- 運営しているクリエイター
2020年9月の記事一覧
イノベーションのピラミッド
イノベーションは、日常の改善活動とは別の、特別な活動の結果生まれる、という考え方は一般的ですが、ボルドリッジでは、改善の積み重ねの先にイノベーションを生み出す組織があるという考え方をとっています。
組織としてイノベーションを起こすことが、改善の積み重ねの先にある、という考え方は、次のカンター教授の研究成果などがベースとなっています。
カンター教授は、アイデアのブロックの積み重ねでイノベーション
DX=IT×イノベーション
我が国経済産業省の「DXレポート~ITシステム『2025年の崖』克服とDXの本格的な展開~」を、国民全員が理解すべき時が来た。
日本ではDX(デジタルトランスフォーメーション)が進まない場合に2025年以降年間最大で12兆円の経済損失がでる可能性を自らの問題と理解できなかった中小企業オーナーだけでなく、大手の経営管理者にも多く見受けられた。
その主たる理由を挙げれば十指に余るが、特に
①現状
業界が違っても基本は同じ
ボルドリッジ・エクセレンス・フレームワークは、一般企業のみならず、行政機関や非営利組織、病院や学校など、すべての組織を対象にしています。ボルドリッジ・エクセレンス・フレームワークは業界によって3つの冊子に分かれています。
ちょっと不思議な分け方ですが、次の3つです。
・一般企業/非営利組織編(Business/Nonprofit)
・教育機関編(Education)
・医療機関編(Health
インテリジェントリスク
耳慣れない言葉かもしれません。英語では intelligent risks、「知的なリスク」と直訳はできますが、それでも意味は分かりません。適切な訳語が見つからないので、カタカナとしました。
組織としてイノベーションに取り組むには、とても重要な概念なので、ここで紹介しておきます。
インテリジェントリスクは、うまくいくかどうか確実でない機会について、次のように評価できるものを言います。
う
いま変革に必要なこと
コロナで世の中が大きく変わりました。そしてその変化は進行中です。個人も組織も、その思考や行動にはこれまでとは異なったものが求められています。変わらなければ生き残っていけないのです。
でもどのように変わればよいのか。何をどのように変えたらよいのか。それはまた、何を変えてはいけないのか、の問いでもあります。
例えば、競争が激しい市場環境にある組織や、事業承継など内部的に大きな変更が求められている組
測定できないと改善できない
ボルドリッジではその「核となる価値観と概念」のひとつ「事実に基づくマネジメント」に基づいて、組織活動において、測定し、分析し、結果を評価して、改善に結びつけることが重要としています。
ここに登場するのが、評価尺度と指標です。
評価尺度と指標(MEASURES AND INDICATORS)
プロセス、製品、プログラム、プロジェクト、サービス、および組織全体の、入力、出力、およびパフォーマンスの