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足関節

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足関節の英論文を訳しております。 足関節マニアの方の手助けになればと思います。
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Deltoid Ligament: Functional Analysis of the Medial Collateral Ligamentous Apparatus of Ankle Joint

Deltoid Ligament: Functional Analysis of the Medial Collateral Ligamentous Apparatus of Ankle Joint

こんにちは!あやです!!
皆様いかがお過ごしでしょうか?

私は、寒い間は朝起きれないので、毎日自分と戦うところから朝が始まります。
皆さんはどんな朝から始まりますか??

さて、今回は最終章です。
さっそく、読み進めていきましょう:)

Discussion

Grath(1975)は三角靭帯の浅層部が足関節の安定性に重要だと述べた。
Padovani(1975)は三角靭帯の浅層部を切断すること

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Deltoid Ligament: Functional Analysis of the
Medial Collateral Ligamentous Apparatus of the
Ankle Joint

Deltoid Ligament: Functional Analysis of the Medial Collateral Ligamentous Apparatus of the Ankle Joint

こんにちは!あやです。

今回は結果を読んでいきます。

いつも著者の方たちに、感謝をして、読んでいきたいですね。

そして、しっかりと理解を深めてたしなんでいきたいものです。

さっそく、いきましょう!!

Resolts【結果】

全ての症例で浅層のTCLが最初に切断された。

これは矢状面と水平面での可動パターンにはほとんど影響がなく、前額面の外転可動域は一貫してわずかに増加した。

下の表

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Deltoid Ligament: Functional Analysis of the
Medial Collateral Ligamentous Apparatus of the
Ankle Joint

Deltoid Ligament: Functional Analysis of the Medial Collateral Ligamentous Apparatus of the Ankle Joint

こんにちは!

投稿し始めたら、サクサク行きますよ~。

毎日、毎日、本当に寒いですね~

かっぜが冷たい冷たい。

風邪ひかないように気を付けようねぇ。

はい、ということでね、続き行きますよ~!!

Anatomy【解剖】

三角靭帯の解剖学的な説明は個々の構成要素が曖昧にしか区別していないため、広い範囲の中で変化する。

もっとも詳細な記述は、Pankovich と Shivaram(197

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Deltoid Ligament: Functional Analysis of the Medial Collateral Ligamentous Apparatus of the Ankle joint

Deltoid Ligament: Functional Analysis of the Medial Collateral Ligamentous Apparatus of the Ankle joint

It’s been a while.

おひさしぶりです。あやです。

皆様、お元気でしょうか。

なぜこんなに久しぶりの投稿かというと、シンプルに私の悪い癖が大爆発したからです。

気を取り直して、今回は足関節の内側の靭帯、三角靭帯の機能と解剖について話していきます。

途中、割愛するところも今回はあるかと思いますが、これを読んでくれている皆様、そして未来の私、許してください。

オンラインでの

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The lateral fibulotalocalcaneal ligament complex: an ankle stabilizing 
isometric structure

The lateral fibulotalocalcaneal ligament complex: an ankle stabilizing isometric structure

どうもあやです。

今回は前回の続きの結論からまた訳していきます。

英論文は1回目英単語の理解、2回目文の理解。3回目は内容の理解というように読めば読むほど味がにじみ出てきて面白いです。

まるで米やするめのようですね。

では、始めます。

Conclusions

上部線維は関節内という解剖学的構造である一方で下部線維とCFLは等尺性や関節外靭帯、共通の腓骨挿入部を持っているなど、いくつかの

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The lateral fibulotalocalcaneal ligament complex: an ankle stabilizing isometric structure

The lateral fibulotalocalcaneal ligament complex: an ankle stabilizing isometric structure

どうもあやです。

今回も前回の続き、考察を和訳していきます。和訳するために何度も何度も読んでいるのですが、その度に違う角度で理解が深まります。こういうのも原文を読む利点ですね。

さっそく、スタート。

Discussion

今回の研究で最も重要なことは下部線維、CFLそして弓状線維が結合し靭帯複合体として弧を描き1つの機能的構造として貢献していることである。したがって、LFTCL複合体はこの

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The lateral fibulotalocalcaneal ligament complex: an ankle stabilizing isometric structure

The lateral fibulotalocalcaneal ligament complex: an ankle stabilizing isometric structure

どうもあやです。

宣告した通り、前回投稿したときからそう遠くない未来の更新に成功しました。

前回は【Statistical analysis:統計分析】まで記述致しましたので、本日は結果から記載していきます。

ではスタート。

Results

全部で32の足関節は外側靭帯まで丁寧に解剖された。2体の検体は損傷した形跡としてATFL線維に滑膜化が表れたため除外した。

今回の研究の全検体数は

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The lateral fibulotalocaneal ligament complex: an ankle stabilizing isometric structure

The lateral fibulotalocaneal ligament complex: an ankle stabilizing isometric structure

どうもあやです。

しばらく投稿空いてしまいました。

地道に題名にある論文を読んでいたのですが、難しくてなかなか進みませんでした。今考えれば、区切りごとに投稿すればよかったですね笑

ではさっそく。

Introduction

足関節外側側副靭帯の損傷は一般的に足関節捻挫にてよく見受けられ、頻繁に足関節不安定性や慢性もしくは微細の不安定性に繋がる。

慢性足関節不安定症は慢性足関節不安定症はよ

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New anatomic structure in the ankle joint

New anatomic structure in the ankle joint

どうも、あやです。

どんな一日を過ごしましたか?

岡山は天気も良く最高の一日でした。

私は日曜日に同僚がくれたサンマルクの飲み物半額券を使いたくて、20%還元のpaypay沼にまんまとハマりたくて普段はいかないサンマルクカフェに約5時間滞在しました。使用したお金は180円です。ありがとうございました。

さて、今日は件名にある研究論文を再度読み直したのでここにアウトプットさせていただきます。

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足関節背屈制限part3

足関節背屈制限part3

どうも、あやです。

皆さん、今日はどんな一日でしたか?

良い一日であったことを願います。

さて、今回は足関節背屈に及ぼす”運動連鎖”について語っていきます。

運動連鎖には上行性と下行性のものがあります。

上行性は尾側から頭側への運動連鎖、

下行性は頭側から尾側への運動連鎖です。

距骨下関節が回内すると前足部は回外し、下腿内旋、膝関節外反、大腿内旋、骨盤前方回旋・前傾、同側の腰椎前彎・

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足関節背屈制限part2

足関節背屈制限part2

どうも、あやです。

前回は足関節の解剖、足関節背屈制限を起こす因子について大まかに説明しました。

今回は足関節背屈の評価について触れていきます。

外傷の評価は全て終わったこととします。なので、腫脹や内出血、叩打痛、スペシャルテストなどは省きます。

評価方法には2つ存在し、ベッド上で行う非荷重位での評価と、立位で行う荷重位での評価があります。OKCやCKCと言ったりもしますね。       

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背屈制限についてpart1

背屈制限についてpart1

今日からこのnoteでは外傷後に起こりえることや、私が気になったこと、ハマっている関節などについて更新していきます。

その前にひとまず自己紹介から:)

濵本 礼(はまもと あや)

岡山出身の柔道整復師です。

現在は岡山にある大学の附属鍼灸整骨院で働いています。

好きな関節は足関節です。好きな施術は運動療法とモビライゼーションです。これだけ文字で並べるとやばい人に感じますね笑

論文や文献

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