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モノ捨てたら狭い部屋でOKになり引っ越したら家賃が激減した話



持ってるモノの8割を捨てた。




捨てたら部屋がすごく広くなった。
一人暮らしだし、部屋はここまで広くなくていい。


だから引っ越した。


こっちがリビング

以前の部屋に比べるとだいぶコンパクトだ。

こっちが寝室


7畳しかないリビングに、たった4畳の寝室。

でも、私には十分な広さなのだ。




部屋がコンパクトになったおかげで、

何と家賃が2.6万円も安くなった。


すごくないか。毎月2.6万円もお金が浮くんだぞ。



引っ越してまだ一年ちょっとしか経ってないけど、毎月浮くこの2.6万円を銀行のフォルダにつっこんでたらなんとこんな額になってしまった。


は?41万??
ってことは何か?もっと早く引っ越ししていれば、もっとたくさん貯金できたってことか?



なんだそれ早く言ってくれよ。私だってこんな貯金たっぷりできる未来が待っていると知っていたらもっと早くごっそり断捨離してちゃんと引っ越してたよ。なんだよ言ってくれよ。

この家賃という固定費が2.6万円も安くなったのはスゴイことだったらしく、なんと日経WOMANさんから取材がきたレベルだ。とってもうれしい。




ごっそり断捨離する前の部屋はすごかったよ。見てこれ。

これがリビング♡♡♡


これが冷蔵庫♡♡♡


これがデスク♡♡♡


これらのゴミ……いやごめん、言い過ぎた、当時の私にとっての『タカラモノ』をごっそりと捨て今のコンパクトな新居に引っ越してきた。

すっごいかわいく部屋づくりできたら、ルームツアーする。


いくよ。



全力を出してかわいくしたリビング


荷物が届く前のお部屋の様子がこんな感じ。
これがこんなんなった。

かわいいね。ってかモノ少ないせいで7畳しかないとは思えないほど広々としている。

どうよこれ。めちゃくちゃかわいく仕上がって大満足。

ちなみに部屋のテーマは三毛猫だ。

三毛猫を部屋で再現するとこうなる。

普通はさ、北欧風とかビンテージ風とかそういうテーマにするんだろうけど、私の部屋のテーマは三毛猫。とってもかわいい。



ショップ風にDIYしたクローゼット!!

次はクローゼット。結構がんばってDIYしたよ。

じゃーん

ショップ風なクローゼットにあこがれてこんなん作ってみた。大満足。
ツイッターで晒したら「神殿じゃん」って言われた。

スマホとか財布とかはここに置く
コレクションしてる指輪たち

大切な指輪は、アクリルブロックを使って飾ってみた。

アクリルブロック
ジュエリーショップみたいにディスプレイできる



服もごっそり捨ててお気に入りだけ!


そして断捨離を経て生き残ったワードロープはこんな感じ。

私ねぇ、こんだけあれば十分なのよね。十分暮らしていける。

「着るものがない!」って平日の朝わめき散らかすこともなくなった

最近は鮮やかなグリーンが好きでよくこんなコーデも組んでる。

クローゼットの中が全部お気に入りって、気分最高




独房にしか見えない寝室をホテルライクに


次寝室いこう。
最初ベッドだけ置いてみたんだけど。

独房にしか見えないからあわててかわいくした。完成図がこんな感じ。

ホテルライクで、でもちょっとほっこりと寛げるあたたかみのある寝室にしてみた。枕元にいるのは、容赦のない怒涛の断捨離を生き抜いたサバイバーのぬいぐるみ。

かわいいねぇ。
毎日お手入れしてるから、今でも新品みたいにきれいなのよこの子。




休日、ビールを飲みながらつまみを作れるかわいいキッチン


そしてキッチンはこんな感じにしたよ。見て。

最初はこんな感じ

けっこうシンプルで無機質な感じだったので。

こんな感じに仕上げてみた。ここも三毛猫カラー。家全体を三毛猫カラーにすると統一感出ていいね。

お気に入りのお茶コーナー

キッチンのシンク下収納はこんな感じ。

皿もしこたま捨てたので、残ったのはどれもお気に入りばかり。
皿の枚数すっごい少ないけどこれで十分まわる。



ちなみにゴミ屋敷に住んでた頃は100均のマグカップ27個持ってた。
新聞社から取材されたとき、やっぱり異常な数だったらしく大見出しに書かれたレベルだ。

まぁそらそうだよね。27個もいらん。




全力でホテルライクにしたぜ!!洗面台ぃ!!


次。洗面台はこんな感じに仕上げてみた。

すんごくかわいい。ほれぼれする。

モノを減らすと、こうやって無印の日焼け止め置いただけでオシャレに見えるから不思議だよね。

これは化粧水と乳液とマウスウォッシュ。ちょっと背伸びして普段より高いやつ買ってみた。お金があるときはリピしたい。ないときはムリ。




お手洗いもかわいくデザインしたぜ!!!


あと後回しになりがちなお手洗いだけど、ここも超かわいくしてみた。

ビフォアはこんな感じ。これもシンプルで好きだけどね。
もっとかわいくしてみたかったから、ここも三毛猫カラーでデザインしてみた。いくよ。

じゃ~ん!!かわいいでしょ。

イソップのフレグランスも置いてる。すんごい良い香り。高かったからリピは無理。




機能的な玄関収納


でね、玄関の横んとこに収納あるんだけど、こんな感じ。

シンプルだけどたっぷり収納できるからかなり気に入ってる。



収納の中もちょっと見せちゃう


この収納の中には生活用品が入ってる。たとえば文具はこんな感じ。

バチクソかわいくないか。美術館の展示品か。

前はねぇ、ボールペンが孫の代まで困らないくらいあったよ。
成長したよ、私。今は2本しかないもん。これで十分。



絶対にカビはやしたくないマンがデザインしたお風呂


そして最後はお風呂。すごいよ。見てこれ。

なんもない。

唯一あるのはシャンプーボトル。マグネットで壁にくっつくんだけど、これのおかげでカビしらず。すっごいきれいに使えてて大満足。



掃除道具がかわいいと、使いたいから掃除する


片づけてからはよく掃除をするようになった。
だからたまに友達から「掃除好きだねぇ」って言われる。

でも違う、そうじゃない。私は掃除が好きなんじゃなくて、掃除をした後のきれいな部屋が好きなんだ。

正直、掃除は好きじゃないし苦手だ。でもせっかくこんなにお部屋をかわいくしたんだから、きれいにキープしたい。

だから掃除道具をかわいくしてみた。

かわいいと、「なんだこれかわいいな使おっ」となるから。我ながら単純だがこの作戦は大成功。

この掃除道具のおかげで、毎日お部屋はぴっかぴか。うれしいね。



夜はこんな感じ


でね、間接照明も設置しおわったよ。夜につけるとこんな感じ。

雰囲気あって大好き。台所と寝室もすんごいかわいいよ。見て。

この台所でビール飲みながらよくつまみを作ってる
夜、ここで映画とか見てくつろいでる。

いやもうほんと、片づけてよかったぁ~~~~!!ビバ片付け!!!



自由気ままなひとり暮らしを満喫

ということで、コンパクトになった新居のルームツアーをしてみたよ。

今、この新居ではこんな暮らしをしている。

こうやって植物を育ててみたり。

こうやってお料理を楽しんでみたり。

料理をしているときの様子
自分でつくったごはん

たまの贅沢でお寿司を頼んでのんびり晩酌してみたり。

出前で頼んだお寿司
めっちゃおいしかった
ビールと一緒にいただく

あとはねぇ、プロジェクタで映画を見たり、天井にうつして水族館にしてみたり、超豪華なクリスマスツリーを出現させてみたりしてる。

壁に映画をうつしている
天井にうつして水族館ごっこ
壁にうつせばツリーいらず

あとはお茶を入れて大福を食べながら丁寧な暮らしごっこをしてみたり。

お気に入りの南部鉄器
お茶の時間が最高
大福はセブンのやつ

週末、メンタル回復のためビールの飲み比べもする。

ホワイトビールと琥珀ビールと黒ビール
おつまみはのっけただけのやつ

ふふっ。そんなにお金をかけた贅沢はできないけど、お部屋が片付いているおかげでほんとに毎日幸せだよ。




いらないモノに家賃を払う必要は、ない。


「いらないモノを部屋に置くってことは、そのモノに対しても家賃を払ってるってこと」

昔ね、片づけ本を読んでいたらこんな一文を見つけたことがある。

これを読んで、私はちょっとえ~って思った。

「そんな大げさな~」
「別にちょっとくらい、いらないモノ置いたっていいじゃん」



この時、私には「いらないモノを家に置くということ=いらないモノに家賃を払っている」という自覚がなかったのだ。

だけど持ち物の8割をごっそりと処分し、コンパクトな部屋でも暮らしていけるようになった。
だから引っ越しをして家賃を2.6万円もさげることができた。


まだ引っ越しして1年ちょっとしか経っていないのに、浮いた家賃の総額が御覧のありさまだ。



だから今、部屋がモノだらけになってる人にはぜひ伝えたい。

「いらないモノを部屋に置くってことは、そのモノに対しても家賃を払ってるってこと」だよ(セリフ丸パクり)。

昔の私みたいにならないよう。
そして今の私みたいになれるよう。
ぜひぜひ、片付けちょびっとでいいからやってみてね。
マジでおすすめ!



おわりに


さて、ここまで読んでくれてありがとうね。
お礼にプロの元汚部屋住人からアドバイスを。

多分だけど「何から始めれば……」って呆然としてる人多いと思うのよ。

これはね、明確に正解がある。
片付けは「難易度低いのからやる」とめちゃくちゃはかどるのよ。
具体的にはこの順番。これがベストだからこの順番でやってみてほしい。

下からやると絶対に詰むから気を付けてくれ。
絶対に上からね。華さんとの約束!



さて、いやいや、ここまで読んでくれてありがとうね~!
どうだった?きれいな部屋だったでしょ~!

元はこんなだけど
片付け頑張るとこうなるよ

あなたのお部屋も、片づければきっとこんなすっきりしたお部屋になる。
そのためにはちょっとずつ、一緒に片づけてこうね。
私もキープがんばるから。みんなも片付け達成がんばろう。

それじゃ、またね!


華より




あとがき


ねぇ聞いて。

最近さ、マシュマロ開放したからいろんなフォロワさんからメッセージをもらえるようになったのよ。

私のツイッターのおかげで、お部屋が片付いてきたって。みんなうれしそうに報告してくれてさ。
なんかもう私までうれしくてうれしくて。
もらったマシュマロ全部ネップリしてアルバムに保存している。



その中でも特にすごかったのがこれ。
片付けの発信していて本当によかったなって思ったメッセージ。
ちょっと見てくれ。すごいからホント。

▼もらったマシュマロ


本当~~~によかった。
ってか冒頭で入院の話が出たから最後まで「大丈夫だったんかな」ってはらはらしながら読んだよ(笑)。退院できてほんとによかった。



マシュマロにもあったこの文章。

片付けは自分を助けてくれる。

これはね、私が普段ツイッターで片づけを発信する時の原動力になっている信念なんだ。



ツイッターでもつぶやいたことあるけどさ、部屋が散らかってるとどうしても

「たかが片付けぐらいで何もかわらないでしょ」

って思われがちなのよね。でもね。

「部屋が片付いている」ということをあんまり軽視しないほうが良い。




風邪をひいて寝込み何もできない時
結婚を約束してた彼氏に捨てられた時

仕事で大きなミスをして落ち込んだ時
壮絶なパワハラを受けて精神を殺された時

大好きな祖母が亡くなって落ち込んでる時
これからだって時に会社がつぶれて無職になった時

親が事故にあって歩けなくなり介護が始まる時
まだやりたいことがあるのにガンが見つかってこれから闘病が始まる時

こういう時、片付いた部屋ってのは絶対に自分を、あなたを助けてくれる。
片付いたダイニングでゆっくりお茶を飲んで読書ができる。
片付いたキッチンであたたかいご飯をつくることができる。
片付いたお風呂でゆっくりお湯につかることができる。
片付いたお布団でぐっすりと眠ることができる。

だから、片付けは本当に大事。



だから私、どんだけ忙しくても、どんだけねむたくても、片付けの発信は必ず毎日するようにしている。私のツイートを待ってくれてる人がいるから。

明日も明後日もその先も。
毎日ツイートがんばるから、一緒に片づけていこうね。




関連記事「モノを捨てる勇気がないあなたへ」


そしてここからは関連記事。

モノを捨てる勇気がないあなたへ

というnoteをリリースしました。

今回のルームツアーで紹介したこのクローゼット。

どこか変だと思わない?

……そう、おそろしくモノが少ないのだ。



このシンプルですっきりしたクローゼットにするためには、実は苦難の道のりがあったんだ。



片付けを始めたころ。
少しずつ、モノが捨てられるようになってきた。

一年使ってない食器は捨てた。
似合わない服も捨てた。
サビた調理器具も捨てた。
ぼろぼろの靴も捨てた。
カビの生えた衣装ケースも捨てた。
書類も家電の説明書も薬もコスメも全部、捨てた。


数年ぶりに床が見えた。
モノがすごく減って毎日が快適になってきた。
やっとだ。やっと、ここまで、来たのに。
それなのに。


小さいころからずっと一緒に寝ていたぬいぐるみが捨てられなかった。
昔趣味だったモノがどうしても捨てられなかった。
大好きだったばあちゃんが編んだセーターが捨てられなかった。
大量の家族の写真が捨てられなかった。

コツコツ集めたガチャガチャのコレクションがどうしても捨てられなかった。
400冊を超える大量の本が捨てられなかった。
初任給で奮発して買ったカシミヤのマフラーが捨てられなかった。




このような、「どうしても捨てられない」と思っていた思い出の品を手放したときのお話を書きました。

目次はこんなかんじ。

▼目次
・汚部屋を放置した末路
・汚部屋に住んでることが、どれほど恐ろしいことなのかやっと理解し始めた。
・「私、自分で自分を虐待してたんだ」
・でも正直、「もうどこからやればいいのか」わからなかった。
・何度も何度も、挫折した。
・何度も何度も、リバウンドした。
・それでも、あきらめなかった。
・怒りを爆発力にひたすら捨てた。捨てて、捨てて、捨てまくった。
・だけど、捨てられないものが出てきたのだ。
・ずっと一緒に寝ていたぬいぐるみが。
・亡くなったばあちゃんが編んだセーターが。
・ガチャガチャのコレクションが。
・たくさんの本と同人誌が。
・昔の日記と手帳と勉強ノートが。
・プレゼントでもらったものが。
・捨てられなかった。
・「これって、どうすればいいの?」
・だからここで初めて、モノと向き合った。
・どうやって捨てられるようになったのか?
・たった一つのことをやっただけだ。
・「モノを捨てる時、ためらうことは無いの?」
・全く、ない。
・あの頃の自分に戻るくらいなら、もう、生きてなくていい。
・みじめで、みじめで、毎日つらくて。生きてんだか死んでんだかよくわかんない、あの頃に戻りたくない。
・最後に。捨てるかどうか悩んでいるあなたへ


「どうしてもモノが捨てられない」。
「でもいつかはすっきり片付いた部屋で暮らしたい」。

そんな人におすすめのお話です。よかったらのぞいてみてね!



noteコンテスト「なぜ、私は書くのか」を2024年8月5日まで開催してるんですが、いただいたサポートは全額賞金にして、応募してきてくれたnoterの皆さんに授与したいです!もし今読み終わったnoteがおもしろかったら、ぜひサポートをお願いします🙇