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Lotus spirit/詩と朗読 poetry night 第87夜
合わせた手と手を開くように
うっすらとピンクがかった
白く柔らかな花弁が
空に向かって少し揺れた
💎詩と朗読 poetry night 第87夜は「Lotus spirit」。スキマ時間に聴いていただければ幸いです。↓
「Lotus spirit」
合わせた手と手を開くように
うっすらとピンクがかった
白く柔らかな花弁が
空に向かって少し揺れた
蓮池に渡された桟橋を歩いていくと
「詩の仲間たち展」とアトリエ郎女の話。/詩と朗読 poetry night 第85夜
「詩の仲間たち展」が好評のうちに終了した。
この6月下旬に、自宅の敷地内に建てたミニログハウス「アトリエ郎女」で、詩の同人会「火片」に所属する5人の女性詩人の詩画展を催したのである。
昨年、このアトリエで私個人の作品展を試験的に開き、まあまあ好評だった。この程度の小規模イベントなら私でもできる✨と自信がついたので、今年は仲間たちに呼びかけた。
とはいえ私は非健康な人間である。在廊する私の体調に合わ
朝の音/詩と朗読 poetry night 第81夜
夢の中で私はいつも小学生だ
天気は晴れ
父は銀行員
庭の花がうららかな風に揺れていて
(「朝の音」より)
🌿「詩と朗読 poetry night」 第81夜は「朝の音」。スキマ時間に聴いていただければ幸いです。↓
*****
「朝の音」
階下で動き回る気配に
目を開けた
洗濯機を回す音
味噌汁の匂い
母が昨夜の残りを温め直している
タンスの扉を
父が開け閉めする
掛けてあるベルトが
れんげ摘み/詩と朗読 poetry night 第80夜
厳しかった季節はもう終わり
さわさわ揺れる緑葉を踏みながら
わたしのほうへ
歩いてくるひとがいる
💎「詩と朗読 poetry night」 第80夜は「れんげ摘み」。
スキマ時間に聴いていただければ幸いです。↓
「れんげ摘み」
昨夜あんなに降った雨のあと
たくさんの蝶がとまっているような
小さな花が
春田(はるた)で次々と開いた
厳しかった季節はもう終わり
さわさわ揺れる緑葉を踏みながら
calling〜薇(ぜんまい)/詩と朗読 poetry night 第79夜
💎詩と朗読 poetry night 第79夜は
「calling〜薇(ぜんまい)」。
スキマ時間に聴いていただければ幸いです。↓
「calling 〜薇(ぜんまい)」
ひらいてごらん
微か(かすか)に湿りを帯びた
温かな声に
そろそろと眼をあけた
あなたの祈りが届きました
わたくしはあなたのしもべであり
共に歩む者
心を安んじて
生まれなさい
首をもたげ
祈りのカタチをほ
九份の猫と「春暁」/詩と朗読 poetry night 第78夜
人もまばらな裏通りも歩きました。
あちこちに猫がいて観光客に撫でられたりしていましたが、見上げる観光客(=私)を一顧だにしない猫もいました。
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💎詩と朗読 poetry night 第78夜は、
台湾旅行の話「九份の猫」と漢詩「春暁」。スキマ時間に聴いていただければ幸いです。
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「春暁」/孟浩然
春眠不覚暁
処処聞啼鳥
夜来風雨声
花落知多少