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薄楽俊
2023年1月2日 02:37
いつまでの山茶花去年に逢ひしひとしんしんと雪ふる屋根や蕪村の忌発光はコンビニひとつ冬の闇つまづいて薔薇が壊れて寒涛に歳月が迫って胸まで冬銀河1.季語は山茶花。〈初冬〉 山茶花は冬の庭の彩り。散りながら咲き、咲きながら散る。 そのさまがずっとつづくといいがそうもいかない。二人の 関係とて・・・不倫です。2.季語は蕪村忌〈冬〉 山本てらさんがこの季語で3句詠んでいらっしゃ
2022年12月12日 01:06
夕千鳥河口に海にとび交ひて 冬凪にほどよき高さやこの天守 冬の訃はため息を咎めしひとなりき つわぶきのごとく生きたるひとの家 小春日や草書の文字のなつかしく 金目鯛煮られて皿の錦なり 煮凝りや別るることは常なれど わするるなと大名小路の寒椿 虹立ちて片えを湾に冬城下 長き橋わたりおえれば冬の海 #俳句連作
2022年11月17日 15:37
山萩の目に残りてや旅の宿十六夜や義勇兵死すウクライナ仁左衛門似合うジーンズ秋逢瀬故あって猫の立ち寄る菊の庭蓑虫やいろいろあって宙ぶらりん貫乳の青磁に寂し冬に入る妻のいぬ土曜のラジオ初しぐれ恋猫のあくびや苔のむすぶまで #俳句連作