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青く燃える情熱の音

実家に寄った帰りに観てきました。

原作が大好きで、第三部の今もずーっと読み続けています。

信念を持ち続けて真っ直ぐ生きる人間の強さ、逞しさ。

こんなに数話に一度の割合で涙腺を刺激してくる漫画はないのではないでしょうか。

感想はと言うと、良いライブを観に行った感じ。

紙面でしか表現してこなかったオリジナル曲がどのようなものになるのかも気になっていましたが、また聴きたいと思わせる名曲となっていました。

音のしない紙面から映像化した時に実際にどのような表現になるのかが凄く気になっていましたし、動く主人公たちを観たくて音響の良い映画館を選んだのも功を奏しました。

そして何よりも嬉しかったのは、映画版のみのオリジナルな追加要素があったこと。

ストーリーは第一部の途中からの映画化でしたし、まだまだ知られていない漫画にもかかわらず劇場が満員だったのも嬉しかったですね。

惜しむらくは、やはりそれほどメジャーな漫画ではないからこそ予算があまりかけられなかったのか、演奏シーンのCGがプレステ2くらいのクオリティであったこと。

演奏シーンの全てを作画で表現するのはコストがかかり過ぎたからなのか、不意に不自然なカクカク動作が入るのが気が散った要因となっていて残念でした。

ともあれ、原作自体が素晴らしいお話ですから、お隣に座られていた「初めて知った」と話されていた妙齢の女性も大号泣していましたし、劇場版を観る価値は十分にあったなと思っています。

興行収入が良かったら、カクカクの演奏パートの画像は全て新たなものに差し替えてくれると嬉しいのですけどね。

映画自体は最高!!
CGパートは最低(T_T)

おそらくほとんどの方が同じ感想ではないのかしら・・・

ともあれ各界から大絶賛の名作漫画の映画化、是非ご鑑賞を!!

ずっと聴きたかった
大の音が聴けた。
この音だったんだ。
音の波に掴まれて
心は宇宙まで飛んでいく。
熱いから、激しいから好きなんだ。
良音の映画館で観てください!
ー 中村勘九郎 歌舞伎俳優

演奏も映像もストーリーも声優たちも、すべてが素晴らしい。
ミュージシャンは演奏したいんです!
演奏して、自分も聴衆も共に、高いところへ飛んでいきたいんです。
何よりも、そこを表現してくれてありがとう!
ー 矢野顕子 ミュージシャン

昔、映画の巨匠が言っていた
「映像が人の心を動かし 音楽が涙を流させる」という言葉を思い出した。
BLUE GIANTは 素晴らしい音楽映画だ。
日本から生まれたことを誇りに思います。
ー 吉田美和(DREAMS COME TRUE) ミュージシャン

やっぱり頑張ってる人は素敵。
自分を振り返りつつ、前向きになれる映画でした。
めちゃめちゃかっこよかった。
裕貴くん間宮さん天音さん、お三方のお芝居も最高でした。
ー 松本穂香 女優

'最高'のひと言に尽きます!
自分もSo Blueの客席で、あの時間を共有したかのような余韻に今も浸っています。
たくさんの人の想いや背景が、シビアな面も含め丁寧に描かれているのが好き。
映画を観たことによって、原作のとき頭でイメージしていた音がぐっと鮮明に、そして奥行きをもちました。
大迫力のジャズは絶対映画館で観るべき!
今年いちばん泣きました。
ー 吉田怜香 TODAYFUL ブランドディレクター

まず一言こんなサウンドで圧倒されたアニメは初めて!!
漫画でBLUE GIANTを読んでいて大の魂のサックスの音、雪祈のさらけ出したピアノの旋律、
玉田の必死のドラムのリズムがいったいどんな音なのか必死に想像していたが答え合わせが出来た。
それは想像の遥か上をいくサウンドだった!
本当にライブハウスでJASSのライブに来ているようで、儚くも熱い青春に気づいたら涙が溢れてた。
JAZZの青い熱で火傷しました!
これは絶対劇場で観て欲しい!出来るのであればDolby Atmosで観るのがオススメ!圧巻です!!
ー 長田庄平(チョコレートプラネット) 芸人

全俺がいた。
世界一になると言っていた俺!
小手先の技術に溺れかけた俺!
劣等感で潰れそうになった俺!
あの日あの時の俺!俺!俺!
何かに打ち込んだ経験があるならぶっ刺さる。
これはあの日の自分に再会するための映画だ。
泣きすぎて涙でスクリーンがぐにゃぐにゃだったわ!
ー 上田慎一郎 映画監督

夢に向かって一直線の大の覚悟が
澱みなく燃え続ける炎のように
周りを巻き込んで渦を巻いて
物凄い熱量で突き動かしていく
音楽(夢)の、嫌でも自分の弱さと向き合わされる時間がまざまざと突きつけられて苦しくなる
でもやめられない 見たい景色がその先に必ずあるから
自分と重なる想いがありすぎました
音が身体に響く喜びをJASSと一緒に体感してほしいです
ー かしゆか Perfume

極上音響上映でみたら
演奏の精度が高く
テナーサックスのひと吹き目で
感動しまくりでした。毛穴が開いて涙が出ましたから!
ー 本広克行 映画監督

アニメ映画、BLUE GIANT観た!
凄い面白かった!超ハイクオリティ。
才能の煌めきを表現するのは実写より
アニメの方が向いてるんじゃないかと思ったほど。
漫画の原作者はさぞ嬉しいだろうと思った。
超オススメ!
ー 奥 浩哉 漫画家

音が鳴らないマンガだからこそ凄さが描けたという思い込みを、
覆され続ける2時間。
演奏シーンのとてつもない熱量と映像表現の自由さに、
全身に鳥肌がたつ。
立ち上がって拍手したくなる場面が何度も訪れる。
圧倒的だった。
ー 佐久間宣行 テレビプロデューサー

すげー面白かった!
上京してきたって所でもう、感情移入しまくりで(笑)
音楽と映像がマッチしてて
ジャズにくわしくないオレでも
惹き込まれちゃったよ♫
ー 青山剛昌 漫画家

誇張なしでとんでもない衝撃です面白かった!!!
興奮と驚きでめちゃくちゃ泣いてしまった!!
原作読んでる人は絶対に観てほしいですし、
読んでない人はどうかどうか原作を読んでから観てほしいです。。。
なぜかは言えないのですが映画観てから漫画読むと
逆の驚きになってしまうかもしれない!!!
BLUE GIANT自体は10巻なので!
めちゃくちゃ観て欲しい!!本当にすごい!!
ちょっと話し足りない!!
ー 加賀翔(かが屋) 芸人

大好きなBLUE GIANTの世界を映画館で堪能できるなんて!!と
始まる前からドキドキ。
私が待ち望んでいた空間がここにありました!
漫画を読んでいる時も音が聴こえていた気がしていたけど
実際に音楽が流れるとそりゃあもう圧巻です。
何度も何度も心臓がブワっと奮い立つ!
各々のキャラクターも本当に良くてラストは一緒に号泣…
最高の作品でした。
私も一心不乱に生きてみようと勇気をもらえます。
ー 松村沙友理 タレント・女優

原作のファンです。
漫画で想像していた演奏シーンはどんな音が飛んでくるのだろう?
と思っていましたが…最高でした。
正直、涙が止まらなかったです。
臨場感がすごい!感動をありがとうございました!
ー 真田佑馬(7ORDER) アーティスト

冒頭のネコがまっすぐ雪道を歩いていくシーンが本作を象徴する。
主人公・大はネコに「そっちに行けば仲間がいるのか?」と
声をかける。その言葉が予感させる通り、
大がまっすぐ歩んでいった先にかけがえのない仲間はいたのだ。
3人が出会い、ともに遠くを目指す。
圧倒的な音とともに、JASSの3人と駆け抜ける2時間だ。
ー 藤津亮太 アニメ評論家

最上の音響空間が必要だから、映像化で映画を選択したのは正しい。
展開は駆け足なのに心を突き動かす、画面の衝動と圧倒的な音楽。
揺るぎない天才ではなく、持たざる者へのフォーカスも秀逸で、
轟音の中、ただただ泣いていた。
ー 中井 圭映画解説者

TVシリーズでもない。ましてや実写版でもない。
原作コミックをリスペクトした劇場体感型アニメ誕生!
白熱のライブシーンに魂揺さぶられ、
原作超えのクライマックスに男泣き。
『THE FIRST SLAM DUNK』の次はこれしかない!!
ー くれい響 映画評論家

「読むと音が聴こえてくる」ことで有名な原作漫画。
映画では、上原ひろみが繊細な雪祈のピアノを奏で、
そしてスクリーンから溢れ出す音の世界を創り上げた。
この映画は「観ると音に飲み込まれる」ことで有名になりそうだ。
 - 関龍彦講談社  FRaU編集長 兼 プロデューサー

映画「BLUE GIANT」公式ホームページより

映画の各シーンを補足する、雪祈の視点から描いた小説版もおすすめです。

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