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【オルタナティブ学童】教育シンポジウム 次の10年、学校教育は何を目指すのか①

こんにちは!
2025年4月から今までの学童の常識を覆すオルタナティブ学童クラブを立ち上げようと思っている藤森です。

私の18年間の保育園・児童館・学童クラブ勤務で培った児童健全育成理論、
そして目指している理想の学童クラブについて綴っていこうと思います。

起業までの道程もストーリー形式で綴っていくつもりです!

最後までお付き合い頂けたら嬉しいです!


今日は教育シンポジウムです。

早起きして家事を済ませたので
はりきって2時間前から大崎ブライトコアホール前のスタバで読書をしながら開場を待ちました。

子どもたちは皆バスケ。
長男は地区大会決勝で、妻と長女が応援に。
すでに都大会出場は決まっているため今日は観なくても平気!

次男は午後から練習なので お昼は自分で作って食べるとのこと。
最近は水ようかんを作ったり
コーラ寒天なる創作デザートを作ったりと調理に楽しみを見出したようです。
今日はわらびもちを作る!と言っていました…。


30分前に会場入り

開場と同時に受付へ!
目指すは自由席の一番前です。

席をとったら参加者向け資料に目通し。

さすがに時代の最先端を走る株式会社立の学校です。
もうこの資料に目を通していくだけで今日の講演への期待が高まります。

それから廊下の展示コーナーへ

明蓬館 東京・国立SNEC

おぉ 近いところにもあるのか…
これは是非とも見学させて頂きたい。
しかし…
まだ始まっていないというのにこれでは
7時間も集中力が持たないかもしれないなぁ…。


東田直樹さんの講演

シンポジウムは市川力さんのあいさつからスタート。
そして
日野公三さんから今日のシンポジウムの趣旨と流れの説明。

ていうか…
今日この会場に来ている人たちの顔ぶれがすごすぎる。
こんなことならもう少しフォーマルな服装のほうが良かったかな…。

第一部の基調講演スタート

作家の東田直樹さんが登壇。
お父さん・お母さんが隣でサポートするようです。

 東田さんは高度の自閉症で発語がとても苦手だけれども
パソコン
文字盤ポインティングという
 文字盤のアルファベットを指さしながら発声するという方法でコミュニケーションが取れるそう。

東田さんがパワーポイントのスライドを操作すると
スクリーンに文章が映し出されました。

そこにはこれから話すであろう内容が文章で書かれていました。

 なるほど
のスライドの文字を音声に変換して講演するということか…。

1ページ目には
はじめの挨拶と
「私は言葉がうまく話せないので ここから先は 音声変換機能を使ってお話ししていきます」
というような内容が書かれていました。

ここから先は?

という部分に私が引っかかっていると
東田さんはスライドに書いてある文章を
1文字1文字手元の文字盤を使いながら

一生懸命頭の中から文字を見つけ出し
一つひとつ取り出してはつなげていく

といった感じで話し始めました。

数行の挨拶ですが
何回もつっかえたり緊張で汗をかいたりしながらも
一生懸命自分の言葉で伝えようとしており
お母さんはその横で冷静に状況を見ながら支援をしていました。

その支援とは「はげまし 勇気づけて じっと待つ」

「大丈夫だよ」などと声をかけたりすることはありましたが
東田さんのセリフを一文字たりとも先回りして補足したり
客席にわかりやすい言い回しに言い換えて伝えよう
などということは一切せず
東田さんが自分の口から言葉を発するまでじっと待っていました。

東田さんは
あえて自分の肉声で伝えることで
自身の障害についてのリアルを肌感覚で感じてもらったうえで
自分がどのようにして学んでいったのかを参加者に伝えたかったのかなと思います。

隣でサポートするお母さんはそんな息子さんを
信じて伴走支援してきたのでしょう。

  • 先回りしない

  • 子供を信じて待つ

  • 感情をしっかりとコントロールしながら認めたり勇気づけたりする

伴走支援するお母さんの姿に
本物の教育者のあり方を強く感じました。

 もう このような表現方法で講演がはじまった時点で
この東田さんという方がどれだけ自立した人なのかが理解できました。

 私の表現力ではこれ以上お伝えすることは難しいので
ぜひ東田さんの講演があれば行ってみてください。
私は講演終了後に書籍を買いました!

最新作です!

そして
この東田直樹さんの基調講演を通して
日野公三さんの教育は間違いなく日本の最先端の教育の一つであり
 これが
スペシャルニーズを持つ子どもたちへの個別最適な教育の成果なのだ
と理解しました。

  • 異端は認められれば先端になる

  • 個別最適化の極大化

  •  ハンディキャップではなく スペシャルニーズである

  •  ICT 教育こそ 障害者のための教育である

日野さんが語っていたセリフ 一つ一つを
シンポジウムの参加者として
もっと日本中に届けていかなければいけないな~と感じました。

なんかメッチャ真面目な文章になった!

1回では全く書ききれないので 次回に続きます!


オルタナティブ学童&こどもの居場所事業は
家庭や学校、塾や習いごととはちょっと違う「人間力を身に付ける場所」

2025年4月開所予定!

オルタナティブ学童「ピカイチ(仮)」
「託児」がメインだった今までの学童に、非認知能力を伸ばす多彩な取組みを導入し、これからの時代を生き抜く子ども達をのびのびと、健やかに、逞しく育てます!

子どもの居場所「こどものスタバ(仮)」
非認知能力を伸ばす 伴走型支援ができる 優秀なスタッフたちが運営する「こどもの自立をサポートするハイスペックな遊び場&イベントスペース」です。

この人たちなんだか面白そう…と思った方!
私もそんな人たちとつながりたいなぁ~と思った方!
私にも何かできるかも…と思った方!
是非ともつながりを作っていきましょう!

コメントお待ちしております!
今回も、最後までお読みいただきありがとうございました!

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