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「『ABYSS アビス』広島トークイベント」~【連載/逆光の乱反射 番外編】
みなさん、お久しぶりです。映画『逆光』のもろもろに関する連作ドキュメント「逆光の乱反射」から早一年。久方ぶりの続報です。
『逆光』と同じく監督&主演・須藤蓮×脚本・渡辺あやコンビの2作目『ABYSS アビス』が公開になったことはみなさんご存じのことかと思います。
9月15日、渋谷シネクイント、小山シネマロブレで封切りになった本作。「映画を鑑賞するだけでなく“映画体験”を生み出す」という彼らの意
「岐阜、柳ヶ瀬のブルース」~【連載/逆光の乱反射 vol.35】
『逆光の乱反射』は映画『逆光』の配給活動が巻き起こす波紋をレポートする、ドキュメント連載企画です。広島在住のライター・小説家の清水浩司が不定期に書いていきます。
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7月23、24日の週末――と文字で書くとピンとこないが、すなわちそれは夏休みがはじまって最初の週末。まだ手つかずの休日が目の前に広がっていて、自由な解放感と夏のはじまりに胸がパンパンに満
「島根、あや庵にて④」(渡辺あや)~【連載/逆光の乱反射 vol.34】
『逆光の乱反射』は映画『逆光』の配給活動が巻き起こす波紋をレポートする、ドキュメント連載企画です。広島在住のライター・小説家の清水浩司が不定期に書いていきます。
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こうあらねばならない、かくあらねばならない、というキューブ(社会的な型)にハマっていた人たちを元のカタチに戻していくのが、『逆光』プロジェクトが現在進行形で起こしている改革なのかもしれな
「島根、あや庵にて③」(渡辺あや)~【連載/逆光の乱反射 vol.33】
『逆光の乱反射』は映画『逆光』の配給活動が巻き起こす波紋をレポートする、ドキュメント連載企画です。広島在住のライター・小説家の清水浩司が不定期に書いていきます。
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『逆光』は20代の須藤蓮とミドルエイジの渡辺あや、年齢も性別も出生も違う2人の師弟のような、バディのような関係性が魅力だが、そんな中で大きなテーマとして浮かび上がってくるのが世代を越え
「島根、あや庵にて②」(渡辺あや)~【連載/逆光の乱反射 vol.32】
逆光の乱反射』は映画『逆光』の配給活動が巻き起こす波紋をレポートする、ドキュメント連載企画です。広島在住のライター・小説家の清水浩司が不定期に書いていきます。
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私が望んだ渡辺あやとのガチンコトーク。ちなみに渡辺は私の1つ上の先輩にあたるが、正直年の差以上に怯むところはあった。だってあの渡辺あやである。オトナとしての成熟度合いには雲泥の差がある。
「島根、あや庵にて①」(渡辺あや)~【連載/逆光の乱反射 vol.31】
『逆光の乱反射』は映画『逆光』の配給活動が巻き起こす波紋をレポートする、ドキュメント連載企画です。広島在住のライター・小説家の清水浩司が不定期に書いていきます。
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車で広島から島根に向かう。
ハンドルを握っていると「山陽」「山陰」という言葉がナルホドと いう納得と共に身体に入ってくる。それは広島が「陽」で島根が「 陰」という意味ではない。とにか
「京都は春③」(大成海)~【連載/逆光の乱反射 vol.30】
京都の大学4年生・大成海(おおなり・かい)。『逆光』の関西での配給活動に参加した彼は『逆光』にどんな影響を受けたのか?
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乱反射。光線が表面の滑らかでない物体にあたって種々の方向に反射する。物体の形がいびつであるほど、表面の滑らかさが失われるほど、反射する光線の数は多くなる。
ぼくは、『逆光』のプロモーションスタッフとしての活
「京都は春②」(大成海)~【連載/逆光の乱反射 vol.29】
京都の大学に通う4年生・大成海(おおなり・かい)。『逆光』の関西配給活動に参加した彼が綴る、『逆光』京都レポート第2回
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ぼくらのボス・須藤蓮は、イベントが大好きだ。好きな場所やお店を見つけては、すぐそこを巻き込んだイベントができないかと企てる。そしてぼくら『逆光』チームはその企画・運営に付き合わされる。
『逆光』のファンを増やす
「京都は春①」(大成海)~【連載/逆光の乱反射 vol.28】
『逆光の乱反射』は映画『逆光』の配給活動が巻き起こす波紋をレポートする、ドキュメント連載企画です。広島在住のライター・小説家の清水浩司が不定期に書いていきます。
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鴨川の川べりには黄色い花が咲き、多くの人たちが散歩をしたり、水面に足を浸したりして楽しんでいた。まっことうららかな京都の春である。
冬の東京のしばれる日々
「東京通過③」(須藤蓮)~【帰ってきた!「逆光の乱反射」】
アップリンク・ショック以降、須藤の焦点は再び数字・結果から人に移っていった。改めてそのことの重要性を認識したと言っていい。
そんな中、須藤にとって「人はあたたかさみたいなものを求めてるんだ、それがもっとも大事なんだ」ということが確信に変わる出来事があった。
それが2月1日から3日間に渡って吉祥寺NEPOで行われた「Dialogue Live」だ。
これは彼らが東京公開で知り合ったクリエイター
「東京通過②」(須藤蓮)~【帰ってきた!「逆光の乱反射」】
逆光の乱反射』は映画『逆光』の配給活動が巻き起こす波紋をレポートする、ドキュメント連載企画です。広島在住のライター・小説家の清水浩司が不定期に書いていきます。
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冬の東京で『逆光』チームを襲った「ホームの洗礼」。
「ここでは絶対負けられない」というプレッシャー、「知り合いの前でアツいこと語るの恥ずかしい」という迷い……再び湧き出し
「東京通過①」(須藤蓮)~【帰ってきた!「逆光の乱反射」】
逆光の乱反射』は映画『逆光』の配給活動が巻き起こす波紋をレポートする、ドキュメント連載企画です。広島在住のライター・小説家の清水浩司が不定期に書いていきます。
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半年ぶりに話す須藤蓮は、歯切れが悪かった。
どうにもこうにもまだるっこしいものがあった。
あの調子乗りで、不遜な自信家で、人の懐にぐいぐい入っていく人たらしで、小動物の