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三軒茶屋の魅力は、気取っていない人情味

三茶ラテンフェスティバル

世代を越えて愛される街、三軒茶屋。ここで例年、8月の下旬の2日間で開催され、約2万人が訪れる祭りが、「三茶ラテンフェスティバル」。1984年に始まった。

当初は三軒茶屋の8つの商店街全体でのお祭りだったが、現在は4つの商店街が実行母体となり、なかでも中心となって運営しているのが、三軒茶屋銀座商店街振興組合。

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三軒茶屋の魅力は、気取っていない人情味

理事長であり、三茶ラテンフェスティバルの実行委員長である飯島祥夫さんに聞いた。

「浅草サンバカーニバルほど大きくはない分、うちはパレードをすぐ間近で観られるのがいいところ。屋根付きのふれあい広場も当日は大勢のお客様で賑わいます。」三軒茶屋銀座商店街のゆるキャラであり、世田谷区の住民票も持っているという「三茶わん」くんも合流すると、たちまち注目の的に。ラテンフェスティバル当日も盛り上げてくれそうだ。

三軒茶屋の魅力は、気取っていない人情味、安心して過ごせるところ。これからは2020年に向け、海外からのお客様も街に呼び込んでいきたい。」

三軒茶屋銀座商店街振興組合では他にも、岩手県一関市千厩町など地方の町との交流や、体験型防災フェアを主催して安心安全に力を入れたりと、現代の商店街の役割を果たそうと活動中。

三茶ラテンフェスティバル
日時:
毎年8月下旬の2日間
場所:茶沢通り、烏山川緑道、太子堂出張所ほか

今回インタビューに答えてくれたヒト
三茶ラテンフェスティバル 実行委員長
三軒茶屋銀座商店街振興組合 理事長
飯島 祥夫 さん
三茶わん さん

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※このインタビュー記事は2016年にGTFガイドブックに掲載したものを加筆修正しました

「祭り」の伝統を次世代に繋ぐため、裏方として活躍するヒトやモノのストーリーを発信していきます。頂いたご支援は祭りの伝統を繋ぐ人たちへの取材費とさせていただきます。