見出し画像

劇場入場ルールに関するTwitter投稿 その後(1) ~「人は然るべき時に然るべき人と出会う」そして…~

この記事は2019年4月11日「劇場入場ルールに関するTwitter投稿」の後に想ったこと・感じたことを書いています。
話の流れをご存じない方はまずこちらをご覧ください。

BuzzFeedNews
城田優の“神対応“が世界を変えた。車椅子のファンの願いにとった行動とは…
https://www.buzzfeed.com/jp/reonahisamatsu/shirotayu-pipin

ウォーカープラス
城田優、「全ての方が平等に…」SNSで訴え、出演舞台の「車いすヘルパー入場不可」を覆す
https://www.walkerplus.com/article/187203/

元ツイ
https://twitter.com/calinosa/status/1116305279014989824

城田優さんのツイ
https://twitter.com/U_and_YOU/status/1117663331563655168
https://twitter.com/U_and_YOU/status/1118526475475357699

◆◆
おそらく、人は然るべき時に然るべき人と出会うのでしょう。

人の縁とは奇異なもの
https://note.mu/gracias/n/n209d778a38ac

2018/09/02、noteに私はこんなことを書いています。

◆◆

「人と繋がる」というのは単にお互いに相手のことを知っているかどうかではなく、フォロー・フォロワーとしてというものでもなく、「心が通じたかどうか」なのだろうと思います。
例えば職場で毎日一緒に働いていても苦手・心を許せない相手とは「繋がっている」とは言えないし、会ったことがなくても相手に思いやり共感したり切磋琢磨し合えるような関係でいられたら「繋がっている」わけです。
私はその「繋がり」をよく「縁」という言葉で表現しています。

身近にいながら繋がりを感じられない人もいる中、城田優さんとは本当に不思議なご縁を感じています。もちろん彼にとっては大勢の中の一人なので私が勝手に思っているだけです。

一般的に有名人は福祉的精神が求められるから車椅子ユーザーなど障害を持つ人には積極的に接してくれます。
目まぐるしいスケジュールの中で1日に何百人という人と出会う彼らにとって私(達)との出会いは「点」にしかすぎません。
例えば4/20のIMYコンサート、客降り時に山崎育三郎さん、尾上松也さんと軽いタッチをしましたが、おそらく彼らは私を覚えていないでしょう。
別にそれは悲しいことでもないし、彼らは一生懸命楽しませようとしてくださっている。
私(達)はそれが「サービス」であることを知ったうえでその時間を楽しんでいます。

優さんには入り待ちで一度お目にかかったことがあります。その記憶が彼にあるかどうか想像することもできませんが、それもやはり「点」であり、いずれ忘れ去られる出来事であったでしょう。

でも今回この件で優さんが大きく関わってくださったことは「サービス」としてその場限りの楽しいエンタメではなく、お互いの人生においてお互いが影響し合った瞬間であったこと、直接言葉を交わさなくても心が通じ合い、「繋がりあった」瞬間でもありました。

たくさん流れるであろう彼のTLの中から、投稿が目に留まったこと自体が奇跡的ですし、その数日後のIMYコンサート、出待ちで大きな笑顔とピースサインを向けていただいたことも彼の立場を考えれば普通はあり得ません。

それは私の人生の1、2位を争うような本当に大きな大きな出来事でした。
こんなことが起きるとは思っていなかったという反面、何かの力に引き寄せられて起こるべくして起こったことという安堵感のようなものもあったのです。
繰り返しになりますが、あくまでもこれは私が勝手に思っているだけで、優さんがどう思われているのか尋ねるすべはありません。
でもいつか話の真相を聞いてみたい、そしてそんなチャンスは遠い未来のことではないような予感がします。

◆◆

冒頭に書いた「おそらく、人は然るべき時に然るべき人と出会うのでしょう」の一文、私はこの一文から推測の意味を取りたいと思います。
「人は然るべき時に然るべき人と出会う」
そこに新に付け加えます。「人は出会うべき人と出会える」
今度はあなたにとって私が「然るべき人・出会うべき人」でありますように。

#繋がり #出会い #縁 #城田優 #エッセイ #体験 #車椅子 #劇場 #ミュージカル #SNS

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?