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Only Love

Only Love Can Break Heart
When you were young and on your own
君がまだ若く 1人で生きていた頃
How did it feel to be alone?
どんな気持ちだった?
I was always thinking of games that I was playing.
僕も自分のゲームのことばかり考えてたけど
Trying to make the best of my time.
ずっと せいいっぱいやってきたよ
But only love can break your heart
でも愛は心を溶かしていく
Try to be sure right from the start
はじめからそうすればよかった
Yes only love can break your heart
愛だけが心を溶かしていく
What if your world should fall apart?
そのとき世界は どんなふうに見える?


ああ、やっぱりイイ歌だなあ…。
ポールとのデュエットなんて、えらくレアなビデオだけど、
やっぱりニールの歌心が光っている。

この曲が収められているのは
ニール・ヤング、1970年発表の3枚目のアルバム、
「アフター・ザ・ゴールド・ラッシュ」。

高校に入って音楽をやり始めたときに、
ガロから CSN&Y(4way street だっけ)へ行って、
それからニール・ヤングにハマった。

手に入るアルバムは全部聞いた。
「ハーベスト」、「渚にて」、「今宵その夜」、「ズマ」。
でも、「アフター・ザ・ゴールド・ラッシュ」は別格だった。

軽快な「テル・ミー・ホワイ」から始まって、
ほぼピアノ一本で切々と歌われる「アフター・ザ・ゴールド・ラッシュ」。
その次にこの「Only love...」が入っているのだけれど、
なんていうんだろう、というか、もう言葉がなかった。

すごくシンプルなメロディで、演奏で、
ボーカルも細く、音程も頼りなげで、
でも、心の奥の深いところが、揺さぶられてしかたなかった。

ちょうどお酒を覚え始めた頃で、
あの頃は剣菱一本やりだったのだけれど、
ほろ酔いでこの歌を聞いたりすると、もういけなかった。
胸が詰まって、苦しくなって。

どんなつらいことがあったって、この気持ちさえあれば、だいじょうぶ。

そんな愛に、自分はこれからめぐりあえるんだろうか。
考えると不安で、泣きたくなることも多かったけれど、
苦しい夜も何度もあったけれど、
この曲を何度も聴いて、涙をながすことで、救われる時があった。
癒されて、元気が出てくることがあった。

あれからずいぶんと経ってしまったけれど、
でも、この曲は、やっぱりいい。
あのとき感じた気持ちは、まだかすかに残っている。

(トップ画像→ Pixabay

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