ギリ

持久系おっさん#陸上#中長距離#マラソン#駅伝#OTT#鉄紺#厚底#Jog&drink…

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持久系おっさん#陸上#中長距離#マラソン#駅伝#OTT#鉄紺#厚底#Jog&drink#BBDAN RUNNING CLUB#中学陸上部外部指導員#JAAFジュニアコーチ https://youtube.com/channel/UC-XCiLRi9E3BdKzCZUoc4_A

マガジン

  • 1000日後くらいにめっちゃ速く走るせがれ。

    高校へ進み寮に入った陸上長距離をやっているせがれの話。

  • おっさんがガチの陸上大会に出場しようと思った話。

    おっさんギリがガチの陸上競技会に出場しようと思ったその経緯、登録、練習、大会と、その模様を8000字オーバーの壮大なスケールで送る無料note!!

  • さあ、襷を繋ごう!

    おっさんがへーこら言いながら書き溜めた中学生の駅伝の話。

記事一覧

フルマラソンで3時間を切るということ。(アタック編)

どこよりも遅いBeyond2021振り返り。← 2021年最大の目標、フル3時間切り(サブ3)。 それを達成すべく、昨年末Beyond2021に参加してきました。​ 意気込みについては以…

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2年前
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フルマラソンで3時間を切るということ。

それを業界用語ではサブ3(さぶすりー)と呼びます。チャンネーとかシースーみたいな。 やれマラソンランナーの上位3%だの、ゴルフで言ったらシングルプレイヤーになるよ…

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2年前
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『1000日後くらいにめっちゃ速く走るせがれ』(600日目くらい)

久しぶり過ぎて、このタイトルが何のオマージュだったのか?それすら忘れてしまう程のお久しぶり。(100日後に死ぬワニ?)笑 そしてシリーズ化しておきながら、前回から1…

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2年前
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おっさんがガチの陸上大会に出場しようと思った話。完結(レース篇)

前話練習篇は↓↓↓です。 4月17日、第50回柏崎陸上競技選手権大会開幕。 おっさんが出場する1500mは4月17日、5000mは翌18日です。 この大会は小学生から社会人までが…

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3年前
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おっさんがガチの陸上大会に出場しようと思った話。(練習篇)

前話登録篇は↓↓↓です。 というわけで、陸連登録と柏崎選手権1500mと5000mへのエントリーを済ませたおっさん。 ここで今さらジローなんですけども、大切なこと言い忘…

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3年前
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おっさんがガチの陸上大会に出場しようと思った話。(登録篇)

唐突だが、この歳になってくると何かへの興味やドキドキ胸躍る感情というものに鈍感になってくる。 鈍感というより、そういうものを察知・認識するセンサーや回路が脳のド…

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3年前
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生きがいとは。

春は別れの季節。 勝手にお手伝いをするようになった中学陸上部との関わりも、4年を終えようとしている。 その間に、「やたら部活に来ては一緒に走ったりするただのおっ…

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3年前
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『1000日後くらいにめっちゃ速く走るせがれ』(125日目くらい)

125日目くらい 暑かった夏を越え、季節はすっかり秋。 朝晩めっきり涼しくなって、ランナーにとっては最高の季節。 コロナのアレにも少しずつ慣れ、例年通りとはいかな…

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3年前
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『1000日後くらいにめっちゃ速く走るせがれ』(40日目〜100日目くらい)

40日目くらい さてさて、新コロ休校も明け、せがれが寮に戻ってひと月ちょい。 7月11日。今シーズン初の記録会で3000m。 謎の「週に3秒速くなっている」発言。 その言…

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3年前
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走らせてあげたいL子の話。2

さて、おっさんが中学陸上部の外部コーチに着任してひと月が過ぎた。 新1年生の様子を見つつ、距離感を探りつつ、日々楽しくやっているところ。 コロナ明けでどこかフワ…

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4年前
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『1000日後くらいにめっちゃ速く走るせがれ』(今30日目くらい)

中学陸上部のポイント練習を終え 「あぁ、今日は良い練習だったな。次は設定をどうしようか?」 そんな事を考えながら湯船に浸かっていた。 サザンの勝手にシンドバットを…

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おっさんの自己満用レース履歴

2015年 9月 ジョギング開始 2016年 5月 柏崎潮風マラソンハーフ2:04’40(初レース) 10月 柏崎マラソンハーフ  1:46’21 2017年 4月 長岡ロードハーフ   1:3…

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さあ、襷を繋ごう!(男子編 最終話)

『怯まず前へ』 恐れ多くも、このタイトルは私が大好きな東洋大学陸上競技部 長距離部門のチームスローガンである。 彼らの、ひたむきに、ひたすらに、怯まず前へ進む姿…

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9

さあ、襷を繋ごう!(男子編 その9)

『総力戦』 レースは最終6区へ。 順位は9位。 今、我がチームの襷とその命運は、2年生アンカーFの肩にまさしく掛かっていた。 Fについては↓を参照。 実はアンカーの…

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さあ、襷を繋ごう!(男子編 その8)

『肝 -kimo-』 さて残すは5区と6区のみ。 順位は9位。(県駅伝出場権は10位まで) 我がチームの5区はK。 Kは110mハードルと幅跳びの選手で、4×100mリレーのメンバー…

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さあ、襷を繋ごう!(男子編 その7 )

『ふたりの助っ人』 レースは4区へ。 レース展開はというと、1位と2位が大きく抜け出し、離れて3位と4位。少し離れた5位以下はやや縦長の展開。 しかし5位から出場圏…

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フルマラソンで3時間を切るということ。(アタック編)

フルマラソンで3時間を切るということ。(アタック編)

どこよりも遅いBeyond2021振り返り。←

2021年最大の目標、フル3時間切り(サブ3)。

それを達成すべく、昨年末Beyond2021に参加してきました。​

意気込みについては以下をご参照くんなさい。↓

2021年12月28日火曜日
Beyond前日。

夜勤を終え家路に着く。
地元新潟は折りしも大雪。
高速道路が通行止めにならない事を祈りつつ宿を取った水戸へ出発。
4時間半後無事

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フルマラソンで3時間を切るということ。

フルマラソンで3時間を切るということ。

それを業界用語ではサブ3(さぶすりー)と呼びます。チャンネーとかシースーみたいな。

やれマラソンランナーの上位3%だの、ゴルフで言ったらシングルプレイヤーになるより難しいだの、でもアルコールで言う3%はジュースじゃね?とか、もうよく分からなくなります。

「40も過ぎて無駄に体重が増えてきたし、何かしないと本格的にヤバい」

というありきたりの理由から2015年に始めたジョギング。

最初3キロ

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『1000日後くらいにめっちゃ速く走るせがれ』(600日目くらい)

『1000日後くらいにめっちゃ速く走るせがれ』(600日目くらい)

久しぶり過ぎて、このタイトルが何のオマージュだったのか?それすら忘れてしまう程のお久しぶり。(100日後に死ぬワニ?)笑

そしてシリーズ化しておきながら、前回から1年以上放置したこと、心からお詫び申し上げます。

ちょっと忘れている方も多いと思いますので、ここまでのあらすじをダイナミックにおさらいしますね。

2020年の春。せがれ、陸上がやりたくて進んだ高校。入学と同時に寮生活を始めるもコロナ

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おっさんがガチの陸上大会に出場しようと思った話。完結(レース篇)

おっさんがガチの陸上大会に出場しようと思った話。完結(レース篇)

前話練習篇は↓↓↓です。

4月17日、第50回柏崎陸上競技選手権大会開幕。

おっさんが出場する1500mは4月17日、5000mは翌18日です。

この大会は小学生から社会人までが出場でき、もちろんおっさんがお手伝いしている中学の陸上部の子らも出場します。
彼ら、彼女らと同じ舞台で走ることを願い、それが実現したことが何より嬉しく、それと同時に下手な姿は見せられないと気が引き締まりました。

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おっさんがガチの陸上大会に出場しようと思った話。(練習篇)

おっさんがガチの陸上大会に出場しようと思った話。(練習篇)

前話登録篇は↓↓↓です。

というわけで、陸連登録と柏崎選手権1500mと5000mへのエントリーを済ませたおっさん。

ここで今さらジローなんですけども、大切なこと言い忘れていました。

そうです、ここまで「おっさんの走力」という最も重要なファクターに一切触れられていません。

そう!「おっさん程度の走力で選手権に出て良いのか問題」

ですがまあ、ここはアスランで過去5年の当該大会のデータを見て

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おっさんがガチの陸上大会に出場しようと思った話。(登録篇)

おっさんがガチの陸上大会に出場しようと思った話。(登録篇)

唐突だが、この歳になってくると何かへの興味やドキドキ胸躍る感情というものに鈍感になってくる。
鈍感というより、そういうものを察知・認識するセンサーや回路が脳のドグマに埋没して反応しなくなる、とでも言おうか。(のっけから何言っとんねん)

スキー、スノボ、野球にゴルフ、競馬、ゲーム、釣り。

若いころあれだけやっていた遊びや趣味。

寝ずにやっていたゲームでさえ、こないだ今流行りの「馬娘」をインスト

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生きがいとは。

生きがいとは。

春は別れの季節。

勝手にお手伝いをするようになった中学陸上部との関わりも、4年を終えようとしている。

その間に、「やたら部活に来ては一緒に走ったりするただのおっさん」から、2019年に「日本スポーツ協会公認陸上コーチ1のおっさん」となり、2020年度には正式に「柏崎市立○○中学校陸上競技部外部指導員のおっさん」となった。

先生には転勤や顧問の変更があるので、同じ部活でひとつの学年を3年間見る

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『1000日後くらいにめっちゃ速く走るせがれ』(125日目くらい)

『1000日後くらいにめっちゃ速く走るせがれ』(125日目くらい)

125日目くらい

暑かった夏を越え、季節はすっかり秋。

朝晩めっきり涼しくなって、ランナーにとっては最高の季節。

コロナのアレにも少しずつ慣れ、例年通りとはいかないまでも、新しい生活様式の下、大会や記録会も開催されるようになってきた。

せがれのスネの疲労骨折が判明して2カ月。

最低3カ月、走ることを禁止されたせがれは、許されたトレーニング、筋トレバイクスイム、筋トレバイクスイムを「復帰し

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『1000日後くらいにめっちゃ速く走るせがれ』(40日目〜100日目くらい)

『1000日後くらいにめっちゃ速く走るせがれ』(40日目〜100日目くらい)

40日目くらい

さてさて、新コロ休校も明け、せがれが寮に戻ってひと月ちょい。

7月11日。今シーズン初の記録会で3000m。

謎の「週に3秒速くなっている」発言。

その言葉に嘘偽り無く、見事にベストを30秒更新してみせた。

あっぱれ。

それにしても帰寮1ヶ月ちょいでこのタイムには驚いた!と同時に一抹の不安が…。

いやいやと、その言葉をグッと飲み込み

「ナイスラン!でも絶対無理はしな

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走らせてあげたいL子の話。2

走らせてあげたいL子の話。2

さて、おっさんが中学陸上部の外部コーチに着任してひと月が過ぎた。

新1年生の様子を見つつ、距離感を探りつつ、日々楽しくやっているところ。

コロナ明けでどこかフワついていた子供達も少しずつ日常を取り戻し、見える景色もそれの前に戻りつつある。

ただ違うのは、競技場に入るときの体調管理シートの提出や、新しい生活様式の励行。

仕方ない。

そんなある日の部活終わり。

帰ろうとするおっさんにつかつ

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『1000日後くらいにめっちゃ速く走るせがれ』(今30日目くらい)

『1000日後くらいにめっちゃ速く走るせがれ』(今30日目くらい)

中学陸上部のポイント練習を終え
「あぁ、今日は良い練習だったな。次は設定をどうしようか?」
そんな事を考えながら湯船に浸かっていた。

サザンの勝手にシンドバットを聴いてゆっくり温まりながら「これが40年以上前の曲なのか…やっぱサザンはモンスターや」とか言いつつガーミンを同期し眺めていると「ポキポキ」っとスマホが鳴った。(情報量)

4月から高校に進学したが、この時世で5月の終わりにやっと寮に戻っ

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おっさんの自己満用レース履歴

おっさんの自己満用レース履歴

2015年

9月 ジョギング開始

2016年

5月 柏崎潮風マラソンハーフ2:04’40(初レース)

10月 柏崎マラソンハーフ  1:46’21

2017年

4月 長岡ロードハーフ   1:39’27

5月 柏崎潮風マラソンフル 4:24’33(初フル)

10月 柏崎マラソンフル  3:58’26

2018年

3月 立川シティハーフ

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さあ、襷を繋ごう!(男子編 最終話)


『怯まず前へ』

恐れ多くも、このタイトルは私が大好きな東洋大学陸上競技部 長距離部門のチームスローガンである。

彼らの、ひたむきに、ひたすらに、怯まず前へ進む姿が大好きだ。

我が愛すべき小僧達も、懸命に、ひたすらにここまで襷を繋いできた。

県駅伝出場を懸けた戦いは最終6区。

順位は10位。(県駅伝出場は10位まで)

走るのは2年生のF。

Z君の襲撃を何とかやり過ごし(抜かれたけど)

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さあ、襷を繋ごう!(男子編 その9)


『総力戦』
レースは最終6区へ。

順位は9位。

今、我がチームの襷とその命運は、2年生アンカーFの肩にまさしく掛かっていた。

Fについては↓を参照。

実はアンカーの人選には一番頭を悩ませた。

出場権争いは毎年必ず秒差の大激戦になる。

そして今年の我がチームは必ずその中にいる。

そんなとき勝負を分けるのは「気持ち」。

こと競り合った時の気持ちの強さはピカイチのF。

そして己の弱さ

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さあ、襷を繋ごう!(男子編 その8)


『肝 -kimo-』

さて残すは5区と6区のみ。

順位は9位。(県駅伝出場権は10位まで)

我がチームの5区はK。

Kは110mハードルと幅跳びの選手で、4×100mリレーのメンバーでもある。
あと、部の円陣で声出しをする係。
あと、恐竜と兵器をこよなく愛している。
そしてハイテンションか沈んでいるかどちらか。
まあ、基本的には元気な声のデカい愉快な男である。

そんなKは「長距離が大嫌

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さあ、襷を繋ごう!(男子編 その7 )



『ふたりの助っ人』

レースは4区へ。

レース展開はというと、1位と2位が大きく抜け出し、離れて3位と4位。少し離れた5位以下はやや縦長の展開。

しかし5位から出場圏外の11位までは35秒差しかなく、ひとつのミスが命取りになる予断を許さない状況となっていた。

前半3人の頑張りで6位と最高のスタートを切った我がチーム。

しかしそのタイム差を見ると、入賞もあれば出場権を逃す場合もあるという

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