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絵本『ノックノック みらいをひらくドア』を読んでは独り言

我が子にとって
私はどんな存在なのだろうか

父親として
どんな影響を
与えているのだろうか

願わくば

良い影響を
与えられればと
思っているが…

そんなことばかりではないだろう

振り返って

私が子供の頃
父からどんな影響を
受けていたのだろうか…

何気ない父の言動から
良い影響を受けたこともあれば
父のようになりたくないと
感じたこともあったようにも思う

良い影響がほとんどだと
思っているが
父の言動で
真似はしたくないと
思うこともあったと記憶している

反面教師にしていた面も
あったと思うのだ

そんなことを思いながら

今日もまた

読んだんだか読んでいないんだか
積んだんだか積んでいないんだか
といった本達の中から一冊紹介し
心の琴線に触れた一節を取り上げ
ゆるりと書き記していきたい

今回はこちらの本を読んでは独り言

釜石市立図書館で借りてきた絵本だ

タイトルと表紙から
何となく借りてきた絵本だったが
絵と文章の表現に
心動かされたひとときであった

さてさて

いつものように
引用する必要があるんだかないんだか
本来の引用の意味を考えては
自己ツッコミを入れつつ
noteの引用機能を用いて
引用させていただきたい

幼い子どもだったとき、私の世話をおもにしてくれたのは父でした。母が仕事に出ているあいだ、父が私のおしめをかえ、私にごはんを食べさせ、私を肩車して買い物にでかけていたのです。そして私は毎朝二人だけのノックノック・ゲームで、私を起こしてくれました。私が3歳になったとき、父は投獄されました。母は私を連れて父を訪問しましたが、父はガラスの向こうに閉じ込められていました。その体験がトラウマになり、私はその後何年も父に会いにいくことができませんでした。年齢が上がるにしたがって、父の不在というとてつもない空洞を私は意識するようになりました。おとなになる過程で、この別離の苦悩を表現することは自分にとってとても重要だと思うようになりました。後に小さな子どもたちを教える立場になった私は、多くの子どもたちが投獄、離婚、死などの理由で父親の不在と向き合っていることを知りました。こうした体験に後押しされ、子どもの視点から描いたこの絵本ができあがりました。この絵本はまた、父親をなくした子どもであっても、すばらしい人生を歩むことができるという希望も語っています。
ダニエル・ビーティー

ダニエル・ビーティー ブライアン・コリアー さくまゆみこ. ノックノック みらいをひらくドア. 光村教育図書, 2015, 38p

絵本のあとがきにあたるのか

作者の言葉を
引用させていただいた

もしも

私に何かあったら
我が子の心に
一体どんな影響が
あるのだろうか

そんなことを考える

あるいは

私が幼き頃に
もしも父親との別離を経験していたら
一体どんな影響が
あったのだろうかと振り返る

そんなことを考えさせられた

絵本から自らの経験と妄想の世界へ
旅立ちつつ

父とも我が子とも
できるだけ
良い関係を築いていきたいと
願うのだった

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