#55【これから学校の先生になるあなたへ】多様性社会で受容的に生きるために
本記事を一言でまとめると、
「若手の先生よ、多様な価値観をもつ子どもたちを、受容するところから始めよう!」
です。
教職9年目、職場では中堅と言われますが、まだまだ若手の気持ちでいたい《たまちゃん》です😄
【これから先生になるあなたへ】では、教育実習生や若手の先生に向けて、お伝えできることをまとめていきたいと考えています。
多様性社会
「多様性(ダイバーシティ)」「多様性社会」といった言葉はたくさん耳にしたことがあると思います。
多様性(diversity)とは、
と定義されているようです。
社会的な意味で使われることが多い「多様性」とは、LGBTQ+や移民、障害を持つ人や女性といったマイノリティの人たちに関するイメージを指す場合が多いです。
これらの人たちに社会の目が向けられるようになってきたことは、確かなことです。
ただ、「多様性」は目に見えるものだけではありません。
一人ひとりの考え方や価値観などの内面的な特徴についても、「多様性」は存在します。
他人にされて嫌なことはしない
考え方や価値観などの内面的な特徴にも、多様性は存在する。
このことを考えてみたいと思います。
私は親から、「他人にされて嫌なことは自分も他人にしてはいけない」と教わってきました。
そして、自分も今までそのように生徒に指導してきました。
しかし、「多様性」について考える機会が増えた中で、何かが違う、ということに気付かされました。
という点です。
自分は叩かれることを嫌がっていても、別の誰かは叩かれることを嫌がらないかもしれません。
そうすると、「他人にされて嫌なことは自分も他人にしてはいけない」という指導の根底が崩れます。
このとき、「そんな反論をするんじゃない!」と言ってシャットアウトしてしまっては、多様性を受容できなくなってしまいます。
受容的に
では、どう指導(声かけ)をしていけば良いか考えてみます。
まずは、先生の心の中に、
という意識をもつところから始めます。
まずは、相手の考えを受け入れるところから始めてみましょう。
自分と違う考え方をもった人が同じグループにいる。
自分が育ってきた中で考えたこともないようなことを考えている生徒が目の前にいる。
そういった事実をまずは自分の中に受け止めてみましょう。
相手が同僚であろうと、保護者であろうと、生徒であろうと、このスタンスは変わりません。
受けとめた上で対話が始まれば、本当の意味で「多様性を受容する」スタートを切れるかもしれません。
アドバイス(まとめ)
本記事を一言でまとめると、
「若手の先生よ、多様な価値観をもつ子どもたちを、受容するところから始めよう!」
です。
多様性社会と言われる現代こそ、まずは受け止める(受容する)力が必要になってくるかもしれません。
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