青葉組~「林業」がおもしろくなるnote~

「未来の森を、今つくる。」 GREEN FORESTERSが展開する植林・育林事業「青…

青葉組~「林業」がおもしろくなるnote~

「未来の森を、今つくる。」 GREEN FORESTERSが展開する植林・育林事業「青葉組」。地方でのサステナブルな生活とキャリアを実現する”柔軟で効率的な働き方” =「GREEN WORK」で植林の人材不足を解決する! https://www.greenforesters.jp

最近の記事

テレビに出たけど、どうしても伝えたいこと

(このnoteはBS-TBSのとある番組を受けての記事です。まだ御覧になっていない方は、ご覧になってからお読みいただけるとスムーズです。) 代表の中井です。 先日、BS-TBSの「噂の!東京マガジン」にて取材頂きました。 当初は10分程度のVTRの予定だったそうですが、だいぶ面白がって頂き、結果的に1時間番組のほとんどを使って弊社を取り上げて頂きました。 それ自体、すごくありがたいことだし、実際、弊社員のキラキラした笑顔とまっすぐな思いをストレートに伝えて頂いて、僕も胸に

    • 祝三周年!青葉組の現在地

      木を植え育てる専門集団、青葉組代表の中井です。2023年7月15日で母体であるGREEN FORESTERS設立3周年を迎えました! 私たちは、林業、中でも伐採(いわゆる木こり)はせずに木を植えて森を育てる「造林」専門という業態で展開している林業系スタートアップです。森林のインパクトをたくさん作り出すことを自らの使命とし活動しております。 今回は、3年間造林やってみて実際、人集まってるの?とかやっていけるの?とか、そもそも実際どういうビジネスモデルなの?とか、リアルなとこ

      • 「山づくり」へのそれぞれの想い

        こんにちは。青葉組で事務を担当している栃木団のスタッフです。普段はPCの前で作業をしており、今回初めて現場にお邪魔しました。 普段、ほとんど山歩きもしないですし、林業とはなんぞや?くらいの素人の私から見て感動したことをお届けできればと思っています。 ヨゴロウ畑~ほかの山づくりとはどう違うの?~青葉組では普段森林組合さんの下請けでお仕事をさせて頂くことも多いのですが、今回お邪魔した「ヨゴロウ畑」は自社で初めて所有者さんから直接お預かりした山です。 ヨゴロウ畑がこれまでの林業

        • 青葉組が目指すもの

          代表の中井です。青葉組という林業の中でも特に木を育てる「植林・育林」に特化した事業を展開しています。青葉組は2021年4月に本格的に活動開始からもうすぐ2年が経とうとしています。2022年を振り返りつつ、今後の抱負を語っていきたいと思います。 2022年を振り返る 2022年の3大青葉組ニュースといえば。 1.新潟・村上への進出 関東圏から脱し、村上へ。農林水産業みらい基金という最難関の補助団体(採択率4%!)からの支援を受け、積雪地での造林業という新たなチャレンジを展

        テレビに出たけど、どうしても伝えたいこと

          新潟団進出&メンバー募集!団長に聞く「なぜ今、新潟なのか?」

          Webサイトからの1通の問い合わせが始まりでした。 「新潟県に造林会社が少ない・・だったら自分でやろう!」 熱い想いで青葉組に問い合わせくださり、それがきっかけで青葉組の新潟進出が決定! 発起人であり、新潟団団長を担当してくださる佐藤さんへのインタビューです。 ▼新潟進出のプレスリリースはこちら 植林・育林専門ベンチャー「青葉組」が新潟県村上市に拠点を開設、展開開始! 岩田:本日はよろしくお願いします!佐藤さんとじっくりお話しするのは初めてなので、まずはこれまでの佐藤さ

          新潟団進出&メンバー募集!団長に聞く「なぜ今、新潟なのか?」

          大規模山火事から45年。放置林となった山の再生ストーリー

          今から45年前の栃木県で、大きな山火事が起きました。昭和52年3月15日に旧黒羽町・馬頭町(現大田原市那珂川町)に1,500haを超える森林が、山火事によって消失したといわれています。およそ、東京ドーム325個分の広さです。 この山火事後、一部の森林では植林が進まず、山火事後の荒れた土地のまま月日が流れていきました。 元号が令和となった、2022年。青葉組が植林をして山に苗木が植えられるまでのストーリーです。 1. 自然に、「山」になっていかないのか?山火事の後、森林はま

          大規模山火事から45年。放置林となった山の再生ストーリー

          【次世代のために】帝国器材さま インタビュー!

          5月某日。雲ひとつない空の下、青々とした山の中で、帝国器材様に植林研修を実施しました。 研修の様子はこちらの記事をご覧ください! 【次世代のために】帝国器材さま 植林研修レポート 帝国器材株式会社 ご紹介 1937年に創業され、今年で85年の老舗木製品メーカー様。国産木材の活用に力を入れており、家具作りを始め、学校や公共施設に温かく居心地の良い空間づくりを日本全国で展開されています。 1990年頃から「人と環境に配慮した製品をつくる」と掲げておられます。今やどこでも耳に

          【次世代のために】帝国器材さま インタビュー!

          【次世代のために】帝国器材さま 植林研修レポート

          5月某日。気持ちのいい空と鮮やかな緑が広がった山の中で、企業様に向けた植林研修を実施しました。 今回、ご縁があって研修をさせていただいたのは、帝国器材株式会社様です。1937年に創業され、今年で85年の老舗木製品メーカー様。国産木材の活用に力を入れており、家具作りを始め、学校や公共施設に温かく居心地の良い空間づくりを日本全国で展開されています。 社歴を拝見すると、1990年頃から「人と環境に配慮した製品をつくる」と掲げておられます。今やどこでも耳にする”サステナビリティ”。

          【次世代のために】帝国器材さま 植林研修レポート

          2022年の抱負

          あけましておめでとうございます! 代表の中井です!2022年になりました。早い~!! 1.昨年の振り返り 昨年は起業2年目として、栃木県北地域に拠点をつくり植林・育林事業を展開してきました。4月に事務所を構えたときには社員はたった一人だけでしたが、年末には7名まで増え、取締役やバックオフィスを含めると10名になり、会社らしい規模感になってきました。何より、本当に最高の仲間が集まりました! 会社としてはまだまだ未熟さの塊のような状態ですが、それでも経営側だけでなく社員みんなで

          【夏前必読】林業関係者向けハチ対策まとめ

          会社設立後、初めて夏を越えた私たち。 聞いていましたが、やっぱり猛威を奮われた存在がいました。 そう、"ハチ"です。 林業関係者で一度も刺されたことが無いという人はいない説が唱えられるほど、夏はハチとの戦いでもあります。僕らも、この下刈りシーズンに色々とハチのことを調べて、対策を考えていたので、今日はその内容を皆さんにも公開したいと思います。 1. どんなハチが危険か 日本において、人を刺すハチは主にスズメバチ、アシナガバチ、ミツバチ、の3種類です。実はどのハチも、刺す

          【夏前必読】林業関係者向けハチ対策まとめ

          【GF社員インタビュー】生き物が生活しやすい山に - やりたいことを実現する選択と決意

          GREEN FORESRERSの社員4名の方に「会社の魅力」と「林業の魅力」の2つの切り口でインタビューしました。林業に対するイメージ、思い、会社の魅力、将来の夢などを通して、個性あふれる社員をひとりずつご紹介できればと思います! 社員インタビュー2人目は、鈴木さんです。 上野:鈴木さん、早速ですがGREEN FORESTERSに入社される前はどんなお仕事をされてたのですか? 鈴木:林業会社で1年ほど働いていました。その会社では現場を担当しており、木の伐採や、重機を使って

          【GF社員インタビュー】生き物が生活しやすい山に - やりたいことを実現する選択と決意

          【全文公開】「100年後を考えた応援を」村松竜さんがGREEN FORESTERSへの支援を決めた理由

          「100年構想」という個人の寄付・ボランティア活動を推進されており、この度、一部他の寄付者と共同でGREEN FORESTERSを応援いただくことになりました、村松竜さんへのインタビューを全文お届けします! プレスリリースもチェック!(株式会社GREEN FORESTERSが、村松竜氏の寄付による資金提供を受け、植林・育林事業の人材採用・地域展開を加速) サマリー記事もチェック!(「100年後を考えた応援を」村松竜さんがGREEN FORESTERSへの支援を決めた理由)

          【全文公開】「100年後を考えた応援を」村松竜さんがGREEN FORESTERSへの支援を決めた理由

          【林業 × 働く】代表中井に聞いてみた。「働くってなんですか?」

          pWebサイトリリース、村松さんからの応援リリースと、色々と発信が続いているGREEN FORESTERS!ここで改めて、代表の中井にインタビューをしました。 テーマは【林業 × 働く】 私たちは、Webサイトで「GREEN WORK」という新しい働き方を提案しています。 なぜ「今」林業なのか?岩田:林業について、今までもnoteで発信してきましたが、なぜ「今」林業なのか、ここを改めてお話いただけますか? 中井:日本全体の人工林の多くが50歳以上になり、伐採して利用するタ

          【林業 × 働く】代表中井に聞いてみた。「働くってなんですか?」

          「100年後を考えた応援を」村松竜さんがGREEN FORESTERSへの支援を決めた理由

          「100年構想」という個人活動を推進されており、この度、一部他の寄付者と共同でGREEN FORESTERSを応援いただくことになりました、村松竜さんへのインタビューをお届けします! プレスリリースもぜひご覧ください → 株式会社GREEN FORESTERSが、村松竜氏の寄付による資金提供を受け、植林・育林事業の人材採用・地域展開を加速 村松竜さん 早稲田大学卒業後ジャフコに入社。投資したGMOインターネット上場後、1999年カード決済処理サービスのペイメント・ワン創業、

          「100年後を考えた応援を」村松竜さんがGREEN FORESTERSへの支援を決めた理由

          どんぐり拾ってみた。

          某日某所、どんぐり拾いをしてきました! なぜ、どんぐり?私たちは多様性のある森を育てるため、広葉樹の苗づくりにチャレンジしようとしています。木には大きく2種類あって、針葉樹と広葉樹に分けられます。 針葉樹・・・スギやヒノキ、カラマツなど 広葉樹・・・クヌギやナラ、カシなど 葉っぱや幹、細胞や組織構造に違いがあって分けられているのですが、ここでは割愛します。今日お話ししたいのは、「今の人工林って針葉樹ばかりなんです」ということ。ここに、私たちがどんぐり拾いをした理由があります

          バームクーヘンと年輪

          無性にバームクーヘンを食べたくなるときがあるのです。 バウムクーヘンの始まりは1800年代 バウムクーヘンは、ドイツ語由来。バウム(der Baum)は木、クーヘン(der Kuchen)お菓子という意味で、バームクーヘンは【木のお菓子】とういう意味になります。 1800年代の初めにドイツでバウムクーヘンが生まれ、そのバウムクーヘンが日本に伝わったのは第一次世界大戦の際。バウムクーヘンで有名な製菓会社「ユーハイム」の創始者カール・ユーハイムが、日本に捕虜として連れてこられた