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薄楽俊
2022年12月20日 18:17
▢ あざみあざやかなあさのあめあがり読むより先に目に飛び込んでくる句だった。あざみ、あざやか、あさ、あめあがり。あざやかな「あ」のつらなり。事象はあざみにとどまる雨のしずくが朝の光に煌めいているのだが、ぼくには「あ」が煌めいていた。この句にまさる「あ」にであったことはない。あざみが「あ」に煌めいている。そん感じだったのである。ざっと見ただけだが、山頭火の句にこのような句韻法はでてこない。も
2022年12月9日 23:32
山頭火を読むとついいじってみたくなるんです。いけないとは分かっているんですが、どうにも抑えられない。たぶん彼は笑ってゆるしてくれると思うんですが・・・いじった山頭火先生の俳句をあげておきます。☆このサイトは山頭火の俳句を単語で検索できます。 たとえば「椿」と入れるとずらっと彼の俳句が出てきます。お勧めです。
2022年12月4日 01:17
(1)マトリックスの緑の雨 山頭火の句も雨となって降る ぼくの脳内で(2)言語実験 解体された山頭火 緑の文字の雨実験の結果、解体しても、山頭火は微動だにせず山頭火でした。すごいなぁ。山頭火。映画のマトリックスを観て、その後に山頭火を読んだのがいけなかった。就寝のために目を閉じると網膜に緑の雨が降った。そしてしばらくするとそれが山頭火の句の雨だと分