記事一覧

「コミュニティ」と「つながり」の重要性が増す未来の社会

■経済成長によって人も社会も豊かで幸せになるという価値観の崩落 社会が少しずつ大きく変わろうとしていることを感じています。右肩上がりの経済成長によって、人も社会…

ごてつ
2年前
2

2022年は「市民活動の再起動」の年

2020年初頭に新型コロナウイルスによるパンデミックが世界を襲い、それによって社会経済活動が制限される日々がずっと続いています。Withコロナ時代も3年目を迎えることに…

ごてつ
2年前

新型コロナウイルスとワクチンと市民活動

新型コロナウイルスとワクチンについて、市民活動・コミュニティ活動の視点から考えてみたいと思う。 新型コロナウイルスが市民活動・コミュニティ活動にもたらした影響は…

ごてつ
3年前
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活動の年間計画を立てる季節

新型コロナウイルスの発生から約1年。世界は大きく変わりました。経済的には「働き方」や「消費」に大きな変化が起こり、生活面では家族や友人やコミュニティでの「つなが…

ごてつ
3年前
1

優しくもがく、そして“何度でも”

2020年の一年間を振り返ってみて、組織マネジメント・コミュニティマネジメントにおいて何が起きているのか考えるとき、私は特徴的な現象が1つあるように感じています。 …

ごてつ
3年前
3

リアルを全部恐れない、オンラインにチャレンジする

先々週は春日部市市民活動センターで開催された「ぽぽらフェスティバル2020」に、そして先週はみやぎNPOプラザで開催された「みやぎNPOフォーラム2020」に登壇いたしました…

ごてつ
3年前
2

■かたちを変えても活動は続く

2020年度も上半期が終わり、下半期に突入しました。コロナによって上半期に動かせなかった活動計画を動かして行こうとする動きもちらほらと出始めています。 この半年間で…

ごてつ
3年前
1

アフターコロナの世界を想像してみる

コロナ状況下になって約半年が経ちます。まだまだ先行き不透明で、「緊急事態」でもなければ、「平常時」でもない“あいまい”な日々を生きるのはなかなかつらいものがあり…

ごてつ
3年前
8

「消費」から「参加」へ

お盆休みはどのように過ごしましたか?ステイホームや近場で過ごした方も多かったかもしれません。コロナが始まって約半年。振り返ってもいろいろなことが目まぐるしく起こ…

ごてつ
3年前
3

【新常態(ニューノーマル)によって起こる変化】 〜NPO・市民活動・コミュニティ活動の視点から〜

ところどころで繰り返し書いたり話している内容ではありますが、改めて「新常態(ニューノーマル)」によってNPO・市民活動・コミュニティ活動にこれから起こる変化を予想…

ごてつ
3年前
2

「参加」をつくるのがオンラインイベントのポイント

昨日は「コミュニティマネジメントカフェ 〜緊急事態宣言明けのミーティングとイベントをどうするか?〜」が開催されました。そこで「CRファクトリーさんはオンラインイベ…

ごてつ
3年前
2

いま必要なのは「強くあたたかいチーム」だと思います

新型コロナウイルスの影響によって、今までのようにはミーティングができない、イベントができない、活動ができない状況が続いていると思います。3〜5月はInコロナの中で、…

ごてつ
4年前
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【全部を恐れるのではなく、要所要所で恐れるスタンスへ】  〜ここからいよいよWithコロナ(休業要請・移動自粛の全面解除にあ…

東京都の休業要請が全面解除となると共に、全国の移動自粛も全面解除になりました。少しずつ社会活動・経済活動再開の雰囲気・ムードが出てきましたね。さあ、ここからどう…

ごてつ
4年前
1

第2波・第3波に備えて

第2波・第3波への備えをしておきたい。ただし、ここでは感染防止対策という意味ではなくて、「つながり」と「コミュニティ」という意味においてです。 ■高齢者 コロナウ…

ごてつ
4年前
4

「比べない」「自分の基準を持つ」「人を責めない」

4月7日(私の誕生日・苦笑)に緊急事態宣言が発出されて、昨日(5月25日)それが解除されました。7月末までは移行期間ということで、段階的に解除したり、いろいろ試しなが…

ごてつ
4年前
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コロナ時代の市民活動・コミュニティ活動

【コロナ時代の市民活動・コミュニティ活動】 新型コロナの影響により、緊急事態宣言が全国で発出され、外出などが制限されるようになった。三密を避けなければならない状…

ごてつ
4年前
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「コミュニティ」と「つながり」の重要性が増す未来の社会

■経済成長によって人も社会も豊かで幸せになるという価値観の崩落
社会が少しずつ大きく変わろうとしていることを感じています。右肩上がりの経済成長によって、人も社会も豊かに幸せになっていくというモデルは、段々と時代に合わなくなってきました。経済成長の副作用としての「環境問題」が顕在化し、「格差」の問題やそれと関連する「孤独・孤立」の問題もより現代的な課題として顕在化しつつあります。

高度経済成長期は

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2022年は「市民活動の再起動」の年

2020年初頭に新型コロナウイルスによるパンデミックが世界を襲い、それによって社会経済活動が制限される日々がずっと続いています。Withコロナ時代も3年目を迎えることになりました。

新型コロナウイルスについてはいろいろな捉え方や認識がありますが、ここではNPO・市民活動・地域活動・サークル活動などのコミュニティ活動の視点から、2022年の方向性を提示していきたいと思います。

■ここまでの振り返

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新型コロナウイルスとワクチンと市民活動

新型コロナウイルスとワクチンについて、市民活動・コミュニティ活動の視点から考えてみたいと思う。

新型コロナウイルスが市民活動・コミュニティ活動にもたらした影響は言うまでもなく「リアル・対面でのミーティング」がやりにくくなったことと「リアル・対面でのイベント」がやりにくくなったことだ。イベント・場づくり・交流などを主活動とする市民活動・コミュニティ活動にとっては「リアル・対面」を封じられることは、

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活動の年間計画を立てる季節

新型コロナウイルスの発生から約1年。世界は大きく変わりました。経済的には「働き方」や「消費」に大きな変化が起こり、生活面では家族や友人やコミュニティでの「つながり」や「関係性」にも大きな変化が起きたと思います。(なかなかリアルに会えない・集まれない・・・)

Withコロナ時代があと1年は続くと考えたとき、2021年とはWithコロナ時代の第2幕だと思います。第2幕の特徴は「定常化」であり、第1幕

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優しくもがく、そして“何度でも”

2020年の一年間を振り返ってみて、組織マネジメント・コミュニティマネジメントにおいて何が起きているのか考えるとき、私は特徴的な現象が1つあるように感じています。

それは一言で言えば、「グリップが効きづらい」ということのような気がしています。「グリップ」とは「握る」という意味ですが、リアル・対面での会議や面談や会食が減って、オンラインでのコミュニケーションが増えたことによって、共通認識がつくりに

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リアルを全部恐れない、オンラインにチャレンジする

先々週は春日部市市民活動センターで開催された「ぽぽらフェスティバル2020」に、そして先週はみやぎNPOプラザで開催された「みやぎNPOフォーラム2020」に登壇いたしました。

それぞれテーマは、「コロナ時代の市民活動・地域活動のヒント」「どうする?Withコロナ時代のNPO!〜オンライン化の進め方とリアルな場のつくり方〜」など、このコロナ状況下においてNPO・市民活動・地域活動をどのように進め

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■かたちを変えても活動は続く

2020年度も上半期が終わり、下半期に突入しました。コロナによって上半期に動かせなかった活動計画を動かして行こうとする動きもちらほらと出始めています。

この半年間でみなさんのNPO・市民活動・サークル活動はどのようになりましたか。この状況下に適応して、うまく活動できている団体もあるでしょう。一方で、なかなかみんなで集まれない、コミュニケーションが取れない、モチベーションが下がってきているという団

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アフターコロナの世界を想像してみる

コロナ状況下になって約半年が経ちます。まだまだ先行き不透明で、「緊急事態」でもなければ、「平常時」でもない“あいまい”な日々を生きるのはなかなかつらいものがありますね。

先行き不透明とはいえ、この半年間の社会実験を通して見えてきたものもあるような気がします。中間モニタリング的に、備忘録もかねがね書いておきたいと思います。

【アフターコロナの時代に価値が上がるもの】
ここは間違いなく「リアルな場

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「消費」から「参加」へ

お盆休みはどのように過ごしましたか?ステイホームや近場で過ごした方も多かったかもしれません。コロナが始まって約半年。振り返ってもいろいろなことが目まぐるしく起こっていますね。

私はと言えば、この半年間ほとんど電車に乗ることもなく、家のまわりでほとんどの時間を過ごしています。生活スタイルが変わり、深く考える時間も多くなりました。いま私の関心は、10年後の未来構想です。いろいろお話したいことがたくさ

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【新常態(ニューノーマル)によって起こる変化】 〜NPO・市民活動・コミュニティ活動の視点から〜

ところどころで繰り返し書いたり話している内容ではありますが、改めて「新常態(ニューノーマル)」によってNPO・市民活動・コミュニティ活動にこれから起こる変化を予想してみたいと思います。

まず主要な新常態(ニューノーマル)は、
1. 在宅で仕事をすることが多くなる・基本となる
2.ミーティングをオンラインでやることが増える
3.イベントもオンラインでやることが増える

まだまだ過渡期で、「出社」や

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「参加」をつくるのがオンラインイベントのポイント

昨日は「コミュニティマネジメントカフェ 〜緊急事態宣言明けのミーティングとイベントをどうするか?〜」が開催されました。そこで「CRファクトリーさんはオンラインイベント・ウェビナーで何を意識されていますか?」という質問がたくさん出ました。まだちゃんとまとまっていないながら、4月から4ヶ月ほど積み重ねてきた経験知を、「意識していること」「無意識にやっていること」含めて少し文章にしてみたいと思います。

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いま必要なのは「強くあたたかいチーム」だと思います

新型コロナウイルスの影響によって、今までのようにはミーティングができない、イベントができない、活動ができない状況が続いていると思います。3〜5月はInコロナの中で、不安を抱えながらバタバタとしていたところも多かったと思います。その時期が少し落ち着きを取り戻し、「いよいよここからどうしていこうかね〜」と考え始める時期に入っているのではないでしょうか。

この3〜5月の時期にとてもとても思ったことがあ

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【全部を恐れるのではなく、要所要所で恐れるスタンスへ】  〜ここからいよいよWithコロナ(休業要請・移動自粛の全面解除にあたって)〜

東京都の休業要請が全面解除となると共に、全国の移動自粛も全面解除になりました。少しずつ社会活動・経済活動再開の雰囲気・ムードが出てきましたね。さあ、ここからどうしましょうか。

ここからは私なりの大胆な意見なので、個人の大胆な意見なのだと思って聞いていただければと思います。大きなポイントは3つです。

① やっぱり「長期戦」である
② 「第2波・第3波」は来る
③ 「検査体制充実」や「3密対策」や

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第2波・第3波に備えて

第2波・第3波への備えをしておきたい。ただし、ここでは感染防止対策という意味ではなくて、「つながり」と「コミュニティ」という意味においてです。

■高齢者
コロナウイルスの影響で、独居高齢者でリスクにさらされている人がいます。普段は地域の集会所・通いの場に集まって交流したり、道端で何気ないおしゃべりをしたり、福祉的なケアによって様々な状況確認やコミュニケーションが行われていたのに、それができない状

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「比べない」「自分の基準を持つ」「人を責めない」

4月7日(私の誕生日・苦笑)に緊急事態宣言が発出されて、昨日(5月25日)それが解除されました。7月末までは移行期間ということで、段階的に解除したり、いろいろ試しながら、数字をモニタリングして様子見運転が続くのでしょう。

4月7日にもいろいろ書きましたが、節目のタイミングでもう一度言いたいなぁと思って書きます。(あの時は誕生日のお願いでしたが、今回は何もお願いできる立場ではありません・・・)

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コロナ時代の市民活動・コミュニティ活動

【コロナ時代の市民活動・コミュニティ活動】

新型コロナの影響により、緊急事態宣言が全国で発出され、外出などが制限されるようになった。三密を避けなければならない状況が続く。

市民活動・コミュニティ活動の基本的な道具である「イベント」「ミーティング」「懇親会」が封じられている。そして、きっとこの状況はもうしばらく続く。その前提に立ったとき、この社会状況下で市民活動・コミュニティ活動はどうすれば良い

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