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マッチングアプリ大戦記

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マッチングアプリでの戦いの記録。
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#毎日note

第七十八景 マッチングアプリ大戦記 episode13.14.15

第七十八景 マッチングアプリ大戦記 episode13.14.15

「13人目 Aさん アラサー ?似」

いつも使っていたアプリに限界を感じて、違うアプリを使って初めて会った人。目だけ写真の人で、会ったらなんか変わるかなと思ったけど、おいしいパスタを食べることに終始集中していた。特に目立ったエピソードが無いので、これにて終わり。

「14人目 Tさん アラサー ?似」

この人も新たなアプリでマッチングして会った人。遠めの写真しか無かったけど、クラフトビールが好

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第七十三景 マッチングアプリ大戦記 episode12

第七十三景 マッチングアプリ大戦記 episode12

「12人目 Hさん ミドサー ?似」

傷心の僕は再び、アプリを開き、同じコミュニティに入っている女性を物色していた。なんのコミュニティかは忘れてしまったが、ある女性が目に留まった。

その女性はマスクをしていた。ここまでの経験から、鼻を含めてその下が隠れている女性の写真は信用してはならないと学んでいたが、ぱっちりとした二重と下瞼の感じが元妻と似ていたので仕方がなかった。

とりあえずいいねを送っ

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第七十景 マッチングアプリ大戦記 episode11-4

第七十景 マッチングアプリ大戦記 episode11-4

対面よりは聞き取りやすいと思ったのも束の間、僕の隣の席に腕に入った墨を見せつけるような男と普通の男が入ってきた。常連らしく、店の人に態度がデカく空気が読めない酷いやつだった。自分の家のようにふるまい、大声で隣の普通の男と話すので、僕も声を張り上げなくてはいけなくなった。

ぬるくなった刺身を食べ、ビールを飲みほした。彼女は数センチ飲み物を残すタイプの人だったが、ビールが苦手なのにも関わらず、僕の好

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第六十九景 マッチングアプリ大戦記 episode11-3

第六十九景 マッチングアプリ大戦記 episode11-3

またねと言われたら、会わない訳にはいかない。彼女は家ではストゼロをよく飲むらしく、不味いと言いながらも飲むらしい。また家が駅から離れていていて、外に飲みに行くのは、職場の飲み会くらいということも言っていた。

それならいい機会だから、2回目のアポは外に飲み行くことになった。家まで、迎えに行こうとしたが、なんとか妹さんに送り迎えを頼めたようだった。

初回アポの1週間後に会うことが決まった。以前、僕

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第六十八景 マッチングアプリ大戦記 episode11-2

第六十八景 マッチングアプリ大戦記 episode11-2

雰囲気のある店内に足を踏み入れ、案内されたのは、半個室だった。周りが見えない方が落ち着いて話しやすくていい。僕はトマト系のパスタで、彼女はズッキーニが入ったパスタを頼んだ。

サラダ、飲み物とデザートの付く至れり尽くせりのセットメニューだった。知らない人と会うのが久しぶりであったため、どこかぎこちなく無難な話をした。ほどなくサラダが運ばれてきて助かったと思った。

何かを食べながらだと、ちょっとテ

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第六十七景 マッチングアプリ大戦記 episode11-1

第六十七景 マッチングアプリ大戦記 episode11-1

「11人目 Nさん アラサー 仲里依紗似」

10人目の人とやり取りをしている間の約3ヶ月間は他の人とはやり取りしていなかった。その後、コロナ流行もあり、一旦休止していたが、6月くらいになって再開して初めて会った人。

メッセージ交換や電話の中でマーベルが好きという話が出たので、マーベルには全く興味が無かったが、MCU作品を公開順に視聴しようとした。健気なもので、アマプラやディズニープラスの両方に

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第六十一景 マッチングアプリ大戦記 episode10-5

第六十一景 マッチングアプリ大戦記 episode10-5

アパートに彼女を送り届けたら、そのまま帰ろうと思ったが、名残り惜しくまた部屋に入ってしまった。おそらく好きになっていたのだろう。

彼女を後ろから包み込むように、足の中に入ってもらい、野球のアニメを見た。その逆に彼女の膝に頭を乗っけて、「帰りたくないよう」といじけるようなこともした。隙を見つけてはキスをした。

時間が過ぎるのはあっという間だった。これから3時間かけて、家まで帰らなくてはいけない。

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第六十景 マッチングアプリ大戦記 episode10-4

第六十景 マッチングアプリ大戦記 episode10-4

朝の支度をし、朝食は食べずに車の停めてある隣の駅まで電車で向かった。コインパーキングに停めた車に乗り込み、山形への一泊旅行がスタートした。車の話になった。僕は燃費が良ければそれで良いし、自動車税もあまり払いたくないので、軽に乗っている。しかし彼女のイメージ的には僕はマツダのデミオらしい。

運転している僕を気遣い、ナビがついているのにも関わらず、自身のスマホの地図アプリでエスコートしてくれた。寝る

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第五十九景 マッチングアプリ大戦記 episode10-3

第五十九景 マッチングアプリ大戦記 episode10-3

次は温泉旅行に行くことになった。なにかと旅行に誘いたがるのは、僕の趣味だ。1ヶ月くらい間が空いていた。蔵王温泉へ行くことになり、初めて行く場所だったのでとても楽しみだった。

出発の前日の夜に、彼女の家に泊まり、翌朝一緒に山形県へ向かうことになった。自宅から出る日の朝は、寒かった。時間が有り余っていたので、山形回りで福島へ向かった。

途中、お肉が有名なお店に寄った。焼肉定食を食べたのだが、とても

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第五十八景 マッチングアプリ大戦記 episode10-2

第五十八景 マッチングアプリ大戦記 episode10-2

2回目のアポの日時が決まるまで、頻繁に電話をした。日が変わるまですることもあり、本当に楽しかった。主に聞いたのは、その日の仕事の愚痴だった。職場に対して思うところがあるらしく、常に不満を漏らしていた。

週末は友達と飲む予定が多く、なかなか日時が決まらなかったが、今度はこっちまで来てくれることになった。またも泊りで飲み歩くことになった。

高速バスのバス停で彼女が来るのを待った。よく晴れた冬の寒い

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第五十七景 マッチングアプリ大戦記 episode9?10-1

第五十七景 マッチングアプリ大戦記 episode9?10-1

「9人目 ?さん アラサー ?似」

諸事情により、割愛させていただきます。

「10人目 Mさん アラサー ?似」

この人は以前のこの話に出てきた人。いいねを送ってから、かなり時間が経って、マッチングしたような気がする。こっちが送ったメッセージの2分の1くらいしか返って来なくて、かなり手こずったけど、粘り強くアポに繋げた。

メッセージ交換も慣れてくるもので、相手の写真や自己紹介文を軽くいじる

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第五十六景 マッチングアプリ大戦記 episode8

第五十六景 マッチングアプリ大戦記 episode8

「8人目 Mさん アラサー ?似」

なんとこの人は、いいね500over だった。だからと言って、めちゃくちゃ美人という訳ではなく、ごく普通の人だった。ちょっと目が細い。そして同じバツイチだった。

数日は順調にやり取りをしていたが、いきなり放置されて、そのまた数日後に、相手から予定を合わせられそうとの連絡がきた。ほぼ年末だった。僕は長野県の上田市まで行くことにした。

上田には雰囲気の良いブッ

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第五十四景 マッチングアプリ大戦記 episode7

第五十四景 マッチングアプリ大戦記 episode7

「7人目 Sさん ミドサー ?似」

これは去年の今頃の話。お隣の県の人で、よく分からないけどマッチングした人。この時の基準はよく覚えていないけど、正面の笑った顔が素敵だった。

難なく1回目のランチアポに誘い出すが、2日前にキャンセルを食らう。当然予約していたし、おいしいものを食べたい気分だったので、ひとりで予約した店に突撃した。

長野の善光寺の近くにある、HAKKO MONZENという、山之

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第四十七景 マッチングアプリ大戦記 episode6

第四十七景 マッチングアプリ大戦記 episode6

「6人目 Nさん アラサー 上野樹里似」

紅葉を見るための待ち合わせ場所に向かう途中、スマホが震えた。「共通のコミュニティの人からいいねが届きました」とポップアップに表示されていた。

アプリを開いてみると、DYGLという日本人バンドのコミュニティだった。日本人離れしたサウンドで、全英語の歌詞を歌っている。めちゃくちゃかっこいいバンドだ。

彼女に一気に興味を持った。草原の上で歩いている姿の写真

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