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凡人が自伝を書いたら

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凡人が自伝を書いてみます。 興味あったら、ご覧ください。
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記事一覧

【凡人が自伝を書いたら 108.凡人、自伝を書く】

さあ、宴もたけなわ。 ここいらで、一旦終いとさせていただきます。 「妹の結婚式」を終えた…

【凡人が自伝を書いたら 107.僕はこの家族の一員である】

迫る妹の結婚式のため、僕は急遽、母に一人旅を強制終了させられ、実家へと舞い戻ってきた。 …

【凡人が自伝を書いたら 106.凡人一人旅(後編)】

大学生の時に、夏目漱石の「坊っちゃん」を読んで以来、「道後温泉」には一度行ってみたいと思…

【凡人が自伝を書いたら 105.凡人一人旅(前編)】

退職から1週間。 10年続けていた仕事は、もはや「習慣」のようになっており、それがいきなり…

【凡人が自伝を書いたら 104.最高の贈り物】

最後の1週間。 スケジュール的に、会うのは今日が最後というスタッフがちらほら現れ出す。 …

【凡人が自伝を書いたら 103.何が悪いと言われれば、運が悪かったんだ】

「ぶっちゃけた話、なんだかそんな風になるんじゃないかとは、思ってまたんですよね。。笑」 …

【凡人が自伝を書いたら 102.僕はそういうわけにはいかないのです。】

「おぅ、お疲れ。」 いつも通りの、ややくたびれ気味のスーツを羽織って、上司が店に顔を出した。 事前に、店に来るとは聞いていなかったが、先ほど流したメールの件だろう、ややテンション低めだった。 「ハァ〜」と、ため息でもつきたそうな顔をしていた。 とりあえず、「お疲れ様です。」と声をかけ、2人でタバコに火をつけた。 「お前も見たやろ?あの議事録。」 「ええ、見ました。」 「そうかぁ。俺もあのまま店長たちに流すかどうか、迷ったんやけどな。変な話、隠してもしゃあないと思

【凡人が自伝を書いたら 101.非常時には、「イエスマン」で堅めたい】

「まさか、店長が異動になるなんて。。」 「やっと、これからって時なのに。。」 そんなふう…

【凡人が自伝を書いたら 100.一片の悔いなし。と言えば、それは嘘になる】

長くない!? 「自伝」って言っても、「100」は長くない!? はいすいません。 あるがまま…

【凡人が自伝を書いたら 99.寝耳に水、青天の霹靂】

エリアマネジャーが僕の店の営業に馴染むのには、そこまで長くの時間はかからなかった。 おじ…

【凡人が自伝を書いたら 98.僕の全てをかけて】

僕の上司、エリアマネジャーはうちの店がエリアの基幹店舗であることや、家が近いこともあり、…

【凡人が自伝を書いたら 97.いつも霞みを晴らしてくれたもの】

今の状況、やるべきことはハッキリしたものの、全く迷いがないか、先に一切の曇りが無いかと言…

【凡人が自伝を書いたら 96.やむおえずに】

タバコをふかしながら、上司と2人で静かに缶コーヒーを飲んだ。 コロナ禍でこんなシーンは、…

【凡人が自伝を書いたら 95.追い詰められた人間】

地区長との会話は、僕の中では非常に有意義なものだった。 今まで、学生時代を含めて、何らかの組織には属していたが、サークルの会長やら、店長やら、小さい組織ではあるが、「トップ」のポジションにいることが多かった。 高校までは、部活や学校の活動等では常に「一般兵」だったため、運営側の気持ちなど考えたことは全く無かった。 そんなだから、「組織の中で生きる」みたいなことを深く考えたことはなかった。 そうしたこともあり、先日の地区長との会話は、そういうことについて考えさせられる良