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哀しきアルド・ノバ

こんなにヒョウ柄が似合うロッカーはめったにいない。
カナダの(産業)ロックンローラー、アルド・ノバ。

1981年デビュー。ファーストシングルの「Fantasy」が激売れ、ビルボードで23位を記録。

大好きだったなー。

曲はいいし、アレンジもビシバシ。ギターソロもリフづくりも最高だし、ボーカルは切ない。アクションもカッコいい。

ルックスもね、ちょっと小柄だけど、スリムだしイケメンだし。
産業ロックのマスターピースのような人。
なんで売れなかったかなー。

2枚目、3枚目も、私は非常にツボだったのですが、なぜかずっとパッとせず。でも、持ち前の作曲能力を活かして、スタジオミュージシャンおよび作曲家の道に進んだようです。

マイケル・ボルトン、ブルー・オイスター・カルト、リタ・フォード(なつかしい…)や初期のボン・ジョビと仕事をしたり、ジョン・ボン・ジョビのソロやセリーヌ・ディオンにもたくさんの曲を提供。「Aldo Nova」で検索すると、ソロ・キャリアよりコンポージングの方が引っ掛かりが多いほど。

でも、ファンとしては、またフロントラインに立ってほしい。

むかしシンディ・ローパーの武道館公演を観に行ったとき、ツアーギタリストとして現れて、びっくりした。しかしすっかり激太りしたカントリーマンになっていて、「これじゃ、スティービーレイボーンじゃん…」と、ものすごくがっかりしたことを覚えています。

ダイエットしてね。

[Aldo Nova Fantasy 歌詞と訳詞]
Summer breeze makes you feel alright
Neon lights shining brightly make your brain ignite
See the girls with the dresses so tight
Give you love if the price is right
Black or white
In the streets there's no wrong and no right
so forget all that you see
It's not reality
It's just a fantasy
夏の風に吹かれて すっかりいい気分
まばゆいネオン・ライトがアタマを爆発させる
タイトなドレスでキメたあの娘
値段交渉妥結なら、即メイクラブ
ブラック & ホワイト
ストリートじゃ何でもあり
何もかも忘れて
何もリアルじゃない
これはただのファンタジー

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