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【読書】『ムスコ物語』ヤマザキマリ著(幻冬舎)

『ムスコ物語』 ヤマザキマリ

『ムスコ物語』 ヤマザキマリ

あらすじ
国籍?いじめ?血の繋がり?受験?将来?は?なんだそりゃ。
「生きる自由を謳歌せよ!」
『ヴィオラ母さん』で規格外の母親の一代記を書いた著者が、母になり、海外を渡り歩きながら息子と暮らした日々を描くヤマザキマリ流子育て放浪記。
●いじめっ子のところに押し掛ける
●エリート学校こっちからお断り
●一緒に遊ぶ。むしろ自分の方が遊ぶ
●宿題で寝られないような学校はやめちまえ!……『ヴィオラ母さん』で規格外の母親の一代記を書いた著者が、母になり、海外を渡り歩きながら息子と暮らした日々を描くヤマザキマリ流子育て放浪記。ムスコによる「ハハ物語」も収録
「息子にとってこの世で誰よりも理不尽でありながらも、お人好しなほど優しい人間である母ヤマザキマリ。そんな母のおかげで国境のない生き方を身につけられた私は、おかげさまでこれから先も、たったひとりきりになったとしても、世界の何処であろうと生きていけるだろう。」――山崎デルス(ムスコ)

『ムスコ物語』
ヤマザキマリ / 著
幻冬舎
価格:定価 1,650円(本体1,500円+税10%)
ISBN:9784344038196C
コード:0095
発売日:2021/08/04
カテゴリー:単行本、エッセイ文学

  幻冬舎より引用

幻冬社の『小説幻冬』のヤマザキマリさんの連載をまとめた本書『ムスコ物語』。
面白い。
実に面白い。
連載エッセイをまとめた本だけあって、どこから読んでも面白い。
一気読みして、またさらに読み返してしまった。
それくらい面白い。

ヤマザキマリさんとヤマザキマリさんの息子のデルス君のお話だ。
息子であるデルス君に常時全力で向き合うヤマザキマリさんに釘付けになりながらも、冷静なデルス君。

そんなデルス君から母であるヤマザキマリさんへのあとがき『ハハ物語』が秀逸!

世界各地で暮らしたヤマザキマリさん親子は、まさに「国境のない生き方」だ。

また、もう一度、読み返してみよう。

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