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【オルタナティブ学童】非認知能力を伸ばすために必要なものとは?

こんにちは!
2025年4月から今までの学童の常識を覆すオルタナティブ学童クラブを立ち上げようと思っている藤森です。

私の18年間の保育園・児童館・学童クラブ勤務で培った児童健全育成理論、
そして目指している理想の学童クラブについて綴っていこうと思います。

起業までの道程もストーリー形式で綴っていくつもりです!

最後までお付き合い頂けたら嬉しいです!


旬のタケノコを掘ってきました

果樹園での農作業・起業セミナーのSTP分析シート作成・読書etc…と
今週も 慌ただしくも 楽しい日々を送っております。

今週は雨の日が続いたので…
除草作業&竹林の手入れのついでに
旬のタケノコを堀ってきました! ←学童と何にも関係なくてすみません…

想像以上に立派なタケノコ!

ちなみにこのタケノコは破竹(淡竹)という種類です。
破竹の勢いで伸びるのでタケノコ堀りはタイミングが重要。
山のふもとは山菜が勝手に生えてくるので
 旬の食材ほどタダで手に入ります。

掘ってきたタケノコは両親の友達やご近所さんに配りました!
おすそ分け・物々交換は田舎の文化です。

タケノコをみんなで掘る→みんなでおいしく食べる!
こういう非日常体験を子どもたちにも経験させてあげたいなぁ~
(でもタケノコ堀りだと時期やタイミングが難しいか…)

私は
実体験こそ最高の学び(子ども時代は特に‼)
だと思っているので
子どもたちには多種多様なリアル体験を積ませてあげたいと思っています。

そのためのイベントも色々と考えております。
※イメージはこんな感じ?…小学生×体験学習で検索しました。 ↓

保護者の皆様
中学受験で小学校の3年間を勉強漬けにするなんてもったいないですよ。
小学生は知識を詰め込むよりしっかりと感性を磨くべきだと思います。

あくまで個人の感想ですが…

さて
本題に入ります!


非認知能力よりやっぱり認知能力が大切?

私は初回の記事から一貫して
今までの学童の常識を覆すオルタナティブ学童クラブを立ち上げる!
と宣言していますが

巷では 認知能力を伸ばす支援をしてくれる民間学童 が人気のようです。

民間学童保育おすすめ一覧!公立学童との違いも解説 | コエテコ byGMO (coeteco.jp)

人気の民間学童10選 だそうです

この少子化時代にこんなに民間の学童が新規OPENする理由は
共働きの増加学童保育の量的不足が主な要因ではあると思いますが
公営学童が利用者ニーズを満たせなくなった(託児だけでは不満)こと
も背景にあると思います。
※公立学童の課題については知りたい方はこちらの記事をご覧ください ↓

民間学童に求められているものとしては下記の3つがメインのようです。

  • 公立学童より長い時間預かってほしい(延長保育)

  • 育成中に習い事をさせたい(学習プログラムや送迎サービス)

  • 中学受験対応が充実しているかどうか(手厚い学習環境)

中学受験の過熱も民間学童希望者の増加と関係しているようです。

私は正直言って息苦しさを感じてしまいますね…
オールイングリッシュで過ごす学童などは特に
本人の意思での入所でなければ地獄なんじゃないか…と思ってしまいます。
※もちろん本人の意思なら素晴らしい環境だと思います。

一方で…

非認知能力を伸ばしますって民間学童はあまり聞かなくないですか?

こんなに非認知能力に注目が集まってきているというのになぜでしょう?

非認知能力なので可視化できない(数値化しづらい)から
とか
非認知能力と呼ばれるものの種類が多すぎるから
など
色々理由はあると思いますが…

一番の原因はきっと

多くの子どもを育てる大人(保護者・教育者)側がいまだに

やっぱり認知能力が一番大切!

認知能力が子どもの将来を左右する!

という
認知能力至上主義的な価値観から抜け出すことができないから
じゃないかな~と思います。

実際
認知能力向上・中学受験合格を売りにする民間学童が人気なのですから。
※もしそうでなければ? それは怖すぎるので想像したくありません…

でも
認知能力偏重の弊害について書いた記事もあります ↓

子ども時代に一生懸命認知能力を伸ばした結果…
日本のサラリーマンは世界一学んでいない(学ぶことをやめる)んです…

私は
日本人が15歳までは世界トップクラスなのに大人になると伸びなくなってしまうのは
子ども時代に非認知能力を育てないからだ
と思っています。

皆さんはどう思いますか?


日本には非認知能力を育てる環境が足りない

いきなりですが
21世紀型スキルってご存じですか?

ちなみに私は今週初めて知りました(笑)…

ここではすべてを詳しく説明はしませんが ←出来ないともいう…
21世紀型スキルの中でも重要とされているのが「4つのC」です。

「4つのC」とは

  • Creativity(創造性)

  • Critical Thinking (批判的思考)

  • Collaboration(協働・協調性)

  • Communication (コミュニケーション)

です。
「4つのC」は非認知能力の一部と呼んでも差し支えないでしょう。

そしてもうちょっと調べて
「4つのC」の伸ばし方に関する記事も見つけました。

この記事では家庭で実践できる簡単な方法を紹介しているそうですが

  • 子どもの話に耳をかたむけること

  • 子どもと一緒に食事を作ること

  • 親は口出ししすぎないこと

  • 子どもの言うことを否定しないこと

これが簡単にできる保護者の方は間違いなく非認知能力が高いと思います。

出来ない人にとっては勉強を教えるよりはるかに難易度が高い方法です。

こんな記事もありました ↓

つまり…
非認知能力を伸ばすためにまず必要なのは

非認知能力が高い大人のいる環境で過ごすこと

です。

そして

非認知能力が高い仲間のいる環境で過ごすこと

です。

最終的には友達同士・仲間同士での関わりを通して認知能力・非認知能力をバランスよく磨いていくのがベストな選択肢だと思いますが
まずは私たち大人が
認知能力至上主義的な価値観から抜け出すために

認知能力が高いほうが受験では有利かもしれないが…
長い人生を歩んでいくうえで本当に受験に有利という理由で小学校高学年の子どもたちに受験勉強をさせることが良いことなのだろうか…

とじっくりと考える…

このようなCritical Thinking(批判的思考)力を磨いていきたいものです。

ということで私は
オルタナティブ学童スタッフの非認知能力の高さを理解してもらうため
そして
子どもたち一人ひとりの伴走支援をする能力にさらに磨きをかけるために
これからも頑張って 勉強 & 発信 していこうと思います!

あ!
来年一緒にタケノコ掘りたい方はコメントください!


オルタナティブ学童&こどもの居場所事業は
家庭や学校、塾や習いごととはちょっと違う「人間力を身に付ける場所」

2025年4月開所予定!

オルタナティブ学童「ピカイチ(仮)」
「託児」がメインだった今までの学童に、非認知能力を伸ばす多彩な取組みを導入し、これからの時代を生き抜く子ども達をのびのびと、健やかに、逞しく育てます!

子どもの居場所「こどものスタバ(仮)」
非認知能力を伸ばす 伴走型支援ができる 優秀なスタッフたちが運営する「こどもの自立をサポートするハイスペックな遊び場&イベントスペース」です。

この人たちなんだか面白そう…と思った方!
私もそんな人たちとつながりたいなぁ~と思った方!
私にも何かできるかも…と思った方!
是非ともつながりを作っていきましょう!

コメントお待ちしております!
今回も、最後までお読みいただきありがとうございました!

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