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こんなものまでサブスクでいける時代

新車の匂いがすると不思議に笑みがこぼれる。2月下旬、新車が我が家にやって来た。2週間と少し経ったが、日差しよけのビニールシートが、もったいなくて、汚したくなくて、まだ外せない。新車にはたくさんの機能が搭載されていて、いちいち驚いている。やがては慣れてしまうのはわかっているけど、うれしいのだ。しばし、はしゃぐ気持ちも大目にみよう。

中古車で買ったヴィッツに15年くらい乗った。自動車には、あまりこだわらない。運転できれば、何でもいいと思っている。が、所々傷みがあまりにひどくなってきたので、乗り換えることにした。2022年の目標に乗り換えを掲げて、1年以上経って、ようやく重い腰を上げた。

鋭い方はお気付きだろう。新車は「来た」のであって、「買った」のではない。流行りのサブスク、要するにリースして、乗ることにした。「新車を定額払いで乗れる」と聞き、どんな仕組みなのか、興味が湧いたので、試してみたくなった。

毎月2万円弱(ボーナス月は別)の費用で新車に乗れる。仕組みは、5年間のリース後に残る価値を定めて、使ってしまう予定の価値をリース費として支払うのだ。所有しないので、自分のものにはならないが、税金や車検の費用がかからないし、僕のような人にとっては、車の相談を一元化できることにもメリットを感じた。

いまやサブスクによるサービス提供が広がっている。動画配信、音楽配信だけでなく、ランドセルのサブスクもあるようだ。不動産の賃貸なども所有しないスタイルではあるが、このようなサブスク方式による「所有しない生活スタイル」は、どんな風に展開していくのだろうか。

サブスクしたクルマ

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