見出し画像

「好奇心」というベースメンタリティの重要性

しゅんしゅしゅんです。

最近何を読んでも、何を考えても、ベースとして「好奇心」の重要性を感じる。


このnoteの中でアダム・グラントさんの著書「ORIGINALS」を紹介した。オリジナルな人とは「みずからのビジョンを率先して実現させていく人」のこと。

本書の中では、決して天才はオリジナルな人ではないということが述べられている。天才児にとっては「よい成績をとろう」という意欲が足かせになる。業績をあげることへの意欲があまりにも高いと、オリジナリティは二の次になる可能性がある。成功を重視すればするほど、失敗を恐れるようになる。つまり、必ず手に入る成功に向かってしか、努力しなくなるのだ、と。

これってキャロル・ドゥエックさんの「マインドセット」の中で述べられていることと同じ。詳しくは下記のnoteで。天才であればあるほど、その才能を褒められれば褒められるほど硬直マインドセットになってしまうのだ、と。

オリジナルな人になるためには「物事は変えることができる」という「しなやかマインドセット」がそもそものベースとして必要なのだと理解している。

仕事のやり方も柔軟に変えることができると思っているかどうかで生産性も変わってくるらしい。本書の中では面白い例が挙げられていた。

様々な業界の顧客サービス係のハイパフォーマーとローパフォーマーを分析したところ、使っているネットブラウザに明確な関係性があったのだと。標準装備のインターネットエクスプローラーやサファリを使っている人ではなく、ファイアフォックスやクロームを使っている人のパフォーマンスが高かったのだと。これは今あるものをそのまま使うのではなく、みずから行動を起こして、よりより選択肢がないかを探し求める姿勢が仕事全般に現れているのだと。

自分の限界を自分で作り出すのではなく、所与の条件をそのまま受け入れるわけでもない。なぜこれはこうじゃないといけないかと自分に問いかけることができるかどうか。まさにしなやかマインドセットだ。

またオリジナルな人は多作だとも言っている。質と量はトレードオフではない。恐れずに世に出せばいい。出してから直せばいい。これも硬直マインドセットとしなやかマインドセットの違いと似ている。世の中には完璧なんてないんだとう思想を持っているかどうか。

そのしなやかマインドセットを持つために必要なのは「好奇心」である。

こんな風にベースにあるものは何なのかと突き詰めていくと、結構底の底の方にあるのは「好奇心」だなって思う今日この頃なのでした

では。


最後まで読んでくださりありがとうございます!面白かったらスキ!超おもしろければサポートいただけると嬉しいです!これからもがんばります。