円ドルは日米金利差に連動しますが、下図に示すように、ここ最近は一方的に円安が進んでいます。(日本の金利はゼロなので、米国金利=日米金利差。代表的な10年国債を採用…
まず、バフェット・インジケーターとは、 株式の時価総額が、GDPに対して何%になるかという相場の指標 です。 下の図にあるように、時価総額(Wilshire Total Market)…
今回は 「今、ドルを買っても良いのかどうか」 を解説します。 この散布図は、縦軸に円ドル、横軸に米国金利をとって、2001年から2024年4月までをプロットしたものです…
今回は 「円よりドルを持っておくべき理由」 を解説します。 先ず、この話の概要です。 以下、順に図を使って説明します。 ・政府は毎年、巨額の借金をしています。赤…
p.f.naga
2024年6月28日 14:05
円ドルは日米金利差に連動しますが、下図に示すように、ここ最近は一方的に円安が進んでいます。(日本の金利はゼロなので、米国金利=日米金利差。代表的な10年国債を採用)この図は昨年末の部分で2つの線が重なるように縦軸を調整してあります。2つの線が離れて行くということは、金利差で説明できない円安が進んでいるということです。特に5月2日の為替介入以降にどんどん離れて行って、6月27日の時点で約12円の
2024年6月17日 21:40
まず、バフェット・インジケーターとは、株式の時価総額が、GDPに対して何%になるかという相場の指標です。下の図にあるように、時価総額(Wilshire Total Market)も、GDPも、経済成長に伴って増えていく傾向があります。そして、GDPはおだやかに増えているのに対し、時価総額の方がギザギザと変化が激しく、近年は急に増えていることがわかります。下の図は、時価総額をGDP
2024年5月25日 09:40
今回は 「今、ドルを買っても良いのかどうか」 を解説します。この散布図は、縦軸に円ドル、横軸に米国金利をとって、2001年から2024年4月までをプロットしたものです。青いプロットと緑のプロットが斜めに分布しています。青いプロットは2001年~2012年と古い時代です。 緑のプロットは2015年~現在までで新しい時代です。それぞれ、横軸の米国金利が高くなると円安になっていく傾向があ
2024年5月1日 22:21
今回は 「円よりドルを持っておくべき理由」 を解説します。先ず、この話の概要です。以下、順に図を使って説明します。・政府は毎年、巨額の借金をしています。赤字国債を発行して、社会保障などをまかなっています。①その国債は銀行が買って、日銀に転売されています。②ずっとこれを続けてきたので 日銀は534兆円も国債を保有しています。③国債の代金を銀行に払いますが、そのお金は日銀内に預けら