今年出会えてよかった本たち
週末は、過去の読書ブログからの転記が多くなってしまいますが、お付き合いのほどよろしくお願いいたします。
2006年12月18日に投稿したブログより。
各誌にて恒例の年末ベストをやっているので、誰も求めちゃいないでしょうけども、今年楽しく読んだ本をピックアップしてみました。
あくまでも私個人が今年読んだというだけで、出版時期なんかは全然前のものもありますが・・・。
✅楊家将 - 北方謙三
元来大河ドラマ的なのは好きじゃないのですが、とにかく漢たちが熱い。
✅都立水商 - 室積光
エンターテイメントというくくりでは、今年読んだ中でベストかも。笑いあり涙ありで、大いに楽しめること請け合い。
✅図書館戦争 - 有川浩
こちらもシチュエーション物ですが、徹底した世界観に一度ハマったら、もうあとは活きたキャラクターたちに振り回されるだけ。ジワジワとファンも増えていきそうな本です。
✅カレーライフ - 竹内真
全編カレーにまみれた800ページ。読んだ厚さの元はとれます。
✅龍時 - 野沢尚
読んだスポーツ小説はどれも面白かったけれども、サッカーに興味のない私でも試合描写を読んでいて熱くなったのを覚えています。続きが読めないのが本当に残念。
✅ウェルカム・ホーム! - 鷺沢萠
続きが読めないと言えば、この人の作品も同様です。家族ものとしては、絶対にはずせない一品です。
✅黄色い目の魚 - 佐藤多佳子
思えば今年はこの人の本を多く読んだ気がします。絶対ブレークすると言い続けて、ついに最新刊が年末恒例本の雑誌が選ぶ年間ベスト第一位に輝きました。パチパチパチ。
✅デッドエンドの思い出 - よしもとばなな
今年チャレンジした読まず嫌い作家はこの人。そして今まで読まなかったことを大いに後悔した作品。とても大きな損をするところでした。
✅ぼくは勉強ができない - 山田詠美
結構こうやって振り返ってみると学生ものを多く好んでいるのが分かります。これもその代表作ですね。
✅深川黄表紙掛取り帖 - 山本一力
時代物も挙げておきます。年末に読んでスカッとしたければ明るい仕事人たちの話がオススメです。
✅夏休み - 中村航
ずっと読みたくて、今年ようやく読めた作家。先が読めない展開といい、伊坂幸太郎っぽさをここでも味わえるんだなぁ、と新たな発見に感謝してます。
✅第三の時効 - 横山秀夫
今更ながらのこの作品、この作家。でもミステリーや警察物を挙げておきたかったし、それであればやはりこれは外せないです。男汁満載ですが、婦女子も楽しめるはず。
✅マドンナ - 奥田英朗
今更ながらで言うとこの作家もそうですが、サラリーマン物を入れるとしたら外せなかったです。上手いよなぁ。
✅トリツカレ男 - いしいしんじ
何度も読みたい本。子供に読んであげたい本。薄いのに中身は濃くて温まる。クリスマスにもおすすめの大人と子供のための童話です。
今日も読んでくださいまして、ありがとうございます。
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