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薄楽俊
2023年3月1日 22:48
春立つやすこしゆるめるコルセット菜の花はを車窓に三陸の訛りかな朝市のあまりに安き新ごぼうたわむれに春の乳房を海に見せ眠る蝶ひらがなとなりて彼岸まで #俳句 #現代俳句 #haiku #jhaiku #立春 #俳句連作 #朝市 #今日の1句 #春の句 #俳句連作
2023年2月4日 12:29
☆以下の句を改作しました。 不可解が増えてゆく姉冬の恋(2句目) 無責任に城そびえ姉孕む春(5句目)☆2句目は「チズ」さんの 北風やドラグストアのルージュ買ふ を読むやいなや改作衝動が起こりました。 脱ぎ捨てのブラに冬の日あたりけり☆不可解がまた増え除夜の濃きルージュ 蜜柑剥く姉のしずくを盗聴す 湾わたる風の立春姉笑う☆春ショール姉は孕みて嫁ぎけり冬のある日 唐突に姉は
2023年1月17日 18:02
雪しげき夜に肉体まとう君のゐて 赤裸々に吐く息の闇の花びら冬の恋 めいっぱいに身の詰まりたる蟹の爪 おわかれの乳房たわわにみのりけり この恋も山茶花散りおえるまで定型と自由律がまざっています。五七五を意識しつつ結局そうなれなかった句もある、ということかなあ。「蟹」は夏ですが、「ずわい蟹」「たらば蟹」などは冬の季語。3句目の「蟹の爪」はおせちの鉢盛のあれ。じつはこの句
2023年1月2日 02:37
いつまでの山茶花去年に逢ひしひとしんしんと雪ふる屋根や蕪村の忌発光はコンビニひとつ冬の闇つまづいて薔薇が壊れて寒涛に歳月が迫って胸まで冬銀河1.季語は山茶花。〈初冬〉 山茶花は冬の庭の彩り。散りながら咲き、咲きながら散る。 そのさまがずっとつづくといいがそうもいかない。二人の 関係とて・・・不倫です。2.季語は蕪村忌〈冬〉 山本てらさんがこの季語で3句詠んでいらっしゃ
2022年11月17日 19:15
モンローのように髪染めて歩く秋の街君が見つけるまでぼくはひとりでタンゴを踊るいくじなし。メール五文字のグッドバイ綺麗な大根の群れ渡る昭和橋川は流れるシンクに放置された食べ残しのメロンの虚無秋の日曜の遅い朝食のバターの匂い。垂乳根の妻に二度目の恋猫の家出や春夏秋冬三年目ひとり連句(3) 【詩】ふたたびの初恋 とリンクしています。 #俳句連作