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仕事は「下りのエスカレーターを登る」ようなものなのです。

よく言われることですが、
仕事って
下りのエスカレーターを登るようなものです。

止まれば下がり、
普通に歩いて現状維持、
必死こいて走ってようやく登れる。

向上心がないと落ちていくんですよね。
キツイ話しですけど。

でもポジティブに考えれば
自分が成長していくのは面白いものですし、
世のため人のためになれる自分は
充実感とやりがいがありますよね。

やっぱり上がっていくっていいものです。

ただ、時には戦略的に止まることがあってもいいし、
ゆっくり歩くときも必要でしょうか。

これはライフプランやキャリアプランの
フェーズフェーズで考えてもよいと思います。

個性とは人としての基本の上にあるもの。
それを周囲と共有している人から放たれる。

キャリアや人生とは人それぞれです。

原則としては自分の思うように
好き勝手に決断し歩んでいけば良いのですね。

ただ社会人として、
大人として、
基本をないがしろにした
自分勝手は個性とは異なると言わざるを得ません。

憎まれっ子世に憚るとは言いますけど
そんな職業人を認めるわけにはいきませんからね。

周囲の理解や応援を得られない人や、
イノベーションにも繋がらない
自分勝手な自分大好き人間は
天才的な才能がない限りは
下りのエスカレーターの速度が速まることでしょう。

大きな期待と支持を得るには
人としての基本があって然るべきです。
良い仕事をするための前提だと思います。

ビル・ゲイツやスティーズ・ジョブズくらいの
天才なら話しは別ですけどね。

自分で自分を天才と位置付けるのは自由ですが、
天才で居続けるとか、
天才的に仕事をし続けるのは
かなりキツイです。

そこまでやるなら大いにやるべきですけど、
そんな意欲がないなら
ごく普通に働くのがいいでしょうね。

ある一面ではありますけれど
これからの時代に組織から高評価を受ける
存在価値が高くなる人物像って…

・人がやらないことを率先してやっている人
・人が嫌がることを笑顔でやっている人
・人がして欲しいことを先んじてやっている人

こういう人ではないでしょうか?

そしてこういう人は
スキルや経験というキャリアを手に入れて
さらに次のレベルの仕事が与えられるでしょうね。

いきなりやりたいことを求めても
そう簡単にはやらせてくれないのがこの世の常です。
だってみんなやりたいんですもん。

しかしきちんと組織に貢献したり、
周囲の人間の「ため」になれる人というのは
次の仕事のチャンスが来るものなんです。

「人間力」って最高のスキルであり、
それこそAIには
絶対に置き換えられないものなんですよね。

これからの時代は
エスカレーターに乗れない人が増えるでしょう。

一部の人しか乗れないエレベーターが
できてしまうかもしれません。

もしくは複数のエスカレーターを利用するとか、
地道に階段を登ったほうが
良いケースも出てくるかもしれません。

いずれにしても「キャリア」だと思います。

スキルと経験がないと
エスカレーターに辿り着けませんし、
辿り着いてもそこはスタートであり、
決してゴールなのでもありません。

仕事とは…
単なる職業の問題ではなく、
生き方とか、生き様でもあるんですね。

だから永遠にエスカレーターを登ることができるのでしょう。
そう、それこそが「天職」です。

「天職」って苦労が楽しいんですよ。
苦労したくない人は「天職」に出会えないものなんです。

下りのエスカレーターを登り続けるって
そういうことなのですね。


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