと
言われていますが、

心の中に罪悪感がいっぱいなのかもしれません。


子供には、なるべく罪悪感を
注入しないようにしたいです。

お母さん自身も罪悪感を沢山抱えています。


お母さんの言葉や行動に罪悪感を感じたら、
子供に言ってもらうようにするといいですね。


お母さんも自分がどんな時に罪悪感を持っているか
気づいて、同じ罪悪感を
子供に世代連鎖しないように捨てていきます。


この罪悪感とおかしなマイルールをとるのが
私の仕事です。



Aさんのカウンセリングと質問と対話の中で、
沢山でてきたのが、

小さい頃から親に耳にタコができるほど

言われてきた人も多い「ちゃんと」という言葉。


日本人に多い、完璧主義さん達は、

小さい頃から「ちゃんと教」に洗脳されています。


子供時代は、親から言われて意味不明だった
「ちゃんと」が


自分が親になった途端、便利な言葉として、
私もしょっちゅう
子供に「ちゃんと」と言っていました。


(-_-;)ゴメン!子供達。

無意識の世代連鎖のよくある事例ですね。

私も今更ですが、、、子供達の
「ちゃんと教」の洗脳を解いていってます。

Aさんの無意識をひもといていくと

なぜ「ちゃんと」が出てくるかわかりました。


Aさんの無意識の中にある
過去の経験からくる言葉が、

『私は、ダメだから、
 私は私に一番厳しくしないといけない。』


『私が緩むから、
 私は私に一番厳しくしないといけない。』


『ダメだから私は、
  私を見張ってなきゃいけない。』


『だって私は、見張ってないとミスするもん。』


『見張っていないとだらけちゃうし。』


『見張っていないと
  駄目な自分が出てきてしまう。』


『見張ってないと
 みんなについていけなくて、嫌われちゃう。』

だから、自分だけでなく、子供もそうならないように

ちゃんと見張っちゃってるわけですよね。


この言葉を無意識に自分に暗示として
毎日言い続けているんですね。

ある時は、脳内親が。。ささやき。。

ある時は、脳内親を引き継いだ自分が。。
自分にささやいています。。

それが、自分のセルフイメージとなって、

その通りに生きていくので、
努力しても現実がうまくいかなくなります。

「私が何とかしなければ」のマイルールを捨てれば、
人を見張らないようになる。

自分や他人を見張る習慣をやめれば、
今まで無駄に使っていたエネルギーを
自分の為に使えるようになります。

この間違った、自己認識を捨てていかなければ、
Aさんも苦しいし

同じマイルールを未来あるかわいいお子さん達に
世代連鎖していきます。

こうやってカウンセリングで、
潜在意識の中にある言葉をだしていくと

自分がなぜ子供を追い詰めているかのしくみが
分かっていきます。

これからは、

「私が何とかしなくても、何とかなる」

そうつぶやいていくのもいいでしょう♪

続きます。。

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