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子供が『死にたい』と言ったらどうする?①
あきらめないカウンセリングでは、
クライアントさんのマイルールを見つけていきます。
クライアントさんが無意識に持っているマイルールで、
どれだけ自分の足を引っ張っているかに気付いて頂きます。
そして、自分の足を引っ張るマイルールを
様々な心理療法で捨てていく
カウンセリングをしていきます。
今回は、以前ブログに掲載した
『ママの心が暴れん坊になる理由』に
登場したクライアントのAさんのマイルールが、
子供に影響する事例を許可を頂いて書かせて頂きます。
あきらめないカウンセリングは、
1回のカウンセリングで沢山の問題解決をしていきます。
頑張り屋のAさんは、
カウンセリング1回ごとに進化されています。
Aさんは、「私が何とかしなきゃ」のマイルールを持っていました。
Aさんの次女さんは、中学に入学後
とてもハードな部活にはいりました。
運動部のため、毎日、帰ってくるとクタクタです。
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宿題をスタートするのが、夜遅くなり
毎日の宿題が、眠気と疲れからはかどりません。
「私がなんとかしなきゃ」のマイルールが発動したAさんは、夜遅くまで次女さんに付き合って起きていました。
小学校時代は、賢いと言われていた次女さん。
期末試験で、思ったように成績もとれず、
Aさんは、心配になりました。
仕事もあるのに夜遅くまで、
付き合っているAさんもだんだん疲弊していきました。
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あなたの為に遅くまで付き合っているんだから、
早く終わって欲しいの無言のプレッシャーや
疲れや眠さからくるAさんのイライラを
次女さんは、感じていたかもしれません。
ある日、次女さんが長女さんに
「ママと仲良くしたいのに仲良くできない。
だから、楽になるには、死にたい。」
と言っていたと長女さんに
から聞いたそうです。
![](https://assets.st-note.com/img/1665837135148-C6eKq4jOqt.jpg?width=1200)
次女さんは、お母さんを遅くまで付き合わせて、
苦労させている事に罪悪感を感じて、
Aさんも、私が娘を苦しめていると
罪悪感を感じておられました。
親子で罪悪感をかけあうという苦しい状況です。
罪悪感は、自分の心の自由に対して罪の意識を持つので、
ずっと心が自由になれず、心がきゅうくつです。
何の為に生きているのかわからなくなります。
最近の子供は、「死にたい」と容易に言うと
言われていますが、
心の中に罪悪感がいっぱいなのかもしれません。
子供には、なるべく罪悪感を
注入しないようにしたいです。
お母さん自身も罪悪感を沢山抱えています。
お母さんの言葉や行動に罪悪感を感じたら、
子供に言ってもらうようにするといいですね。
お母さんも自分がどんな時に罪悪感を持っているか
気づいて、同じ罪悪感を
子供に世代連鎖しないように捨てていきます。
この罪悪感とおかしなマイルールをとるのが
私の仕事です。
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Aさんのカウンセリングと質問と対話の中で、
沢山でてきたのが、
小さい頃から親に耳にタコができるほど
言われてきた人も多い「ちゃんと」という言葉。
日本人に多い、完璧主義さん達は、
小さい頃から「ちゃんと教」に洗脳されています。
子供時代は、親から言われて意味不明だった
「ちゃんと」が
自分が親になった途端、便利な言葉として、
私もしょっちゅう
子供に「ちゃんと」と言っていました。
(-_-;)ゴメン!子供達。
無意識の世代連鎖のよくある事例ですね。
私も今更ですが、、、子供達の
「ちゃんと教」の洗脳を解いていってます。
Aさんの無意識をひもといていくと
なぜ「ちゃんと」が出てくるかわかりました。
Aさんの無意識の中にある
過去の経験からくる言葉が、
『私は、ダメだから、
私は私に一番厳しくしないといけない。』
『私が緩むから、
私は私に一番厳しくしないといけない。』
『ダメだから私は、
私を見張ってなきゃいけない。』
『だって私は、見張ってないとミスするもん。』
『見張っていないとだらけちゃうし。』
『見張っていないと
駄目な自分が出てきてしまう。』
『見張ってないと
みんなについていけなくて、嫌われちゃう。』
だから、自分だけでなく、子供もそうならないように
ちゃんと見張っちゃってるわけですよね。
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この言葉を無意識に自分に暗示として
毎日言い続けているんですね。
ある時は、脳内親が。。ささやき。。
ある時は、脳内親を引き継いだ自分が。。
自分にささやいています。。
それが、自分のセルフイメージとなって、
その通りに生きていくので、
努力しても現実がうまくいかなくなります。
「私が何とかしなければ」のマイルールを捨てれば、
人を見張らないようになる。
自分や他人を見張る習慣をやめれば、
今まで無駄に使っていたエネルギーを
自分の為に使えるようになります。
この間違った、自己認識を捨てていかなければ、
Aさんも苦しいし
同じマイルールを未来あるかわいいお子さん達に
世代連鎖していきます。
こうやってカウンセリングで、
潜在意識の中にある言葉をだしていくと
自分がなぜ子供を追い詰めているかのしくみが
分かっていきます。
これからは、
「私が何とかしなくても、何とかなる」
そうつぶやいていくのもいいでしょう♪
続きます。。
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