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凡人が自伝を書いたら

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凡人が自伝を書いてみます。 興味あったら、ご覧ください。
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#自己紹介

【凡人が自伝を書いたら 107.僕はこの家族の一員である】

迫る妹の結婚式のため、僕は急遽、母に一人旅を強制終了させられ、実家へと舞い戻ってきた。 …

【凡人が自伝を書いたら 106.凡人一人旅(後編)】

大学生の時に、夏目漱石の「坊っちゃん」を読んで以来、「道後温泉」には一度行ってみたいと思…

【凡人が自伝を書いたら 105.凡人一人旅(前編)】

退職から1週間。 10年続けていた仕事は、もはや「習慣」のようになっており、それがいきなり…

【凡人が自伝を書いたら 104.最高の贈り物】

最後の1週間。 スケジュール的に、会うのは今日が最後というスタッフがちらほら現れ出す。 …

【凡人が自伝を書いたら 103.何が悪いと言われれば、運が悪かったんだ】

「ぶっちゃけた話、なんだかそんな風になるんじゃないかとは、思ってまたんですよね。。笑」 …

【凡人が自伝を書いたら 102.僕はそういうわけにはいかないのです。】

「おぅ、お疲れ。」 いつも通りの、ややくたびれ気味のスーツを羽織って、上司が店に顔を出し…

【凡人が自伝を書いたら 101.非常時には、「イエスマン」で堅めたい】

「まさか、店長が異動になるなんて。。」 「やっと、これからって時なのに。。」 そんなふうにスタッフたちは寂しがってくれた。 正直、嬉しい気持ちもあったが、サラリーマンとしての虚しさと半々だった。 何度も理由を尋ねられたが、理由を話せば、チーフと同じように会社に対して不満を持ちそうだったし、スタッフ達から次の店長が、「今の店長より優秀って、なんぼのもんじゃい。」的な、変な目で見られそうでもあったので、 「なんかやばい店があるらしくて、そこを立て直して欲しいらしい。」

【凡人が自伝を書いたら 100.一片の悔いなし。と言えば、それは嘘になる】

長くない!? 「自伝」って言っても、「100」は長くない!? はいすいません。 あるがまま…

【凡人が自伝を書いたら 99.寝耳に水、青天の霹靂】

エリアマネジャーが僕の店の営業に馴染むのには、そこまで長くの時間はかからなかった。 おじ…

【凡人が自伝を書いたら 98.僕の全てをかけて】

僕の上司、エリアマネジャーはうちの店がエリアの基幹店舗であることや、家が近いこともあり、…

【凡人が自伝を書いたら 97.いつも霞みを晴らしてくれたもの】

今の状況、やるべきことはハッキリしたものの、全く迷いがないか、先に一切の曇りが無いかと言…

【凡人が自伝を書いたら 96.やむおえずに】

タバコをふかしながら、上司と2人で静かに缶コーヒーを飲んだ。 コロナ禍でこんなシーンは、…

【凡人が自伝を書いたら 95.追い詰められた人間】

地区長との会話は、僕の中では非常に有意義なものだった。 今まで、学生時代を含めて、何らか…

【凡人が自伝を書いたら 94.組織人として】

こんなことを書いていると、何だか店がゴタゴタしていそうな雰囲気を持たれるかもしれないが、全くそんなことはない。 新人も順調に成長し、元からいたスタッフたちも確実に力をつけ、頼り甲斐のある存在になっていた。 元は店長とチーフが全てを請け負っていた、管理的な仕事も多くのスタッフたちに分担され、運営的にも非常に楽になっていた。 いつ売上が戻って来ても問題ない。以前より確実に店が回る自信があるから、さらに売上をとる自信もある。 そんな状況だった。 そんな日々が過ぎる中、約束