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坂口正吾
2024年10月3日 18:20
さんざん、今まで、護身術を解説してきましたが、法律でしばられた社会である現代において、暴力は通用するのでしょうか?護身術の詳細は、下記マガジンをご覧ください。私自身、自分にそなわった武力の無力さを痛感しています。日本の職場におけるパワハラは、言葉による責めでありますし、肉体的な暴力ではありません。サラリーマンが、そんな暴力を起こせば、懲戒解雇ものですし、人生を壊してしまいます。
2021年9月20日 10:39
公務執行妨害罪は、公務員の職務を暴行などの手段で妨害した者に対して、取り締まる刑罰のことをさします。その概要は、刑法95条に定められています。違反した者は、3年以下の懲役刑にあうか、50万円以下の金銭を払うことになります。場合によっては、拘置されることもあります。この公務執行妨害材で守られる対象は、健全な公務そのものです。決して、公務員という人間のための保護規定ではないというこ
2021年9月17日 10:52
『暴力団対策法』は、『暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律』の略称です。この法律は、数々の暴力団被害に国が備えるべく、1992年3月に制定されました。この結果、暴力団の勢力が弱体化したいう意見があったり、地下の闇組織へ逃れて表舞台に登場しなくなったという論説まであります。この法律が定められたことによって、暴力団という言葉が正式名称として認定されました。これまで、この言葉は、
2021年9月16日 10:32
2014年8月1日に、無職中年の男性と内縁関係にある女性との間に傷害事件が発生しました。内容によると、最初に暴力をしかけたのは夫の方であり、妻は、このままでは重傷・絶命にあいかねないと思い、刃物による反抗にでたようです。妻の女性は、生活保護受給者であり、職のない男性と何らかの金銭トラブルがあったと推察されます。包丁で刺された部位は肩であり、本人も殺害の意思はなかったと訴えています。
2021年9月11日 09:50
『イジメ』という形で、子供から大人まで競争という名の暴力が横行している現代社会。手本になるべき立場の大人まで生き方を見失い、未成年者の果てなき暴走は続きます。一定年齢以内の未成年者が、犯罪を起こした場合に関係してくる法律が、『少年法』です。昭和23年7月15日に定められた少年法は、本来、戦後の貧困にあえぐ国民が、飢えをしのぐために行う犯罪から、青少年を保護・更生させることを目的として、
2021年9月6日 16:43
現在、日本全国の地方公共団体において、『迷惑防止条例』が制定されています。ただ、都道府県によっては、名称が異なってきますが、内容は同じです。裁判では、国が定めた法律の方が、条例より優先されることは、当たり前のことですが、暴行事件で、一定の影響力をもっていることは確かです。特に、法律だけで全ての暴行事件を取り締まることが難しい場合、補助的にこの条例を用いることで、暴行者を裁きやすくなるの
2021年9月5日 16:09
暴行事件での刑事罰は、殺人や重傷に至る加害行為から、凶器の所持や侵入未遂などの軽微な違反行為まで含まれています。いくら軽い法律だからといって、刑罰やそれに近い処罰の前歴がつく時点で、社会生活に大きなマイナスをもたらします。世間から差別され、就職も困難になります。職場で、悪評が流れれば、やめざるを得なくなるでしょう。家庭を持っていれば、離婚にも直結しかねません。子供の人生にも悪影
2021年8月29日 18:09
人間は、歴史上、数々の争いの中で、多くの人間を殺めてきました。それは、終わることなく、現代でも続いています。身分の関係で殺人が合法として行われたり、復讐を理由に殺人罪自体を免除する時代もありました。その残虐な歴史の繰り返しもあってつくられたのが、現存する殺人罪の規定です。殺人罪の概要は、刑法199条に定められています。例えば、暴行をしかけてきた相手に逆上して、死ぬまで反撃を続け
2021年8月25日 16:53
『銃刀法』は、戦後から約10年過ぎに制定された法律です。略称抜きだと、銃砲刀剣類所持等取締法になりますが、言いづらい事情から、世間では、銃刀法で通っています。この法律は、人間が武器として用いる刀や銃の所持を禁止し、治安の安定化をはかることを趣旨としています。まず、この法律でいう、所持を禁止する『刀剣類』とは、刃の長さによって厳密に定義されたものです。刀剣類は、刃渡り15cm以上の刀