GOGOROCK80

ロックと英語、ブンガクとシネマ。 80年代のロック・ミュージックの歌詞とビート、衝動と…

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ロックと英語、ブンガクとシネマ。 80年代のロック・ミュージックの歌詞とビート、衝動と愛。 ずっと追いかけてます。 「スキ」は…村上龍、ロッキー・ホラー・ショー、山川健一、ロキシー・ミュージック、外道、馳星周、イエロー・モンキー、などなど。 今は「BABYMETAL」一筋!

最近の記事

巣鴨に行ってみた(4)

巣鴨に行ってみた、最終回。( パラダイス巣鴨、Googleマップ ) 今回は染井霊園と慈眼寺で文豪のお墓参り。そして巣鴨の夕ご飯編です。 庚申塚交差点から中山道に出て、染井霊園へ。けっこう歩いたな。 染井霊園、ほんとうにいろいろな著名人のお墓があります。岡倉天心、高村光太郎、二葉亭四迷、水原秋桜子。オールスターですね。 染井霊園と細い道を隔てて慈眼寺があり、ここにも有名人がたくさん眠っています。まずはなんといっても、芥川竜之介のお墓。 わりとこじんまりとした造り。でもバ

    • 巣鴨に行ってみた(3)

      巣鴨に行ってみた、3回めは食べ歩き編です。 今回はとくに食べ歩きが楽しみ。 おいしい和菓子や洋菓子、パンやケーキがそろっているらしい。 まずは商店街入り口の前の老舗、伊勢屋さんへ。 ごらんください、この美しいショーウインドウ。 名物大福、勢ぞろい。 豆大福、塩大福、ごま大福、豆餅、すあま… これはもう、全部一個ずつ、いただきたいくらい。 だいぶ迷ったけれど、ここはやはり名物の塩大福を。 さっそくいただきます。 うん、おいしいー。皮がもちもちで柔らかくて、けっこうボリ

      • 巣鴨に行ってみた(2)

        巣鴨散歩、続きです。( パラダイス巣鴨、Googleマップ ) フクノヤさんでランチのあと、いよいよ地蔵通商店街へ。 駅前の白山通りを少し歩くと、すぐに左手に「巣鴨地蔵通り商店街」の門が見えてきます。今回はその少し手前、左手にあるのが真性寺。 「江戸六地蔵第三番」とある。六地蔵とは、ほかに、品川寺、甲州街道の太宗寺、水戸街道の霊源寺などがあるようです。なるほど。( Wiki ) 一礼して前に進むと、巨大な地蔵様が。線香をあげせていただきました。 いよいよ地蔵通りに入り

        • 巣鴨に行ってみた(1)

          2月はじめの暖かい日、巣鴨に行ってみた。 もともと下町好きで、蒲田や上野、浅草などを、フラフラとあてもなく歩くのがクセだ。古そうな路地があればフラフラと吸い込まれるように入っていき、昼から開いている良さそうな居酒屋があればフラフラと入って昼飲み。銭湯など見つけた日には、またまたフラフラと入って、まちの人たちといっしょにぼんやりと湯につかって壁の富士山絵をながめ、風呂上がりに近くに焼き鳥屋でもあろうものなら、フラフラと吸い寄せられるように冷たいビールを注文し、ひとり天国へ。あ

        巣鴨に行ってみた(4)

          昨日はマッサージ

          背中が痛い。首が痛い。とくに左側。 ずっと在宅で、ディスプレイばかり見ているせいもあるんだろうが、 いよいよ「無理!」という段階に。 しばらく行っていなかった近くのマッサージやさんをついに予約。 行ってきました。 45分で2800円。 割りと平均的な値段なのかな。とはいえ、しょっちゅう通うには迷いがでるレンジの金額ですよね。 今回の人は上手だったなあ。最初に背中をずーと押すじゃないですか。 なんとなく、上手い人か、そうでもないのか、あれでわかりますよね。 ラッキーだった。

          昨日はマッサージ

          バラが咲いた

          ジョージ朝倉のマンガが大好きです。 なんていうんだろう、うまく帳尻をあわせられなくて、予定調和で終わらせられなくて、衝動のままに生み出されてる作品が多いような気がして、読んでても胸がざわざわして、平静じゃいられなくなってくる。 「溺れるナイフ」とか「ピースオブケイク」とか、映画化作品も増えてきているけど、それぞれ映画としてはよくできていると思うけど、やっぱりマンガの登場人物の重さには、ちょっと物足りないなあ。 この作品はデビュー作を含む初期短篇集。タイトル作品は奔放な女

          バラが咲いた

          夜明けまで1マイル

          村山由佳の小説。 NONNOの連載だったらしく、かなり軽いノリではあるけれど、 自分としては、かなりぐっとくる場面が多く。 人妻マリコさんと不倫真っ最中の大学生、涯(がい)。 オトナの女性の気の利いた扱い方なんか、わかるはずもなく、翻弄される毎日。 キャンパスでの生活。バンドでの悩み。 幼なじみのボーカリスト、うさぎとの微妙な関係。 「お前のベースなんか、いくらでも替えがきく」と言われ、落ち込む日々。 …ああ、なんだろう、このステレオタイプな青春。 でも、なんでこんなに「

          夜明けまで1マイル

          ヒョウ柄とギターと家具職人

          「 哀しきアルド・ノバ 」ってエントリーを書いたときに、「こんなにヒョウ柄が似合う人はいない」って書いたんだけど、僕が知ってる日本のロッカーの中で、ヒョウ柄が最高に似合うのは、この人です。 鶴川仁美(金髪の人ね)。 福岡出身のバンド「ザ・ロッカーズ」。陣内孝則がボーカルだったことで知られ、ルースターズやモッズとともに「めんたいロック」の一陣を担ったバンド。2003年には、玉木宏や佐藤隆太の出演で、その歴史が映画化されています。 鶴川さんは「ザ・ロッカーズ」のギタリストで

          ヒョウ柄とギターと家具職人

          哀しきアルド・ノバ

          こんなにヒョウ柄が似合うロッカーはめったにいない。 カナダの(産業)ロックンローラー、アルド・ノバ。 1981年デビュー。ファーストシングルの「Fantasy」が激売れ、ビルボードで23位を記録。 大好きだったなー。 曲はいいし、アレンジもビシバシ。ギターソロもリフづくりも最高だし、ボーカルは切ない。アクションもカッコいい。 ルックスもね、ちょっと小柄だけど、スリムだしイケメンだし。 産業ロックのマスターピースのような人。 なんで売れなかったかなー。 2枚目、3枚目

          哀しきアルド・ノバ

          フォクシー

          たしかボストンの「More than A Feeling」もどこかで使われてたと思う。1980年の「青春映画」(おお)、フォクシー・レディ。 ランナウェイズのシェリー・カーリーと若き日のジョディ・フォスターが出てる。他にはスコット・ベイオとか。 改めてDVDで見なおしたんだけど、やっぱりいい映画だったなあ。シェリーの役の娘はいろいろと問題があって世の中とあまりうまくやって行けず、結局ジャンキーの交通事故に巻き込まれて悲惨な死を遂げてしまうんだけど、友だちと飲んで大騒ぎして

          フォクシー

          ダリルのスタジオから

          ホール&オーツの名曲「ウェイト・フォー・ミー」。 79年の作品「X-Static」っていう名盤、ジャケットが鮮やかなブルーを基調にして、ビニールで包まれたラジカセが濡れてる、っていうデザインの奴。そこからのシングルヒット曲です。 ここでは「Live from Darly's House」(ダリル・ホールのハウススタジオから、ゴールデンメンバーでお送りする夢のようなオンライン番組)の一曲で、トッドラングレン&ダリル・ホールの顔合わせ。オリジナルとはがらりとアレンジを変えて、ス

          ダリルのスタジオから

          音楽は魔法

          大学でバンドやって、仲間の下宿に溜まって、毎日麻雀しながら呑んだくれるという、非常に身につまされるモラトリウム人間たちが、それでもそれぞれ自分を見つけていくという、ある意味よくあるストーリーなのだが。 意外とぐっとくるお話です。 最後のほうで卒業間際の追い出しライブのシーンがあるのだけれど、これがとくにすばらしい。ロック文学としてもなかなかです。大槻ケンヂの「ロッキン・ホース・バレリーナ」を彷彿とさせるような。 音楽は魔法です。ステージにはマジックがあります。ダメダメの人

          音楽は魔法

          ゾンビの恋とMTV

          「世界の終わりに、恋が襲ってきた。ゾンビ・ミーツ・ガール」。 「ウォーム・ボディーズ」。2014年の映画なんですが、アマゾンプライムで久々に見たのでアップしました。 一目惚れって大事だなあ。ゾンビの心臓さえ、ドキドキと動かしちゃうんだから。恋の霊験はあらたかで、すっかり生前? のイケメンぶりを取り戻したゾンビの男の子は、段々と顔色も戻り、好きになったニンゲンの女の子を守るために立ち上がるのです。スプラッタとラブコメがほどよくブレンドされた、味わい深い映画。正直、拾い物とい

          ゾンビの恋とMTV

          Only Love

          Only Love Can Break Heart When you were young and on your own 君がまだ若く 1人で生きていた頃 How did it feel to be alone? どんな気持ちだった? I was always thinking of games that I was playing. 僕も自分のゲームのことばかり考えてたけど Trying to make the best of my time. ずっと せいいっぱいやって

          CD10枚

          GEOのレンタルクーポンがあったので、ばっちり10枚借りてきた! 70年代、80年代のお気入りばかり。 Minute By Minute ドゥービーブラザーズ トム・ジョンストンが抜けて、マイケル・マクドナルドがフロントになり、 すっかりAORバンドになったときの1枚。名盤。 グラミーとか、ずいぶん受賞してたと思う。 78年かな。なつかしいな。 マイケル・マクドナルドとデビッド・フォスターが大好きな女の子がいて、 当時はLPだったけど、貸し借りしたり、ライブに一緒にいった

          いつかまた、巡りあうために

          「もう一度、初めからやり直させてくれ。 今、君と初めて会ったつもりで、おれは君と、恋愛がしたい」 ああ、なんという切ない、血を吐くような告白でしょう。 この直前に「結婚しても、子どもができても、人間はオトナになる訳じゃない」というセリフもあるんだけれど、男も女も、一生、大人気なく恋していたい。そういう気持ちは、ずっと心のどこかにあるんだよね。 「金妻」再読中。ご存知、80年代に大ヒットしたTBS金曜ドラマ「金曜日の妻たちへ」の原作。3シリーズあって、今回読んだのは第2シー

          いつかまた、巡りあうために