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【エッセイ】 価値観は人それぞれ。

 恋愛の価値観について度々論争を広げられている「好き」を言う頻度。
正解なんてものはまず存在しないと思いますが書いていきます。

・・・

 付き合いたての頃、それはそれは好きで好きで仕方ないからどんな些細なことでも「好き」って言葉にしがちじゃないですか。
恋は盲目とはよく言ったもんで、他人からしたら笑っちゃうくらいどうでもいい事で好きって顔を赤くするわけですよ。

そして長く付き合うにつれて「好き」を言葉にする頻度が減っていく。

減っていく=好きじゃない

ってわけではないんですが、前より減るのは些か不安になる人も多いかと。特に女性の方なんてそうなんじゃないでしょうか。
で、僕が今回言いたいのは、【頻度が減る】のは、

「好きじゃなくなった」ではなく「貴方と馴染んできた」

こういう考え方は出来ないだろうか。


「慣れる」でもなく「馴染む」

慣れるは『長く経験して、何も感じなくなる』
馴染むは『長く経験して、しっくりくる』

 僕はしょうもない恋愛を何回かしましたが、やはり辿り着きたい最終地点は馴染むです。一緒に居て楽な関係。一緒に居てしっくりくる人。

 だから僕の中では、付き合いたては「好き」っていっぱい言って、半年やら1年やらと長く付き合うにつれて「好き」の頻度が落ちても「好きじゃなくなった」わけではないんですよね。
そりゃ言葉にしなきゃ分からない事はあるとは思いますが、男はそんなものだと思う。
そこを責め立ててしまうから、居心地が悪くなって無意識に逃げようとするんじゃないかな。

 あとはタイミングとかですよね。
仕事とか、プライベートな部分でダメージを食らっている時に必要なのって「ノリと勢い」だと思うんですよ。

つまり、くだらないけど笑えるような事です。

「誰々くんは私が支えるから」
「誰々ちゃんは俺が支えるから」

みたいな献身的な感じではなくて、

「なんじゃそりゃぶん殴ってしまえ!こっちで責任取れねーけどハハッ」

こんな切り口で話を聞いてくれる人の方が気持ちが楽に慣れたりするかもしれない。
落ち込んでいる恋人に「はぁ〜ん今日もしゅきしゅき〜」って絡み、己を客観的に見たら面倒くさい人間だなぁって思いませんか?

まぁ色々な人がいる世の中ですから、それが良いって人もいるだろうけど、それって付き合いたての頃だけな気がします。

 最初に戻りますが、恋愛の価値観において大事なのは「熱を保つ」ではなく「安定すること」

安定することというのは、馴染むこと。
だもんで、僕は「好き」と発する頻度は低めです。
「好き」と相手を思う気持ちは馴染めても「好き」と声に出す動作は慣れていくものだと思います。
その慣れてしまった「好き」という動作は、特別感のないただの言葉に成り下がるんじゃないかな。

 そんな風に思った深夜3時に書き上げた記事(19時に投稿を予約してるのでこの時間ですが、深夜に酔っぱらった勢いで書いているのでこんなもんです。)

世の中の人に平等の幸せが訪れますように。

おしまいっ

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