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【全文公開】「100年後を考えた応援を」村松竜さんがGREEN FORESTERSへの支援を決めた理由

「100年構想」という個人の寄付・ボランティア活動を推進されており、この度、一部他の寄付者と共同でGREEN FORESTERSを応援いただくことになりました、村松竜さんへのインタビューを全文お届けします!

プレスリリースもチェック!(株式会社GREEN FORESTERSが、村松竜氏の寄付による資金提供を受け、植林・育林事業の人材採用・地域展開を加速
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村松竜さん
早稲田大学卒業後ジャフコに入社。投資したGMOインターネット上場後、1999年カード決済処理サービスのペイメント・ワン創業、カードコマースサービスと経営統合しGMOペイメントゲートウェイに社名変更、2005年マザーズ上場(現東証一部、日経300)。同年にGMOベンチャーバートナーズ設立、ジェネラルパートナーに就任。2012年よりシンガポールに移住。通算100社以上出資・創業関与し、24社が上場、海外6社含め16社が時価総額1,000億円以上になる。

1.  新企画「100年構想」とは?この取り組みに込められた想い。

岩田:新企画「100年構想」のサイトを拝見しました。この取り組みを始められたきっかけはなんでしょうか?

村松:きっかけは3つあります。まず1つ目はコロナ禍です。学生時代からもボランティアには興味があり、実際に活動をしていました。100年単位の考え方もありましたし直近でも寄付を続けていたんですが、もっとこのような活動を強化しないといけないな、と思ったのがコロナでした。
コロナ禍を経験し、100年スパンで地球・社会・世の中が動いていることを強く感じました。もともと歴史が好きなんです、日本史も世界史も。歴史を見ても、前回のパンデミックの後、世界大戦が起きて資本主義対共産主義になって、それが終わり、今みたいな多様化した社会になりました。その動きがグローバル化をものすごく加速して、そして現在の日米中関係があります。そういった歴史を見ると、今回のパンデミックで次の100年に繋がっていく大きなことが、連鎖して変化していくんだろうな、と。じゃあ、次の100年を考えていろんなことをやりたいなと思ったんです。

2つ目は、個人的な哲学なのかもしれない話なんですが、ひとりの人間ではどうにもならない、大きな世の中の流れがあると感じたのです。そのすごく大きな流れの上で、人間の人生って短いと思うんですけれども、働いてる時間はもっと短くて、せいぜい50年くらいですよね。人間の50年と、すごく大きな100年単位の流れがあって。つまりは、自分の職業人生ってあと何十年で終わっちゃうなと思う一方で、自分の死後も止まらない大きな流れと一体化して考えることによって、自分がその流れの一部に思えてきて、すごくやりがいを感じるんですよね。それがモチベーションなんです。

最後の3つ目は、個人の時代、直接参加型の社会が来ていると感じる点です。間接金融から直接金融へ、金融の世界ではこの100年でものすごく変化しました。昔はすべてに銀行が関わっていました。お金は全部銀行に預金、銀行がそのお金の配分を決める、それが産業革命以来ずっと何百年も続いていました。それがこの50年で、投資会社を始め、最近だと個人がこの会社、この人に投資したいから直接投資をするという、直接金融が加速しています。今ベンチャーキャピタルが増えていることや、寄付型も含めたクラウドファンディングがたくさん立ち上がっているのも、その流れです。直接金融の最たるものですよね。この流れはかなり注目しています。

岩田:村松さんは、FinTech業界に長くいらっしゃいますよね。

村松:はい、私はスタートアップやFintechの世界に30年近くいますが、「間接金融から直接金融へ」というかなり大きな変化を見てきた中で、国策領域に直接個人が応援するという時代が来るんじゃないかな、という気がしているんですよ。それがこの構想にも繋がっています。
今、(選挙や政治の話はおいておいて)国民は税金を納めたら、政府が全配分を決めています。納税者のもっとここをこうしてほしいという意見は、なかなか届きません。そして、結果がどうなったのかも、あまり知らされませんよね。
一方で、ふるさと納税という仕組みがあります。特定の自治体に寄付して、リターンとして特産品がもらえたりします。ここを応援したい、ここに自分の税金を使ってほしい、なんなら手伝いたいみたいな。これは、今までと違う概念だと思うんです。

岩田:確かに、ふるさと納税は税金が「間接金融から直接金融へ」の変化している形ですね。

村松:今回GREEN FORESTERSの中井さんとご縁をいただいてから、林業関連のニュースを読み始めているのですが、そんなことになっているんだって驚いています。私たちのとても身近に山はあって、そこにキャンプに行ったりとかしますが、全然山のことを知らないですよね。
山や森林に関することは、専門家・専門業者、山主さん、森林組合、林野庁がいて、その業界の人たちが全部やってくださっています。その林野庁の財源は、国民の税金の一部なんですけれど、それがどうなってるかは全く知らない方がほとんどだと思います。私もそうです。でも、今回こういうきっかけで、今までは官僚とか国政のエリアだったことに、ちょっと個人的に応援できるわけじゃないですか。これはすごいことだと熱狂しているんですよ!
これが広がっていくんじゃないかなと思うし、広がるといいなと思っています。私が最初の寄付者かもしれませんが、このあとたくさん現れるかもしれませんし、寄付者ではなく、参加したい、一緒に植えたい、一緒に草刈りたいとか、そういう人が現れる予感がするんですよね。

岩田:その流れはとても嬉しいですね!「応援」が次の100年のキーワードでしょうか。

村松:そうだと思っています。直接金融の次は、直接応援。国や政府が全部やるのではなく、個人が考えたり直接応援したり参加したりする、そういう時代が次のこの100年なんじゃなかなって非常に思い始めています。
これまでは、国家と企業という2つの主体が世の中をつくってきました。企業というのは民間の営利企業です。なので、ビジネスベースで利益を出しながら世の中を変えていくという企業が、成長もするし世の中を変えていく。そのおかげで、これまでの100年くらいは世界中がものすごく変わったと思います。自分も最初にその世界に行きました。営利ビジネスでガンガン成長するテクノロジースタートアップを応援する、自分でそれを経営する、私は今そういう側にいます。
特に日本の営利企業の中では、100年後の話ってほとんどしません。理由は2つあって、1つはあまりにも時間軸が長く変数も多いため自分ごととして想像がつかなすぎるから。もう1つ決定的なのは、多くの企業の場合、数年でビジネスにならないことはやらない、やれないからです。一般的には3年、長くて5年くらい先を見て、投資したりビジネスを成長させたりします。だから、その時間軸でビジネスにならないこと、非営利な事業は政府・国家がやることになっているのが現代なのですが、この役割分担が変わってくると思っています。
起こってもいいイノベーションがあるのに、投資が向かないから起こらない。それは利益にならないから、または利益になるのは50年後かもしれないから。そうすると、これは国の仕事になる。けれども、国は国で大事なことがあるし、いろんな人が様々な思惑で動いている。もし、この森林はこういう風にやるべきなんだって思っても、どうにもならないことも多いじゃないですか。
この100年構想をまず1人で始めつつ、いろんな協力者から少しずつ応援いただきながら、そのうち大きなものになっていくといいなと思っています。利益、リターンが出るかはまったく分からない、でも100年後を考えると、絶対今これをやっとかなきゃいけないっていう問題は結構あって、つらつら考えると身近なもので自分にも何か出来そうなものでも10個くらいは平気であるし、恐らくは100個200個あると思っています。特にこの10個くらいは、自分の中ではすごく優先順位が高いなっていうのがリストアップされていて、そのひとつが森林資源なんです。

2. GREEN FORESTERSとの出会いと、林業の魅力。

岩田:100年構想の中でのトップ10に「森林資源」が入っていたのですね。

村松:遡ると学生の時から環境問題の中でも森林って興味があって。北海道大学に日本の森林を蘇らせるみたいな先生がいたんですよ。学生時代に、車を運転してその教授に札幌までお会いしに行ったりとかしていて。最近も森林にまつわる情報収集をしていたら、株式会社百森を発見したんですよ。

岩田:ということは、村松さんからアプローチがあったのですか?

村松:そうです。共通の知人がいたので、その方に「すごい面白い人と繋がっていますよね」って連絡しました。

岩田:情報収集をされている中で、森林・林業の魅力をどんなところに感じますか?

村松:中井さんと中間さんが先生なので、私がこれから言うことは教えていただいたことをそのまま言うだけなんですけど(笑)「50年かかる」というのが、自分の中でバチっとはまったんです。これから伐採されて出荷される木を目の前にして、「これは50年前の木です」っていうのが、もうたまらないですね。今我々が見ている星は、100万年前の光で、その星は今ないかもしれないみたいな話がありますよね。それと一緒で、50年前に植えた人がいて、草刈りや間伐もして、いろいろな結果が重なったものが目の前にある、それがすごいロマンだなと思うんですよ。
だからこそ、今どんどん植えたり変えたりしてかないと、50年後が大変なことになる。それを聞くと、私の仕事と全く無縁な世界なんです。ベンチャーキャピタル投資では、できたばかりの会社を応援して、その会社が上場してくれるサイクルが7〜8年くらいです。50年って言われると途方もない先のことなので、日頃そういう脳みそを使えません。それが、山で「8年経った木がこれです」と紹介されたものを見ると、やっと人間の背の高さくらい。8年でこれかと。8年あればスタートアップが上場するんですよ。でも木はやっと人間の高さになるんですよね。これだけ超長期なものっていうのは相当面白くて、それはすごい魅力に感じてます。
もう1つ教わって驚いたのが、1ヘクタールに2500本植えるんですけど、最終的には500本しか大人にならないって聞いて、なんかどういうことなんだろうと思っちゃって。

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岩田:言葉にできない衝撃がありますよね。

村松:全然知らないじゃないですか、そういう話。習いませんでしたよね。中井さんたちと山に行った時に、「あの林見てください、ばーっとみんな細くなっちゃってて、あれ失敗例です」「光が当たらないと、生態系ができないんですよ」って言われて、ああそうなのか、とか。今までなんかキャンプ行ったり山登りしたり、いろいろ林とか森とか見てますけど、そういう風に教えてくれる人がいなかったので、初めてこうやって森は見るんだ、と実感しています。もう今は結構違って見えています。まだ素人で入門者ですけど。

中井:日本全体でみると、森林が日本の面積の67%と言われますけど、人工林はその約4割くらいで、残りは自然の林なんですよね。それでも人工林は1000万ヘクタールくらいあって、北海道が800万ヘクタールなんで、北海道よりもちょっと大きいくらいの面積が僕らのフィールドです。でも、これからどういう森をつくっていこうっていったときに、決して4割の人工林だけ見て決めるのもよくないなって最近感じています。日本全国の67%の森林の中で、どういう風にポートフォリオを組んでいくかと考えないといけないなと。結構人工林ばっかり見がちなんですよね。

村松:森林は日本の国土の基盤、国土そのもの、私たちの生活の基盤ですよね。そして森林資源というのは、水源でもあり、いろんな自然資源です。無理なことをやると、土砂崩れや水害にも繋がります。つまり林業を考えることは、国土そのものを考えることに直結するんですよね。
一方で今、SDGsや、脱酸素の流れとカーボンニュートラルの一端で森林で二酸化炭素吸収しなきゃとか、あるいはバイオマス燃料で再エネ社会を作ってくために木を植えますとか、そういう議論もこの1年非常に加速してます。ですが中井さんたちとの話を通して、それだけじゃないっていうところを教わっています。オフセットのためだけで考えてくと、それはそれで長期的な森林資源の理想像とは離れていっちゃうっていうのを非常に感じます。
ある企業が何千万本の植林をしますというニュースを見ました。でも、どこでどんな森づくりをしていく前提の話なのかがどこにも書いてないんですよね。これは中井さんたちと話をしていたので気づきました。世の中の反応は「すごい、そんなに植林するんだ」で終わっている感じがしますが、どんな森林づくりなのか?50年後はどうなっているのか?という視点がすごい大事なんだということを、最近学ばせていただいています。

岩田:森林や林業に関して発信していくことの重要性をとても感じました。目の前のキャッチーなものだけで終わらない、大事なことに気付く知識を届けることは、私たちにできることだなと。

村松:実際、現場に連れて行っていただいたのは、とてもよかったです。まず、想像以上に大変だと思いました。すごい急な山道に車を走らせて、山の中を激しく進んで行くんですよ。その後、車を降りて山を歩いて行くのですが、結構な斜面なんですよね。ついていけないくらいの勢いで中井さんと中間さんがどんどん登っていって、まだ登るのか、と思いました。頑張って登ると、切り立ったところで5人くらいの人が作業していました。そこがめちゃくちゃ暑いんですよ。この暑さの中で、何時間もやってる。それも下刈りという作業で、こんな作業があるのかと初めて知りました。植林っていうと、木を持ってポコンと植えるだけなんだと思っていました。それ以外の膨大な作業の一部を、初めて見たんです。しかも相当暑いし、汗だらけになってる。それを朝5時から。
見渡すと植えられたばかりの小さい木がありました。「向こうを見てください、あれが50年経った木です」と中井さんが指差した方を見ると、どーんと立派な林があるんです。これからすごくすごく長い時間をかけて、この小さな木たちがあの林のようになっていく。その間ずっと間伐もやるし、下刈りも続けると聞いて、それまでは、植林とは植えるだけでいいくらいに思っていたので衝撃的でした。
いろんな木を植えるプロジェクトがありますが、今までは植えているシーンしか想像できなかったけれど、植えた後この先何十年も下刈りとか間伐とかやる前提の話なのかと、ニュースが全然違って見えています。どこに植えて、どういう森林づくりするのかというところまで想像するようになりました。これが大事なんだっていうことを今までは全く知らなかったので、これはすごいことを教えていただいたなと思っています。逆を言うと、そこまで伴って考えないといけない。単に植える本数の問題じゃないということをすごく感じます。

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3. なぜGREEN FORESTERSを応援すると決めたのか。

岩田:林業から私たちのビジョンまで、中井・中間と様々なお話をさせていただいていますが、GREEN FORESTERSを応援すると決意いただいた決め手はなんでしょう。

村松:まず中井さんと中間さんとお話をして、もうビビっときたんですよ!やっぱり事業は「人」なんです。これは、これまでやってきたハイグロースなスタートアップの世界と同じことが言えます。もちろん技術とか、どの分野とか、どんなビジネスモデルなのかとかもあるんですけど、最終的にはやっぱり「人」次第。成功も失敗も、全部最後は「人」なんですね。創業者達がどんな人なのかでもうほとんど決まるんですよ。それは、社会起業家とかインパクトセクターであっても同じなのではないかなと。
ちなみに、お二人もインパクトセクターだとは自らをあんまり定義されてないと思います。私の勝手な定義だと、インパクトセクターの中でもすごくプロフィット意識の強い社会起業家だと思っています。
いわゆる社会起業家の方々って、プロフィット意識が薄い人が当然多いんですよね。一方で、すごく勢力を拡大して受益者がどんどん増えている団体というのは、組織を拡張する能力が非常に高く、ちゃんと利益を再投資しています。要は民間のようにやっているんですよ。営利事業のように、非営利事業をやっている方々が非常に成長しているんですね。そして、受益者も増えていく。社会インパクトが結果的に大きくなっているということを、この5年くらいで何団体か応援して非常に感じています。なので、お二人に会ったとき、この団体は非常に伸びると直感しました。今言った全ての条件を備えられているんです。
ものすごく意義が高いけれど、あんまり拡大できなさそうなプロジェクトもたくさんありますが、すごく応援したい半面、私も時間を含めていろいろなものが限られているので、なるべくインパクトが大きくなるものを応援したい。選ぶというのはおこがましいんですけど、その観点から、やっぱり事業運営者に着目しないといけないと思っています。この20年で、200社くらいのスタートアップを応援して、24社が実際上場して、16社が時価総額1000億円までいきました。その過程でどういう起業家がそういう風になるかとか、どういう応援をするとそうなるか、いろいろ経験則が溜まってきました。その経験則からすると、中井さんと中間さんはそうなる要素を備えられてるなと思ったんですよ。と同時に、多少応用できそうな私の経験則もあると思うので、それをいろいろお伝えしていけるといいな、とも思いました。

岩田:村松さんがお持ちの経験則と照らし合わせて、中井と中間に感じた「要素」についてもう少し詳しく聞きたいです。

村松:まずひとつは、組織への組織論と思い入れが非常にありますよね。例えば、「団」という言葉です。いろいろ考えて「団」という組織にしてますよね。ここに、すごい組織哲学があります。そういうのが非常に大事なんです。大きくなる組織って、組織哲学がきちんとあるんですよ。
あとは、テクノロジーを活用しようというマインドも非常にお強いんですよね。スマホで生産性を管理するとか、ドローンを使ってデータを蓄積していくとか、かなり発想がテクノロジードレーンですよね。でも一方で、実際の現場には全然違う世界観がある。でも、そのテクノロジーをうまく融合していきたい、という思想がすごくいいと思いました。この2つがあるとすごく組織は伸びるので、GREEN FORESTERSさんはこれから非常に全国に広がってくんじゃないかなって思います。

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4. これからのGREEN FORESTERSに必要な「人」について。

岩田:組織拡大に向けて、これから仲間集めを積極的に行っていきたいと思っています。村松さんから見て、GREEN FORESTERSに合う仲間の要素があればぜひ聞かせてください。

村松:そこは、正直ちょっと難しいところですよね・・・。私は外野なので、あくまで客観的に第三者的にこう見えます、という話でお願いします。
2タイプいらっしゃるんじゃないかなと思っています。1つは民間にいる事業開発人材です。もう1つは、そういう世界ではないんだけども、山とか森林とかが大好きで、そういう世界で一生熱中して関わり続けて生きていきたい方です。
前者についてですが、自分たちの国土の基盤・自然資源という領域での面白いイノベーションって、ものすごいありそうなんですよね。そういうことをお二人は相当考えられています。スキームを作って、ビジネスモデルを作って、それを全国展開してみたいなのって、この業界ではものすごいやりやすい。事業開発の知識をちょっと使うと、劇的に改善できることが山のようにありますが、それをやる人が全然いないのです。
後者のタイプの方は、そういう世界じゃないんだけれども、森林とともに豊かなウェルビーイング重視で生活していきたいという人です。GREEN FORESTERSさんは、働く人の生活の質が向上して、一生満足度の高い人生が送れるというのがコンセプトですよね。これは今まであまり意識されてなくて、やっぱり給料があまり上がらない世界、そして一定のスキルを積むと引退してしまう人が多い状況というのは、サスティナブルではないんです。GREEN FORESTERSはそこを変えるべく、どんどんスキルに応じて生活の質も向上していく、生活とキャリア両面でのサスティナブルな会社を、組織を作っていく思考が非常にお強いので、一生を預けやすく、安定して長期的に取り組んでいける、そういう会社なのかなって思うんですよね。

岩田:GREEN FORESTERSへの応募を考えていらっしゃる方に、ぜひメッセージをお願いします。

村松:自信を持ってこの会社を選んでいただけるんじゃないかなと思うし、自信を持ってここで長くやろうって思っていただけるんじゃないかなって思います。やっぱり転職するときって、悩みますよね。本当にこの会社でいいのか、他の選択肢も考えたり。今の会社辞めてこっちの会社来てどうかな、とかって。自分の選択肢に自信をどれくらい持てるかっていうと、みんな悩むと思うんですけど、すごく自信を持っていい選択肢なんじゃないかなって思います。あとは転職した後も、本当にここに居続けていいのかなとか思いますよね。その理由を自問自答する瞬間ってあると思うんですけど、やっぱりそれも長い意味で、非常によい場所でよいことをやってる会社なので、長くいればいるほど、すごくいい成果になるんじゃないかなって思います。

岩田:最後に、GREEN FORESTERSへの応援メッセージをお願いします!

村松:やっておられる分野とテーマが、非常に長期的に重要性が高いと思います。そしてこの分野でやっている仕事の内容が、すごく考えに考え抜かれていて、この時代にドンピシャなものだとも感じています。自信を持っていいと思っています。これからも応援しています!

岩田:本当にありがとうございました!

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インタビュアー・ライター情報
■氏名:岩田遥
■所属:みどり荘長(総務・人事担当)
■紹介文:林業未経験で青葉組に参画。GREEN WORKERが働きやすい環境の実現すべく、東京本社にてバックオフィスを担当。木のこと、山のこと、自然のこと、林業のことを日々勉強中。山の中でぼーっとするのが好き。山に行きたい。


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