マガジンのカバー画像

コラム「さ道」

11
さとうみつのちょっとひねくれた視点から書かれたコラムをマガジンとして綴っています。さとうみつの「道」だから「さ道」。自分が考えたことや感じたことを600字程度に記しています。捉え… もっと読む
運営しているクリエイター

記事一覧

新しいステージへ(僕の2023年)

新しいステージへ(僕の2023年)

おはようございます。みつです。
さて、今日は、2023年を振り返り、久しぶりに長めの記事を掲載します。

最初に(企画について)

この記事は、公務員仲間で、いつも刺激をいただいているくぎさんがお膳立てしてくれた「公務員で綴る Advent Calendar 2023」「公務員で綴る 綴る Advent Calendar 2023」に参加しています。

アドベントカレンダーからいただいたテーマは、

もっとみる
こんなものまでサブスクでいける時代

こんなものまでサブスクでいける時代

新車の匂いがすると不思議に笑みがこぼれる。2月下旬、新車が我が家にやって来た。2週間と少し経ったが、日差しよけのビニールシートが、もったいなくて、汚したくなくて、まだ外せない。新車にはたくさんの機能が搭載されていて、いちいち驚いている。やがては慣れてしまうのはわかっているけど、うれしいのだ。しばし、はしゃぐ気持ちも大目にみよう。

中古車で買ったヴィッツに15年くらい乗った。自動車には、あまりこだ

もっとみる
母校でTOEIC受験 on January 29th, 2023

母校でTOEIC受験 on January 29th, 2023

今年もTOEICを受験した。2021年から3回目。最初の年は、あまりの不出来さにショックを受け、昼間から暴飲暴食で荒れたこともあった。今年の受験会場は偶然に母校だった。学生時代、「いつかは英語が話せるようになりたい」とスキマ時間を見つけて学内の語学ラボへ通った。壁にたくさんのカセットテープがあるちょっと暗めの部屋で、音声教材を聞いていた。あれから30年。その跡地に立つ新校舎での試験だった。

最近

もっとみる
聴講生として大学院へ行ってみた

聴講生として大学院へ行ってみた

聖学院大学大学院秋学期が終わった。聴講生として毎週木曜日の夜6時から90分の授業をとった。午後5時15分に仕事を終えて大学へ向かう。夜の授業は登録しておけば自家用車での通学を認めてもらえたので、仕事を持つ身としては、とてもありがたかった。

社会人が大学院で学ぶ環境整備が進んでいる。夜間に授業を開講したり、科目履修制度を提供したり、働きながらでも大学院へ通いやすい仕組みが提供されている。私は1科目

もっとみる
新しい服

新しい服

自分が50歳だなんて、とても信じられない。もう一度数え直してみたら、きっと一歳か二歳の数え間違いが見つかるのではないか…。ムダなチャレンジをしてみたい気持ちが沸々と湧く。ふぅー、でも、足掻くのも、ここまでにしよう。50代というまだ着慣れない服をどんなものにしていくのか、これから考えるんだ。

「五十にして天命を知る」と論語にある。自分が何のために生きているのか、その使命を知る。重たい言葉だ。率直に

もっとみる
知命を迎えるにあたって

知命を迎えるにあたって

誕生日は、当たり前のことだが自分が生まれた日である。子どもの頃は「プレゼント」がもらえたり、ご馳走を食べることができたり、一年の中で最も楽しみな日だった。大人になった今でも、家族や友人に「おめでとう」と言葉をかけてもらえると、うれしい気持ちになる。

SNSの友だちの誕生日を通知してくれる機能を使って、普段、お目にかかれない方からもお祝いのメッセージやコメントをいただける。年賀状よりも、むしろこの

もっとみる
『一年の計は元旦にあり』の意味は?

『一年の計は元旦にあり』の意味は?

年始に思い出すことわざと言えば『一年の計は元旦にあり』だろう。「1年の計画は元旦に立てるべき、1年の計画を立てるのに元旦は良い機会だ」という使われ方をする。しかし、この言葉の出典については知らなかったので、インターネットで調べてみた。

検索の結果、その由来は、中国の書籍「月令広義」(げつれいこうぎ)とする説と、日本の戦国武将・毛利元就の手紙とする説の二つあることがわかった。どちらも16世紀後半に

もっとみる
年末年始休暇の終わりに

年末年始休暇の終わりに

年末年始の休暇も今日まで。6日間なんてあっという間だ。仕事納めの時から「きっと飛ぶように時間が過ぎる」と覚悟していた。だから、休暇中にやらなければならない事、やりたい事を書き出しておいた。友人と会う事、TOEIC試験の勉強、音声配信、実家への帰省などなど。その他、本を読んだり、映画を観たり、ゆっくりする時間も取ろうと目論んでいた。

テレビでは箱根駅伝の復路が放送されていた。母校はあと一歩のところ

もっとみる
ウィズ コロナの忘年会

ウィズ コロナの忘年会

師走。コロナ前ならば職場の同僚や友人たちと毎週のように忘年会でお酒や食事を楽しんでいた時期だ。2022年ヒット商品番付には「#3年ぶり」が西の横綱として入ったが、多くの職場でも3年ぶりに忘年会が復活しているのだろうか。

忘年会とは、一年間の嫌なことや苦労を忘れて、新たな気持ちで新しい年を迎えようという意味を持つ。古くは鎌倉時代の大晦日に行われていた「年忘れ」という連歌の会にルーツがある。それが、

もっとみる
違いがあることは豊かなこと

違いがあることは豊かなこと

ずいぶん昔のことになるが、自宅にドイツ人の友人を招いた。彼は留学生として日本に来ていた。食事を済ませ、くつろぎながら、日本のカルチャーを知ってもらおうと、僕の好きな日本人ミュージシャンのライブDVDを見せた。

まだYouTubeのなかった時代だ。東京ドームで数万人の観客が演奏に合わせて腕を振り上げている。スタジアムが一体になって盛り上がっている映像を見せて、大好きなミュージシャンの人気の高さを伝

もっとみる
「〇〇ガチャ」2022年の師走に

「〇〇ガチャ」2022年の師走に

日経MJが発表した2022年のヒット番付 横綱は「#3年ぶり」と「コスパ&タイパ」だった。トップになったのは、どちらも商品ではなく、今年の世相を表すような言葉だ。

「#3年ぶり」は新型コロナ感染症による行動制限が緩和され、全国各地で様々なイベントや活動が再開したことの表れだ。またコスパは投じた費用と比べてパフォーマンスが高かったかどうかを測る言葉だが、タイパは時間あたりのパフォーマンスを測る。あ

もっとみる