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|祭りの力|インタビュー|お祭りを支えるヒト

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この祭りがなくちゃ、うちの街じゃない 街に賑わいを生み出すため、先人の伝統を守り続けるため 新しい地域の文化を創るため、元気を日本中に発信するため 今、さらに盛り上がりを見せる東…
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#夏祭り

浅草は賑やかじゃなくちゃ

浅草は賑やかじゃなくちゃ

海外からの観光客も多く、平日も大勢の人で賑わう浅草。隅田川沿いの花川戸商店会に、この街をこよなく愛する雑貨店店主がいた。

絶やすわけにいかない 浅草商店主たちの意地商店連合会の事務局長であり、浅草サンバカーニバルの運営を率いる諏訪信幸さん。「この辺も昭和20年3月20日の大空襲でぜんぶ焼けちゃった土地。そういう廃墟から盛り上げてきたのが親父たちの世代。高度経済成長を迎えて、復興していく浅草を見た

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三軒茶屋の魅力は、気取っていない人情味

三軒茶屋の魅力は、気取っていない人情味

三茶ラテンフェスティバル世代を越えて愛される街、三軒茶屋。ここで例年、8月の下旬の2日間で開催され、約2万人が訪れる祭りが、「三茶ラテンフェスティバル」。1984年に始まった。

当初は三軒茶屋の8つの商店街全体でのお祭りだったが、現在は4つの商店街が実行母体となり、なかでも中心となって運営しているのが、三軒茶屋銀座商店街振興組合。

三軒茶屋の魅力は、気取っていない人情味理事長であり、三茶ラテン

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育ててくれた
木更津への恩返し

育ててくれた 木更津への恩返し

木更津港まつり南房総・東京湾岸に位置する千葉県木更津市。古くから港町として栄えてきた町で、港を築いた先人たちへの感謝や慰霊のために、昭和23年から花火大会がスタート。その後、「木更津甚句」の囃子言葉がもとになっている「やっさいもっさい」踊りも行われるようになった木更津港まつりも、2019年で72 回目を迎えた。

東京湾アクアラインの通行料金がETC割引で下がったこともあり、訪れる人は増加中。20

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いい街には、
いい祭りがある

いい街には、 いい祭りがある

第36回南越谷阿波踊り埼玉県の南東部に位置する越谷の夏の風物詩。毎年70万人以上が来場する日本三大阿波踊りである。

今年で36回目、祭りの生みの親は、ポラスグループ創業者の中内俊三さん。住宅会社として、日頃からお世話になっている地域への恩返しと新たに移り住んできた方々に、街に愛着を持って住んでもらいたいとスタートしたもの。

一企業の声かけから始まった祭りということで、当初は運営も難航していたが

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元気ない人も
元気にします かならず

元気ない人も 元気にします かならず

新宿エイサーまつり毎年100万人以上を動員する新宿の夏の一大風物詩。魂を揺さぶる勇壮な掛け声が特徴で、踊り子のみならず観る人をも熱く魅了します。

祭りの開催のきっかけは2001年新宿の商店街の一部で、沖縄のエイサーチームを招いて、エイサーを披露してもらったのがきっかけ。その活気ある踊りを見た4商店街振興組合が、新宿の街にふさわしいと、翌2002年から5団体を招いて第1回目の新宿エイサー祭りを開催

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