俳句 城のある町にて-冬-10句 19 薄楽俊 2022年12月12日 01:06 夕千鳥河口に海にとび交ひて 冬凪にほどよき高さやこの天守 冬の訃ふはため息を咎めしひとなりき つわぶきのごとく生きたるひとの家 小春日や草書の文字のなつかしく 金目鯛煮られて皿の錦なり 煮凝にこごりや別るることは常なれど わするるなと大名小路だいみょうこうじの寒椿 虹立ちて片えを湾に冬城下 長き橋わたりおえれば冬の海 #俳句連作 ダウンロード copy #俳句 #文芸 #現代語俳句 #現代俳句 #俳句連作 19 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート